【知ってお得⑤】フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグって?

 

いまやよく知られる用語であるGAFA。

これは、米国の巨大IT会社(企業)であるGoogle、Amazon(アマゾン)、Facebook、Appleの頭文字を取った総称です。

その中で、世界で最も名を知られている人物の一人であろうFacebook(フェイスブック)の創業者であるマーク・ザッカーバーグについてお伝えします。

 

マーク・ザッカーバーグってどんな人?

 

まずは、マーク・ザッカーバーグの生い立ちや家族のことについて紹介します。

 

生い立ち

 

幼い頃のマーク・ザッカーバーグと姉妹たち

 

マーク・ザッカーバーグは、1984年5月14日、アメリカで生まれました。

歯科医を自宅に開業する父を持ち、裕福な家庭に生まれ、三人の女兄弟の内の唯一の男の子だったマーク・ザッカーバーグは人一倍大切に育てられました。

両親からは「プリンス(王子)」の愛称で呼ばれ、父親は幼いマーク・ザッカーバーグのやることなすことすべてを受け入れるほど甘い父親だったそうです。

しかし「みんながやっているからやりたい」といったバスケットボールは買ってもらえませんでした。

友達の影響や、周りに流されることには断固として反対されたそうです。

その一方で、本気度が確認できたら惜しまず投資し、それにどう応えるかが父親の楽しみになっていたようです。

 

マーク・ザッカーバーグの配偶者と慈善活動

 

マーク・ザッカーバーグの配偶者は、ベトナム人の両親を持つプリシラ・チャンで、アメリカの小児科医であり、慈善活動家です。

彼女は、1985年2月14日生まれ、マーク・ザッカーバーグと同い年で、交際は、フェイスブックができる前から始まっていたそうです。

これまでにマーク・ザッカーバーグとチャンは、以下のような寄付を行っています。

 

①サンフランシスコ病院(チャンの勤め先)に75,000ドルの寄付

 

②シリコンバレー・コミュニティ財団に180万株(9億7,000万ドル相当)を譲渡

 

③サンフランシスコ・ベイエリアの公立学校に1億2,000万ドルの寄付

 

④チャン・ザッカーバーグ・イニシアチヴに保有するFacebook(フェイスブック)株の99%の寄付を発表

 

チャン・ザッカーバーグ・イニシアチヴとはマーク・ザッカーバーグとチャンが新たに設立した福祉と教育をテーマにした慈善団体のことです。

マーク・ザッカーバーグは、公開した手紙で「チャン・ザッカーバーグ・イニシアチヴが人間の可能性をさらに前進させ、次世代の子どもすべてが平等を享受できるようにすること」を目指すと説明しました。

チャンの慈善活動の目標は、教育や福祉、科学であり、マーク・ザッカーバーグの慈善事業に関しても彼女の影響が大きいと言われています。

また、2016年にカリフォルニア州に、妊娠検診、子どもの13年間の教育が無償な学校、プライマリー・スクールの設立計画を発表しました。

これまでに、クロニクル・オブ・フィランソロピーによる「寛大なアメリカ人慈善活動家トップ50」に掲載されています。

第三回ヴィジョナリー・オブ・イヤー賞にもノミネートされています。

この賞は、世界をいいものにし、新しい革新的な仕事の仕方で変化を促すことを目指したリーダーを称えるものです。

さらに、カリスマ投資家ウォーレン・バフェットも、「今の30代は昔の70代」といい、昔なら70歳で行っていたような資産の寄付を今の実業家は30歳でやる、と称賛しました。

巨額の寄付と賞へのノミネートと、世間からの評価は高い一方、この「巨額寄付」は、莫大な金をかけたイメージアップなのではないかという疑問の声も生じています。

こうした慈善活動には注目が集まります。

しかも毎回「巨額」であり、メディアも取り上げます。

こういった広がりは一種のプロモーション活動でFacebook(フェイスブック)の利用者拡大を狙ったものと批判的にとらえる人もいます。

ある意味ではイメージアップを狙った莫大な投資と捉えられるのかもしれません。

また、寄付による節税ではないか、との声も上がっています。

アメリカの税制は、サンディエゴ大学法科大学院のビクター・フライシャー教授によると、有限会社が株式を売却した場合は莫大なキャピタルゲイン税を支払わなくてはなりません。

フェイスブック株が今後も上昇を続けた場合はなおさらです。

しかし、この慈善団体が慈善活動に寄付をすれば、マーク・ザッカーバーグは税控除を受けることできます。

さらに、株そのものを寄付すればいかなる税金も生じない上に、その株の評価額分の税控除は受けることが可能です。

問題なのは世界最大級の富がありながら、それについて一切税金を払わない可能性があるということです。

大富豪の慈善活動への寄付の背景には税金システムも存在しています。

寄付をした行為を絶賛するのではなく、社会全体のニーズを満たす活動が必要です。

慈善団体が、必要としているニーズに資金を拠出することはめったにないそうです。

アメリカの法律の仕組みなだけであり節税を非難することはできませんが、一部の声では、社会はそうした資金の使い道を大富豪個人の知恵に任せるべきではなく、一種の富裕税として一律に徴収必要があると考えているようです。

 

マーク・ザッカーバーグの映画

 

マーク・ザッカーバーグのFacebook(フェイスブック)立ち上げまでの軌跡は、映画にまでなっています。

「ソーシャル・ネットワーク」原題(The Social Network)は、2010年のアメリカの映画でフェイスブックを創設したマーク・ザッカーバーグらを描いた映画です。

以下、あらすじを簡単に紹介します。

 

マーク・ザッカーバーグがガールフレンドと口論になり振られるシーンから始まります。

「あなたがモテないのはオタクだからじゃなくて、性格がサイテーだからよ」と一蹴され、怒ったマーク・ザッカーバーグは、ブログに彼女の悪口を書きまくり、腹いせにハーバード大学のコンピューターに不正アクセスし女子学生の写真を集め、女の子の顔の格付けサイト「Facemash」を立ち上げてしまいます。

サイトは瞬く間に話題になり、膨大なアクセス数により、4時間で大学のサーバーをダウンさせてしまいます。

後日、呼び出しを食らい、半年間の保護観察処分を受け大学中の女の子の嫌われ者になってしまいます。

そこへ、双子兄弟が現れ、出会い目的の「ハーバード・コネクション」の制作協力の依頼を受けます。

そこにヒントを得たマークは双子兄弟にはこっそりと接触を避けながら「The Facebook」を誕生させました。

それに気づいた双子兄弟は、アイディアの盗用だと訴えようとしましたが自制します。

その後ショーンパーカーが「The Facebook」に興味を持ちマークとコンタクトを取ります。

その後、エドゥアルドとの友情の亀裂や、双子兄弟からの訴訟。

持ち株比率を下げられたエドゥアルドからの訴訟があり、示談で決着をつけます。

マークがノートパソコンでFacebook(フェイスブック)を開き別れたガールフレンドに友達申請を行うところで映画の幕は閉じます。

 

興行収入14.2億円のヒットを記録した「ソーシャル・ネットワーク」。

評論家の評価は軒並み高く、映画評論家サイトのRotten Tomatoesでは96%の評論家が肯定的な評価を下し(268名中258名)平均点は10点中9.0点でした。

日本での評価も比較的高く、面白かったという絶賛する声も少なくありません。

ではマーク・ザッカーバーグ本人の評価はいかがだったのでしょうか?

Facebook社員全員と共に映画館を借りて見たそうです。

Facebook立ち上げの経緯のところが実際と異なるとコメントしたものの映画のキャストが来ているシャツやフリースは、同じものだったと衣装に関しては評価をしました。

また自身を演じた役者の演技にも「なかなかよかった」とコメントしました。

映画館を借りて社員全員と見に行くのはすごく面白いですね。

 

ポイント!

・マーク・ザッカーバーグの妻でベトナムの両親も持つプリシラ・チャンは、慈善家であり、マーク・ザッカーバーグの慈善活動にも影響を与えた。

・投資家ウォーレン・バフェットも寄付に対し称賛。

・一部ではこの「巨額の寄付」に自身のPR活動や税金対策という批判的な疑問の声も上がっている。

・マーク・ザッカーバーグは映画にもなっている。

 

Facebook(フェイスブック)はどんな風にできた?

マーク・ザッカーバーグがFacebook(フェイスブック)を立ち上げたのは、19歳で学生の時です。

しかし19歳までの間に3つのソフトを開発しています。

 

10代の頃に開発した3つのソフト

 

①12歳で開発 歯科医の父と患者をつなぐ来客システム「Zuck 」

 

「Zuck net.」は歯科医である父のためのソフトとして作られ、患者が受付に置いている「Zuck net.」に名前を入力することで、違う部屋の診察室にいる父に来院を知らせるというものでした。

この開発により受付をスムーズに行うことができるようになったそうです。

 

②マイクロソフト社から1億円の金額を提示される「Synapse Media Player」

 

マーク・ザッカーバーグが18歳の頃に開発した、シナプスメディアプレイヤーは音楽の趣味を学習して好みの曲を再生する、当時では斬新なアイディアでした。

マーク・ザッカーバーグはそれを誰もが使えるよう、インターネット(オンライン)で発表。

わずか数日で何千ものユーザーがシナプスメディアプレイヤーを使用したそうです。

またそれだけにとどまらず、ある大企業から買い取りたいという連絡がきます。

それはビルゲイツ率いるマイクロソフト社からでした。

無名の高校生が作ったソフトを高く評価し、1億円という超破格の金額を提示します。

マーク・ザッカーバーグはすぐに「シナプスはお金のために作ったのではない。ですからシナプスは売るつもりはありません」と破格の申し出を断り、シナプスを誰もが無料で使えるフリーソフトにしました。

 

③大学生ならではの発明 「Course match」

 

コースマッチは、どの講義を誰がとっているのかがわかるサイトで、講義の一覧からきになる講義をクリックすると、受講者の一覧が表示されるというものです。

友人の「〇〇〇がどの講義を受けているかわからないか」の一声でひらめき、あっという間に開発したそうです。

またコースマッチは講義の一覧から選択するだけではなく、人の名前をクリックすると、その人がどの講義をとっているのかがわかるようにもなっていました。

数百人が利用し、大学では「あの教授の講義どう?」「君、あの講義受けているよね、今度教えてくれない?」という会話が大学内で広がっていき、マーク・ザッカーバーグは人と人との繋がりを感じました。

マーク・ザッカーバーグがフェイスブック開発までに作ったソフトは、どれも父親の教えの影響がありました。

一つが「人の役に立つソフトを開発しなさい」、もう一つが「人と人とのつながりが大切」という教えでした。

マーク・ザッカーバーグの父親は80年代のまだ一般的に普及していなかったパソコンをいち早く購入し、パソコンの専門家を家庭教師として雇い、マーク・ザッカーバーグに「人の役に立つソフトを開発しなさい」という課題を与えます。

それが「Zuck net」でした。

また「Course match」では人と人との繋がりを身近に感じ、ついに一つのサイトを開設させます。

2004年2月4日、19歳のマーク・ザッカーバーグはFacebook(フェイスブック)を完成させます。

当初、Facebook(フェイスブック)は在学していたハーバード大学だけのサイトでした。

しかし利用者がどんどん増えていき、三週間後には6,000人の利用者に膨れていき、他の大学の学生から問い合わせが殺到。

スタンフォード大学、コロンビア大学など、利用を九つの大学に拡大していきました。

当時のインタビューでは「想定は400人ぐらいだったが、今は(当時は)10万人を超えました。

どうなるかわからないがいいものになりそうです」と本人の予想を大きく超える反響だったことがうかがえます。

その後、Facebook(フェイスブック)社を設立し、五年後には年商推定480」億円とも言われる大会社(企業)に成長、その三年後に株式が上場しました。

2020年12月時点の利用者数は28億人。

世界人口の3人に1人以上がFacebook(フェイスブック)に登録していることになります。

 

ポイント!

・わずか10代で当時のパソコンから3つのソフトを開発。

・18歳の頃に開発した音楽ソフトのシナプスは、マイクロソフト社から一億円の金額提示を受けたが、「お金儲けのためではない」と申し出を断った。

・Facebook(フェイスブック)は父親の教えを守り開発した。

 

マークザッカーバーグ流って?

ここでは、マーク・ザッカーバーグにまつわる名言や父の教えなどについて紹介します。

 

マーク・ザッカーバーグの名言

 

マーク・ザッカーバーグはハーバード大学の卒業式で約30分のスピーチを行っています。

そんな彼が「誰もが目的意識を持つ世界を作るための3つの方法」について話しているのですが、それがとても名スピーチなので解説を交えて紹介していきたいと思います。

 

名言①

「人生の目的を見つけるだけでは不十分。僕らの課題は誰もが目的意識を持てる世界を作ることだ」

 

マーク・ザッカーバーグは初期メンバーと、会社を売る、売らないで対立してしまいます。

マーク・ザッカーバーグだけが反対し、会社はバラバラになりました。

彼は、会社を大きくすることを目的にしていたわけではなく、また会社を売ることを目的にFacebook(フェイスブック)を作ったのではありません。

ただ、もっと多くの人をつなげたいと考えていました。

様々な機能を追加し、人々が世界を知る方法を変えることを、社会にインパクト与えることを目的にしていたのです。

マーク・ザッカーバーグは初期メンバーにもその目的意識があると信じていましたが、この騒動によりほとんどが去っていってしまいました。その時に彼は、「より大きな目的意識がないときに起こる自然なこと」なんだと、実感し、自分だけが目的意識を持つだけでは不十分であり、同じ目的意識レベルを周囲にも作ることが大切だと痛感しています。

 

名言②

「誰も始めたときは分からない。完璧なアイディアは最初からやってきません。取り組んでいるとだんだんとクリアになってくるものなんです。だから、まずは始めましょう。」

 

ミスを恐れ大きな挑戦を避けていては、自分の成長にもならず周囲へ目的を作ることもできません。

大きなプロジェクトは周りへ差し響き、より大きなプロジェクトへの進歩にもつながります。

完璧なアイディアが降りてくるまで行動しないのではなく、まずは「始めて」そのアイディアを磨いていけばいいのです。

 

名言③

「偉大な成功は失敗する自由から生まれる」

 

JKローリングはハリー・ポッターを出版するまでに12回も断られ、ビヨンセはHaloを発表するまでに何百曲と書きました。

マーク・ザッカーバーグは、今の社会はすでにある成功を過剰に賞賛しがちで、だれもが気軽に挑戦できる環境を十分に作れていないと感じています。

しかし、それは同時に、恵まれているかどうかも関係してきてしまいます。

マーク・ザッカーバーグ自身、コードを書く時間がなければFacebook(フェイスブック)を設立していなかったと、周りのサポートの必要性を理解しています。

そして、誰もが誰かに手を差し伸べることができます。

そうすることでより多くの人が夢を叶え、素晴らしいものを生み出すことができます。

そうすれば僕ら全体の社会全体がよくなると考えています。

もし誰かがアイディアを得たとき、それを実行に移す自由がなければ、“僕ら全体の損失”であり、平等にチャレンジできる自由な社会である事が必要だと語っています。

 

名言④

グローバルな変化は小さな変化から生まれる」

 

最大級の達成はどれも小さなコミュニティから始まり、マーク・ザッカーバーグは「あなたがコミュニティを創り、誰もが目的意識を持つ世界を創りだせるかどうか」にかかっているとスピーチで語っています。

いつだって大きな変化は小さな変化から始まると考えるととてもワクワクしますね。

 

父の教え

 

マークの父、エドワード・ザッカーバーグ

 

当時まだ普及していなかったパソコンをマークの父親がいち早く購入し、触れさせなければFacebook(フェイスブック)は誕生していなかったかもしれません。

父親の「不確定な未来」に希望を信じて行動する姿がマーク本人の行動理念に与えた影響は計り知れなかったでしょう。

これはマーク・ザッカーバーグが裕福な家庭の育ちだったからここまで大成できたというわけではなく、父親の物事を前向きに捉えて信じて行動する姿が彼の精神、人格形成に大きく影響したのではないのでしょうか。

エドワードはあるインタビューでこう語っています。

 

「わたしは子供を育てる特別なスキルなんて持っていません。ただいつも息子を信じていました。強制的にならないよう子供が得意なのは何なのか認識し、花が開くサポートをしていただけ。」

 

本気度を見極め、惜しまずサポートする。

マークも本気度が弱いとやらせてもらえないから、自身の本気度の分析もしますよね。

本気か本気じゃないか。

幼い頃から自分のモチベーションを分析し、本気だったら迷わず挑戦する精神は幼いころからの自己分析にあったことも考えられます。

 

2018年、家族団らんの写真

 

現在、マーク・ザッカーバーグは二人の子宝に恵まれ、奥様と家庭を築いています。

次女のオーガストちゃんが誕生したときマークは新しい家族に向けたメッセージを公開しています。

 

「僕たちは君と君の世代のすべての子どもたちのために、この世界がよりよい場所になるよう全力を尽くすよ」

 

フェイスブックの利用者推移

 

利用者推移をまとめてみました。

数値は、YouTubeやいろんなサイトを参考にしているため、100%正確な数値と言えませんが、ほぼ合っているかと思われます。 

青がその年の開始時の登録者数、オレンジがその年の終わった時の登録者数です。

本来であれば四半期ごとの確定数値が必要かもしれませんが、参考程度にご覧下さい。

赤の折れ線グラフは、右の縦軸の数値を表し、その年の成長率を表します。

つまり、その年にどれだけ利用者が増えたかを表します。

グラフを見てわかることは、急激に利用者が増えた箇所が3つありますね。

2007年~2008年にかけてと2010年~2011年にかけて、さらに、2015年~2016年にかけて、大きな成長を見せていますね。

ではそれぞれに何が起きた年なのでしょうか。

 

①2007年7月マイクロソフト社の買収を拒否

 

マイクロソフトがマーク・ザッカーバーグに対しFacebook(フェイスブック)の買収を持ち掛け、150億ドル(約1兆5000億円)を提示します。

しかしマーク・ザッカーバーグはその提案を拒否し、マイクロソフトはその後の株式の1.6%を2億4,000万ドルで取得しました。

 

②2010年9月24日 Facebook(フェイスブック)創設への経緯を描いた映画

 

「ソーシャル・ネットワーク」が公開される日本では2011年1月の公開でしたが、海外、日本含め評判は良く、Facebook(フェイスブック)のいいプロモーションになったのではないでしょうか。

 

③2015~2016年に五つのサービスを買収

 

2014年に「WhatsApp」を190億ドル(約1兆9,000億円)という巨額の買収額で買収し、世間をざわつかせましたが、2015年~2016年の間には五つのサービスを買収しました。

 

1.  QuickFire NetWorks

 

米サンディエゴの動画配信技術開発企業で、動画コンテンツの配信機器およびトランスコーティングと処理作業のソフト開発を行っています。

 

2. TheFind

 

カリフォルニア州を拠点とした会社(企業)で、オンラインショッピング向け検索エンジンを運営している。

 

3. ai

 

カリフォルニア州のパロアルトを拠点としたスタートアップで、音声認識技術や自然言語処理技術を開発してきた会社(企業)です。

 

4. Pebbles Interfaces

 

こちらはFacebook(フェイスブック)傘下のOculus VRが買収した企業ですが、マイクロ科学および、コンピュータービジョンを活用したもので、人間の手の動作を認識することもできます。

 

5. Surreal Vision

 

こちらも4.と同じ要ようにOculus VRが買収し、複合現実技術の研究や開発をしている会社(企業)です。

複合現実技術とは現実と仮想の空間を混合することでできる、新たな空間を創出するというものです。

いずれも、Facebook(フェイスブック)の登録者(成長率)が大きく伸びた要因は、Facebook(フェイスブック)、マーク・ザッカーバーグがメディアに多く露出したことが考えられます。

また、スマホの普及など私たちの生活背景も大きく影響していると思いますが、世間をざわつかせた出来事はFacebook(フェイスブック)の新規登録に繋がっていることがうかがえます。

また、2016年をピークに、登録者は鈍化(登録者数が少なくなった)していますが、面白いことに、2020年に登録者がまた大きく伸びていますね。

おそらく、コロナの自粛生活が続き直接会うことができない中、一番連絡手段として手っ取り早いのがFacebook(フェイスブック)だったのではないでしょうか。

2020年は、Facebook(フェイスブック)の価値が見直された年だったのかもしれません。

 

ポイント!

・大会社(企業)からの買収を拒否しメディアで騒がれる。

・マーク・ザッカーバーグの映画が公開されより全世界へ認知が広まった。

・多くの買収報道とメディアへの露出。

 

マーク・ザッカーバーグの資産や年収って?

マーク・ザッカーバーグの気になる資産や年収について調べてみました。

 

マーク・ザッカーバーグの資産

 

2010年 推定総資産額約40億ドル(日本円で約3,400億円)当時25歳「世界で最も若い億万長者」の第1位 世界長者番付212位

 

2011年3月 推定総資産額135億ドル(約1兆1,475億円)世界長者番付52位

 

2011年9月 推定総資産額175億ドル(約1兆4,875億円)世界長者番付14位

 

2016年 推定総資産額446億ドル(約3兆7,910億円)世界6位

 

2019年 推定総資産額623億ドル(約5兆2,955億円)

 

2020年 推定総資産額1,030億ドル(約10兆770億円)

 

一切資産が減ることはなく、むしろその勢いは増すばかりですね。

ただし、そんなFacebook(フェイスブック)も、コロナウィルスの影響はあったようです。

Facebook(フェイスブック)が10月29日に発表した、第3四半期の売上は前年同期比22%増の214億7,000万ドル(約2兆2,450億円)。

純利益は前年同期比29%増の78億ドルで、一株あたり2.71ドルとなりました。

第4四半期の売上は281億ドル(約2兆9,300億円)で前年同期比70億ドル(約7,300億円)の増加。純利益は112億ドル(約1兆1,700億円)で1株あたり3.88ドルになりました。

つまり、ほとんどの企業がパンデミックで暗い影響を受ける中、Facebook(フェイスブック)ではむしろ逆で、収益の増加に繋がったのでした。

コロナ渦で現実に会うことができないなか、まさにFacebook(フェイスブック)というツールが人々をつなげた結果でした。

 

マーク・ザッカーバーグの年収

マーク・ザッカーバーグの年収は「1ドル」(約100円)です。

1ドルにしたのは2013年からで、それまでのマークザッカーバーグの年収は約1億4,000万円でした。

では、なぜ「1ドル」になったのでしょうか?

年収1ドルCEOはマーク・ザッカーバーグの他に、故スティーブ・ジョブズ氏、グーグル創設者のラリー・ペイジ、ツイッター創設者のジャック・ドーシー、スナップチャットCEOのエヴァン・シュピーゲルなど、様々なビリオネアが「年収1ドル」を採用しています。

「年収1ドル」にはやっぱり理由があります。

 

理由①「税控除」

 

アメリカでは基本的に株式の配当報酬は無税です。

頑張ったら頑張った分だけの報酬があるわけです。

会社(企業)の業績が上がれば当然株価は上がり、株式の配当も多くなります。

まずは年収1ドルでもなんら差し支えない莫大な株式報酬があるためです。

また年収1ドルはアメリカでは最低賃金法に触れますが、CEOの役職ではこの法律の適応除外です。

よって、問題なく、そして年収1ドルでは納税金が発生しないというわけです。

 

理由②「ポジティブなイメージ」

 

みなさんも、どこかの日本の会社(企業)のCEOの給料が年間100円と聞くとなんだか親近感やいいイメージが湧きませんか?

年収1ドルにすることで「CEOは株価や業績をあげることに専念している」と株主に安心感を与えると同時に、世間に対して「薄給で働くCEO」というイメージ作りにもなります。

日本ではアメリカとは法律が違うので、このような年収は難しいと思いますが、ポジティブなイメージになりますよね。

 

ポイント!

・アメリカでは株式配当が無税、年収1ドルでも何ら問題がない。

・年収1ドルにすることによって納税金が発生しないし、イメージアップにつながる。