神倉道楽堂

オタクな趣味と日常生活を実用的に充実させるためのブログ

神倉道楽堂


【スポンサーリンク】

【和風インテリア】ふるさと納税で和風な行燈を購入して、ついでにちょっと改造してみた。

【スポンサーリンク】

f:id:kamikura102:20220213140726j:plain

和風インテリアには元々興味があって、良さげなものがあればちまちまと買っていたのですが、予てより興味があったのが『行燈』(あんどん)です。

旅館や温泉に行ったり、時代物のアニメやらゲーム、映画なんかの一番でさり気なく室内の小物として置かれ、その明かりの灯り加減がなんとも絶妙だなぁと思い、欲しいと思っていました。

 

ところがこの行燈、いざ買おうとなると意外とお値段が張るのです。

シンプルな和柄の行燈でも数万円単位は当たり前で、中々手が届きません。

そうやって欲しくなっては諦め、欲しくなっては諦めを何年か繰り返しました。

そんなある時、ふと思いついたのが ふるさと納税の返礼品にないだろうか? でした。

ふるさと納税なら多少高くても住民税の控除が適用されるから結果として実費負担分となる2000円で済むだろうと思いつきました。

強いて問題を言うならふるさと納税の限度額と自分の収入が見合っているか?ぐらいです。

収入によってふるさと納税の限度額は前後しますので、収入より上回ると上回った分は住民税控除の対象になりません。

その辺も考慮しつつ探してみたところ、それはありました。

 


 

宮崎県串間市のふるさと納税の返礼品です。

和風の行燈のデザインとして一番欲しかったスタンダードスタイルで、限度額も問題なくクリアできました。

串間市産の杉で作られた工芸品のようでしたので尚の事関心が湧きました。

今の今まで串間市には全く縁がなく、この返礼品を見るまで地域としても知りもしませんでした。

縁はないものの、こうして返礼品で欲しかったものと出会えたのも何かの縁。

早速ふるさと納税で購入しました。

ちなみに納税の用途は地域文化の伝承にしました。

こういった工芸品や文化や歴史の保存はとっても重要だと思います。

地域産業と似通っていたのでどっちにするか迷ったのですが、まぁ今回はこっちでいっかみたいな感じで決めました。

返礼品は数日後に到着しました。

 

f:id:kamikura102:20220213125745j:plain

電源コードのスイッチから中の電球が点灯するシンプルな作りです。

 

f:id:kamikura102:20220213125835j:plain

側面は格子状になっていますが、下部の模様は面ごとに異なっている粋な計らいです。
模様は絵ではなくちゃんと彫られたものです。

王道的な和柄のなので違和感もありません。

原材料である飫肥杉(おびすぎ)は宮崎県南東部、日南市や宮崎市の一部地域で植林された杉のことだそうです。

ほのかに木の良い香りがします。

第一印象は思いの外色が白いなと思いましたが、経年と共に色が変化して味が出てくるものらしいです。

まぁ確かに木の製品ってそうゆうもんですよねw

年季が入って味が出てくるってやつです。

 

点灯させてみました。

f:id:kamikura102:20220213131103j:plain

LED電球なので普通に明るいです。

電燈としても十分に機能します。

 

が、ちょっと待って! なのです!

 

私が望んでいるのは電燈ではなくあくまで和風インテリアなのです!

よってこのままではまだ私の望む形ではないのであります!

 

ここから自分で行燈をちょっとばかしアレンジします!

行燈を改良をしてみる。

まず目的として、行燈をコードレスにしたいのです。

旅館やら温泉施設なんかで見かける行燈は当然本物の火なんてまず使う訳なく、電源コードを繋いで点灯させています。

これは仕方がないことではあるのですが、やっぱどうにも線が粋に欠けて邪魔なのです。

場所によっては線を上手く隠す工夫をしているところもありますが、自分はあくまでもコードレスにしたいと考えています。

 

まず行燈をコードレスにするにはコンセントに頼らずに点灯させる必要があります。

火を使うのは流石に無理なので電池や充電式のライトを使おうと考えました。

そんなこんなで早速Amazonあたりを物色してみることにしたのですが、またまたここでふと思い出す。

昔、仕事が暇すぎてスマホでAmazonを物色していた際に見つけたものがあります。

それを用いれば上手く行燈をコードレスにできるのではないか?と。

発見したのはこれです。

 

 

キャンドルライトというものです。

ロウソクを模した電池式のライトで、単3電池2本で点灯します。

本体の外装も本物の蝋で作られています。

これを行燈の光源にしようと思いつきました。

既に実践している先達の方もいましたしw

このライトを選んだ理由は電池という利便性だけでなく、点灯すると本物の蝋燭の火みたいに灯りが揺らぐ機能が備わっているです。

ならば尚の事和風インテリアの演出に箔が付くというものです。

早速実践してみることにしました。

 

まずは行燈に付いている電球を外す必要があります。

行燈の天板は簡単に取り外しができます。

f:id:kamikura102:20220213134538j:plain

プラスドライバーでソケットを外すのですが、コードがソケットに繋がったままでは完全に外すことができません。

ですのでまずソケットを木の土台から外し、その後ソケットの根本に付いているコードの銅線を繋いでいるネジを外してソケットとコードの切り離しに成功しました。

 

f:id:kamikura102:20220213135020j:plain

ソケットを外した後はキャンドルライトを土台にポン乗せするだけです。

これで完了です!

 

f:id:kamikura102:20220213135143j:plain

ライトにスイッチを入れた後、蓋をします。

 

f:id:kamikura102:20220213135213j:plain

どうでしょうか?

LEDよりも色に温かみがあるのではないか?と思われます。

ライトも揺らいでいます。

静止画ではわからないのでTwitterに上げた点灯時の動画を載せます。

 

明るさはLEDには全く敵いませんが、雰囲気ではこちらが優れていると思います。

行燈はこのキャンドルライトをデフォルトした方が良いんじゃないか?と、常々思います。

個人的にはこれを4個ぐらい揃えたいなと思っておりますw

静かな夜にこれを灯してひとり酒で物思いに耽るのがとても楽しいです。

 

和風インテリアとして申し分なく、とても良いものだと思います。

串間市のセンスの良さに惚れ惚れしましたw

また是非ふるさと納税で購入したいと思います!

もし関心が湧いたら、是非とも串間市にふるさと納税してこの行燈の雰囲気を楽しんでみて下さい!

これはいいものだ!

 

もし「いいね!」と思えたら、どれかポチって頂けると今後の励みになります!