「結婚を決めた理由」のアンケート調査などで、よく上位に上がってくるのが「価値観が合ったから」「経済力があったから」「誠実な人だから」「顔が好みだったから」などでしょうか...。
私個人的には「誠実が1番」とは思っているのですが、その”誠実”も、「何をもって誠実と判断するのか?」という点が大事だな...と。
それと、性格的に極端な偏りがなく、要は「バランス」が取れている人なのかも大事
後悔しやすい結婚の動機
結婚後、「こんなはずじゃなかった〜」「失敗した〜」と後悔している人の”結婚の動機” を いくつか挙げてみました。
1:30歳までに結婚したかったから。
2:35歳までには子供を産みたかったから。
3:とにかく顔が好みだったから。
4:親を安心させるために。
5:仕事を辞めるキッカケが欲しかったから。
6:誰かに幸せにして欲しかったから。
7:長年付き合っていたので、惰性で決めてしまった。
8:周りの友達がどんどん結婚してくのをみて焦って決めてしまった。
9:「結婚」が憧れだったから。
10:相手からの”押し”に負けて。
あなたは、どんな動機で結婚しようと思いましたか?
もしかして、上記にあるような動機だった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
上記のような動機だったとしても、もちろん結婚生活が上手くいっている夫婦はたくさんいらっしゃいます。
では、なぜ上記の動機で結婚をすると”後悔する”ことが多いのか?
それは、「受け身」であったり「結婚することが目的」「子どもを産むことが目的」だったりしたことで、”結婚の本来の意味” つまり「相手と”一緒に”築き上げていくもの」ということが、頭からスッポリ抜け落ちていたからなんです。
人生もそうですが、結婚生活も同じで「自分の思い通りにはいかない」ということです。
大事なのは、絶対に起こるであろう今後の困難が目の前に立ちはだかった時に、根気強く相手と向き合っていく覚悟があるかどうかなのです。
とはいえ、自分自身は その覚悟があったとしても、お相手には何の覚悟もなく、話し合うことすら”面倒”と思っているような人だったらどうでしょう...
もう考えただけで地獄です...
なるべく ”地獄” を見なくて済むようにするためには、交際期間中に しっかり相手を見極めることが大事です。
交際期間中は相手の「どこ」を見るべきなのか?
正直に申しますと、「これが正解!」ということはありません。
ですが、これまで数千人の人たちのカウンセリングを行なってきた1人として感じた正直な思いをお伝えさせていただきますね。
1:相手の「親」を見ろ!
「相手の両親の言動や夫婦仲」「相手と両親との会話」それらを注意深く観察することで、「どのような価値観の家族の中で育ってきたか」ということが見えてきたりします。
あなたが受けた”第一印象”が「優しいお母様だった」とか...そんなことは割と当てになりません!
夫の言いなり、子どもの言いなりで 一見 優しい母親だった場合、夫がモラハラ体質だった場合もあるので、そのような環境で育ってきた彼だとしたら、妻へのモラハラが”当たり前”という認識でいる可能性がある...ということもあります。
2:相手の「決断力」を見ろ!
「君の好きな方でいいよ」「僕は、どっちでもいいよ」「君に任せるよ」など、一見 ”優しさ”とも見える相手の言動。
「そういう人の方が、私の好きなように決められるから楽」という人もいます。
また、「普段は私に任せてくれるけれど、いざという時は決断してくれる」というタイプの人もいます。
問題は、いざという時に決断できない人です。
なんでも人任せな人は、結婚後に頼りなさを感じてしまったり、中には妻に決断させて責任を負わせたりする人もいます。
3:「家事・育児に対する価値観」を見ろ!
「家事や育児は手伝い程度にやればいい」と思っている夫だった場合、妻が苦労するのは目に見えています。
「家事・育児は ”自分ごと” 」として捉えてくれていて、実際にどのように家事や育児を分担できればいいと思っているのかを交際中に細かく共有していくことが大事です。
4:「話し合いができる人なのか」を見ろ!
面倒なこと、考えたくないこと、嫌なこと等から逃げるタイプで、話し合いができない人もいます。
問題が起きた時には、怒鳴ったり機嫌が悪くなったりするのではなく「まずは2人できちんと話し合おう」というスタンスでなければ、必ずどちらかに不満が生じます。
独身時代と同じように結婚後も、勝手に判断して勝手に行動してしまう人は男女ともにいらっしゃいますが、そういったことに今から不安を感じているのであれば、なるべくなら交際期間中に「どうしたらお互いが穏やかに暮らせるか」を話し合える関係性を作り上げておくのが理想的です。
5:「メンタルが弱いのか強いのか」を見ろ!
打たれ弱くて、メンタルが非常に弱い人と結婚すると後々とても苦労することが多いです。
もちろん、人間誰でも落ち込んだり凹んだりすることはあります。
でも、その後に何とか前に進もうとする道を探したり、現状から脱出したりする方法を見つけるために行動できる人なのか?
人のせいや環境のせいにして”被害者”になっているだけの人なのか?
その違いは大きいです。
まとめ
恋人関係でも夫婦関係でも、お互いの不満や不安に耳を傾け「一緒に解決しようとしてくれる人なのか否か」ということは、精神的にも肉体的にも人生のパートナーとして大事な要素です。
結婚は、お互いに受け身ではなく、「私たち2人」が幸せになるために「一緒に」作り上げていくものです。
どうか、素敵な お相手と巡り合えますように♪
そして、たくさん話して聴いて、お互いの価値観をすり合わせてください。
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