Sony WF-1000XM5は、大人気メーカーであるソニーのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンのWF-1000XM4の後継機種として2023年9月1日に発売されます。
WF-1000XM4と言えば、街中でApple AirPodsシリーズに次いで装着している方を見かけるほど名実ともに優れたモデルでした。
それから2年の時を超え、満を辞して発売となったWF-1000XM5は、WF-1000XM4の数少ない弱点だったサイズの大きさを克服し、コンパクトながら最高のスペックを詰め込んだ究極のモデルとなっています。
本記事では、これまで80個以上の完全ワイヤレスイヤホンをレビューしてきた経験をもとにSony WF-1000XM5を徹底レビューします。
2023年9月19日までに購入するとメーカー保証が1年延長(計2年)となるキャンペーンをやっていますので迷っている方はお早めにチェックしてください。
- シンプルで高級感のあるデザイン性
- コンパクトながら機能性バツグン
- ナチュラルで空間表現豊かなソニーサウンド
- ハイレゾ・LE Audioにも対応
- 空間オーディオ(360 Reality Audio)でさらにリッチな音楽体験が可能
- 最高クラスのノイズキャンセリング
- 音楽を聴きながらでも自然に会話も可能な外音取り込み
- ビジネスシーンでも安心な通話性能
- 豊富なカスタマイズ性
- 音量の上げ下げの操作が4回タップで快適ではない
- イヤホン本体のマグネットが弱め
- 価格は高め(定価41,800円)
商品貸出:ソニーマーケティング株式会社
タップできる目次
Sony WF-1000XM5のスペック・価格
Sony WF-1000XM5のスペック・価格一覧
ノイズキャンセリング(ANC) | 対応 |
外音取り込み | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 |
マルチポイント接続 | 対応(2台まで) |
片耳のイヤホンのみでの使用 | 対応(片耳時モノラル再生) |
Bluetooth | ver.5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 |
ドライバー | 8.4mm(ダイナミックドライバーX) |
充電時間 | イヤホン:約1.5 時間 充電ケース:約2.0 時間 3 分充電で約60 分再生可能 |
バッテリー持続時間 | ノイキャンON時:最大8時間 ノイキャンOFF時:最大12時間 |
サイズ | イヤホンケース:縦40.0 x 横64.5 x 厚み26.3 mm イヤホン本体:縦17.5 x 横21.1 x 厚み18.1 x ノズル9.1 mm |
カラー | ブラック プラチナシルバー |
重量 | ケース+イヤホン:約49.0g、イヤホン両耳:約11.7g |
イヤホン防水規格 | IPX4 |
充電ポート | USB-C |
保証期間 | 1年間(ソニーストアで購入すると3年間) |
その他 | ハイレゾ対応 脱着センサー搭載 専用アプリによるファームウェアアップデート、イコライザー設定、タッチ操作のカスタマイズなどに対応 DSEE Extremeによるハイレゾ級の高音質な音楽再生 360 Reality Audioによる臨場感ある音楽再生 |
価格(Amazon/税込み) | 41,800円 |
定価(税込み) | 41,800円 |
発売日 | 2023年9月1日 |
Sony WF-1000XM5は上の表には現れていませんが、前作と体積比25%ダウン、完全新作のダイナミックドライバーXを搭載、プロセッサー2基搭載、マイク片側3つずつ搭載など驚くべき進化を遂げています。
これだけコンパクトになると心配になるのがバッテリー性能ですが、ノイズキャンセリングON時で8時間、ノイズキャンセリングOFF時で12時間などこちらも素晴らしい性能となっています。
価格は4万円オーバーと高めではりますが、2023年7月現在、Amazonなどでは10%分のポイントキャッシュバックがあり、このスペックを実質3万円台で購入できることはとても魅力的です。
Sony WF-1000XM5徹底レビュー
外観はシンプルでコンパクト!前作の特徴も受け継ぎかっこいい!
Sony WF-1000XM5のイヤホンケースはこのようにシンプルながら他の完全ワイヤレスイヤホンにはない形状でパッと見てすぐにこのイヤホンだと分かる形となっています。
マットな質感となっており、握り心地が良く、持っていて滑りにくいのも良いポイントです。
前作に比べてケースの厚みが薄くなったため、ポケットにも十分入れられます。
イヤホンケースを開けてみるとイヤホンはかなり飛び出るように収納されていますが、イヤホン本体側面がツルツルしているため、イヤホンをつまむのではなく、外に押し出すようにすると取り外しやすいです。
イヤホン本体は前作のデザインを継承されながらシンプルになり、とてもコンパクトになったことがソニー WF-1000XM5の特徴の一つとなっています。
正面はイヤホンケースと同じようなマットな質感、側面はツルッとした質感となっています。
発表された当初は質感が正面と側面で違うのは違和感がありそうと思いましたが、実機を触ってみると違和感もなくしっくりときます。
イヤホンの厚みも他のハイエンドモデルに比べると薄めでコンパクトに仕上がっているのが分かります。
耳に接触する面(イヤホン裏面)が丸みを帯びているエルゴノミック・サーフェス・デザインを採用していることにより、フィット感の向上に繋がっています。
イヤホン本体裏面には、脱着センサーが搭載されているため、耳に装着したときに音楽の自動再生、外したときに自動一時停止することもできます。
iPhone 12や前作のWF-1000XM4、LinkBuds Sとのサイズを比べてみてもかなりコンパクトになっていることが分かります。
付属品はイヤーピース、USB-Cケーブル、保証書類が同梱されている
Sony WF-1000XM5には、イヤーピース(SS/S/M/L)、USB-A to USB-Cケーブル、保証書類が付属しています。
イヤーピースは、前作のS/M/LからSSサイズが増え、より耳が小さい方にも合うイヤーピースが見つかります。
また、イヤーピースの肉厚が薄くなり、圧迫感が少なくなったため、装着感の向上にも繋がっています。
マニュアルは紙では同梱されていませんが、アプリにてチュートリアルを見ることができ、ソニー公式webサイトからダウンロードすることが可能です。
装着感はエルゴノミック・サーフェス・デザインによりかなり向上!運動でも使用できる!
Sony WF-1000XM5の装着感は、エルゴノミック・サーフェス・デザインを採用していることで前作に比べてフィット感が向上し、しっかりと面でイヤホンを支えられているなという印象を受けました。
フラッグシップモデルにしてはかなりコンパクトなモデルということもあり、耳が小さめな管理人でもどこかを圧迫することなく、長時間の装着がストレスにならないほど快適に装着することができました。
イヤホンを装着して前から見ても大きな違和感もなくかっこよく着けられます。
前作に比べてコンパクトになったたため、使用時のイヤホンの揺れは感じにくくなりましたが、全く揺れないということはないため、激しい運動時だと少し気になるかなと感じました。
アプリでのカスタマイズ性はできることが増え、LinkBudsシリーズからの継承機能もある!
Sony WF-1000XM5は、ソニー製品用アプリであるSony Headphones Connectで様々なカスタマイズを行うことができます。
Headphones Connectアプリでは、他メーカーのイヤホンにはできないユニークな機能が揃っており、カスタマイズ項目が増えています。
Sony Headphones Connectアプリでできること
- ファームウェアアップデート
- イヤホン本体、ケースのバッテリー残量の確認
- ノイキャン / 外音取り込み / オフのモード切り替え
- 外音取り込みの強さ設定、ボイスフォーカス機能
- スピーク・トゥ・チャット機能オン/オフ
- 音声アシスタントの切り替え
- 最適なイヤーピースの判定機能
- オーディオモード(音質優先 / 接続優先の切り替え)
- DSEE Extreme機能オン / オフ
- イコライザー設定
- イヤホンタッチ操作のカスタマイズ
- 外音コントロール操作設定
- 自動電源オフ機能のオン / オフ
- イヤホンを外したときの自動再生 / 一時停止のON/OFF
- 通話時の自分の声の取り込み(側音)機能のON/OFF
- イヤホンの電源オン / オフ
- イヤホン設定のバックアップと復元
- 音声ガイダンスのオン / オフ、言語設定
- アダプティブサウンドコントロール(範囲により設定を自動的に切り替える機能)
- 360 Reality Audio設定
- マルチポイント接続のON/OFF
- ファインド・ユア・イコライザー(ベータ版)
- ヘッドジェスチャー機能のON/OFF
- 他アプリ(Spotify/Endel/Auto Play/Locatone)との連携設定
※太字は独自機能
このように様々な機能が搭載しており、これまでソニー LinkBudsシリーズで搭載されていた他アプリとの連携機能も移植されました。
また、ベータ版ながら音楽を聴きながら好みの音のバランスを見つけられるファインド・ユア・イコライザーや着信時にうなずくことで通話を受けることのできるヘッドジェスチャーといった新機能も搭載されました。
完全ワイヤレスイヤホン界全体を見渡しても一番と言えるほど多くのカスタマイズを行うことができるため、ガジェット好きな方にもとてもおすすめできます。
音質はフラッグシップの名に恥じない再現性や空間表現が魅力!
Sony WF-1000XM5には、今回のために1から新開発された8.4mmのダイナミックドライバーXが搭載されており、さらに表現力や空間表現が豊かで音楽を楽しめるようになりました。
ソニーではアーティストが出したい音をそのまま表現したいという思いで開発されているということなのですが、その通り、ナチュラルで優しい音は優しく、激しい音は激しくしっかりと表現されています。
特に管理人が素晴らしいと感じたのは空間表現でそれぞれの音の伸びが素晴らしく音場がとても広く音の定位感のレベルが高いため、まるで周囲で演奏をしてくれているような感覚にさせてくれます。
前作のWF-1000XM4の音質もとても良いと感じてはいたものの、このWF-1000XM5を使用して最初に感動したのはこの音質でソニーサウンドは再現しながらこれまでとは全く違うとすぐに実感できます。
また、空間オーディオの360 Reality Audioにも対応しているため、Amazon Music Unlimitedなどで対応楽曲を聴くことでさらに表現力豊かに音楽を楽しめることができます。
この音質は本当に素晴らしいのでぜひ1度体験してみてくださいね。
操作感はレスポンスや操作しやすさはとても良いが音量の上げ下げは今ひとつ!
Sony WF-1000XM5は、イヤホン本体表面にタッチセンサーが搭載されており、タップすることで操作を行います。
WF-1000XM5はサイズがコンパクトになったことに伴い、タッチセンサーのサイズも小さくなっていますが、センサー部はマットな質感となっているため、分かりやすく操作ミスもなく快適です。
また、操作した時のレスポンスもとても良く、操作がもたつかないこともとても良いポイントです。
Sony WF-1000XM5のデフォルトの操作コマンド一覧
音楽の再生/一時停止 | 右を1回タップ |
曲送り | 右を2回タップ |
曲戻し | 右を3回タップ |
音声アシスト起動 (Siri/Googleアシスタント/Amazon Alexa) | 右を長押し |
モード切り替え | 左を1回タップ (ノイキャン→外音取り込みが交互に切り替わります) |
クイックアテンション | 左を長押し |
音量を下げる | 左を4回タップ |
音量を上げる | 右を4回タップ |
電話を受ける | 右または左を2回タップ |
着信拒否 | 右または左を長押し |
電話を切る | 右または左を2回タップ |
前作では必要な操作(再生/一時停止、曲送り/曲戻し、音量の上げ/下げ、ノイズキャンセリングや外音取り込みの切り替え)がイヤホン本体でできないというのが弱点でしたが、今作では改善されています。(4回タップで音量の上げ下げ可能)
4回タップというのは若干面倒ではありますが、音量を少し変える程度であればできるようになったことはとても良い改善となっています。
ノイズキャンセリング(ANC)は世界最高の名に恥じない優秀さで静寂の中で音楽を楽しめる!
Sony WF-1000XM5のノイズキャンセリングは、SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3のようにノイズキャンセリング専用プロセッサーが搭載されています。
これにより、ソニー公式では世界最高と謳うほど自信をもっていますが、それに恥じない優秀さで快適に音楽を楽しめました。
もう少し具体的にどの程度騒音をカットしてくれれるか箇条書きにまとめました。
- 電車乗車時の低音の走行音はほとんど気にならず、レールの継ぎ目の上を走行している音を少し感じる程度
- アナウンスの声もほとんど聞こえず、うっすらと聞こえる時があるかどうかといった程度で聞き逃してしまう程度
- 外を歩いている際、踏切の音や電車が駅に到着した時の音も注意深く聞かなければ聴き逃してしまいそう
- 休日の池袋といった人混みの場合、周囲がなんとなくざわざわしているか?と感じる程度
このようにかなりの騒音をカットしてくれるため、普段音楽を聴いている音量よりも1段階か2段階ほど下げても快適です。
しっかりと音楽の世界に没入させてくれるノイズキャンセリング性能となっており、騒音によるストレスが軽減されるのはとても素晴らしい体験でした。
また、これだけノイズキャンセリング性能が高いとトンネルの中に急に入ったような独特の圧迫感がしがちですが、圧迫感を全く感じなかったのもストレスなく音楽を楽しめた要因の1つとなりました。
外音取り込みは周囲の音を聞き逃すことない優秀さ!
Sony WF-1000XM5の外音取り込みはしっかりと周囲の音を取り込んでくれて聞き逃してしまうということもないため、コンビニやスーパーでの店員さんとの会話も自然に行うことができます。
WF-1000XM5の外音取り込みには、様々なモードが搭載されています。
- 外音取り込み(通常):周囲の全ての音を取り込む
- ボイスフォーカス:人の声に近い周波数の音のみ取り込む
- クイックアテンション:左のイヤホンを長押ししている間のみ周囲の音を取り込む
- スピーク・トゥ・チャット:自分が話始めると自動的に外音取り込みになる
このため、あなたの使いやすいモードを使用することでより快適に外音取り込みを活用することができます。
デフォルトでは外音取り込みの強さは20(最大)となっていますが、その場合は通常より若干大きめに周囲の音が聞こえますので音が大きすぎると感じる場合は15程度に変更していただくことをおすすめします。
通話品質は自然でクリアな音声を届けられ、ビジネスでも大活躍できる!
Sony WF-1000XM5には、AIによる高精度ボイスピックアップテクノロジーや骨伝導センサーにより、ソニーの完全ワイヤレスイヤホン史上最高の通話音質を実現しています。
実際のzoomでの通話音声を録音しましたのでお聞きください。
かなり綺麗な音声を通話相手に届けることができており、ビジネスでの商談やオンライン授業でのプレゼンテーションといった重要な場面でもストレスなく使用することができるクオリティに仕上がっています。
レビューして気になったところ/デメリット
音量の上げ下げの操作が4回タップで快適ではない
前作のWF-1000XM4では、タッチ操作に再生コントロール(再生/一時停止・次の曲・前の曲)と外音コントロール(ANCモード切り替え)を設定すると音量操作ができないという弱点がありました。
今作のWF-1000XM5では4回タップにより音量の上げ下げが可能となっており、この点について改善されています。
しかし、4回タップで音量が1段階変更できるものの、2段階変更するには8回タップ、3段階変更するには12回タップとかなりの回数をタップする必要があります。
少しの音量調節なら可能ですが、YouTubeなどの動画によって音量が違うようなアプリを使用しているときにはあまり実用的ではないかなと感じています。
イヤホン本体のマグネットが弱め
前作のWF-1000XM4はイヤホンケース、本体のマグネットが強力でどれだけ強く振っても外れてしまうことはありませんでした。
しかし、今作のWF-1000XM5はイヤホンケース、本体ともにマグネットが弱くなっています。
それでもちょっと振ってみたり、バッグの中に収納しておいてイヤホンが飛び出てしまうというほどではないものの、前作くらいのマグネットの強さのほうが安心感があったかなと感じました。
他のイヤホンとの違い/比較
2023年トップと名高いTechnics EAH-AZ80と比較したときの違いは?どっちを買うべき?
Technics EAH-AZ80は、2023年6月に発売されたパナソニックが展開するHi-Fiオーディオ製品ブランドであるTechnics(テクニクス)のフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。
業界初の3台同時接続可能なマルチポイント接続など大きな話題を呼び、Technicsのフラッグシップモデルということもあって音質や完成度も高く、とても評判の良いモデルです。
このTechnics EAH-AZ80とSony WF-1000XM5を比べてそれぞれ優れていると感じる部分がこちらです。
- ナチュラルながら空間表現が豊かな音質
- 空間オーディオ(360 Reality Audio対応)
- ノイズキャンセリング性能
- LE Audio(LC3)にも最初から正式対応
- 外音取り込みの自然さ
- 自然でクリアな通話音声
- 繊細で解像感が高く、空間表現が豊かな音質
- 独自開発の空間サウンド機能
- 3台同時接続可能なマルチポイント接続
- マルチポイント接続が後取り優先(割込み可能)
- 必要な全ての操作がやりやすい
- 実売価格で4,000円ほど安価(2023年7月時点)
音質に関しましてはどちらが良いというよりも好みの問題になってきますが、とにかくナチュラルで楽曲の良さをそのまま楽しみたい方はソニー、煌びやかで繊細な音質を楽しみたい方はTechnicsがおすすめです。
通話音声に関してはTechnicsもかなり定評がありますが、ソニーのほうが自然でクリアな音声を相手に届けられていると感じました。
管理人としてはどちらか一方だけを選ぶのであればソニーを選びますが、価格や3台同時接続可能なマルチポイント接続などを加味するとTechnicsのほうが好みの方も多いと思いますのであなたの好みによって選定ください。
前作のWF-1000XM4と比較したときの違いは?買い替えるべき?
前作のWF-1000XM4は、2021年に発売された名作モデルで管理人としては2021年No.1の完全ワイヤレスイヤホンと評価していました。
前作は2023年に入ってからもアップデートがあるなどまだまだ現役だなという印象でしたが、今作のWF-1000XM5はこれまでご紹介した通り、大きな進化を遂げた素晴らしいイヤホンとなっています。
この2モデルを比較するとほとんどの点において明らかに今作のほうが上回っていますが、この中でも特に優れていると感じたポイントがこちらです。
- 重量約20%、体積約20%ダウンし、コンパクトになったボディ
- 空間表現豊かで伸びのあるソニーサウンド
- 静寂の中で音楽を楽しめるノイズキャンセリング性能
- ついに正式対応となった次世代Bluetoothコーデック「LC3」
- ビジネスでの通話も安心して可能な通話品質
一方、WF-1000XM5が劣っている部分は「価格の高さ」と「ケースや本体のマグネットの弱さ」くらいでしょうか。
それ以外は間違いなく満足できるクオリティに仕上がっており、価格面が許容できるのであれば買い替えて損はないと断言できます。
価格的に難しいということであれば前作のWF-1000XM4も在庫がある限りさらに値下げでされる可能性もありますのでこちらもおすすめです。
総合評価とまとめ
総合評価は☆4.8
Sony WF-1000XM5は、ナチュラルな音質が素晴らしく、機能性やデザイン、サイズなど、どの角度から評価しても一級品と断言できます。
これらを鑑みると総合評価は本サイトでもっとも高い☆4.8となりました。
Sony WF-1000XM5は、音質や機能性はもちろん、コンパクトさにもこだわった最高な完全ワイヤレスイヤホン!
最後にSony WF-1000XM5のメリット・デメリットをおさらいします。
- シンプルで高級感のあるデザイン性
- コンパクトながら機能性バツグン
- ナチュラルで空間表現豊かなソニーサウンド
- ハイレゾ・LE Audioにも対応
- 空間オーディオ(360 Reality Audio)でさらにリッチな音楽体験が可能
- 最高クラスのノイズキャンセリング
- 音楽を聴きながらでも自然に会話も可能な外音取り込み
- ビジネスシーンでも安心な通話性能
- 豊富なカスタマイズ性
- 音量の上げ下げの操作が4回タップで快適ではない
- イヤホン本体のマグネットが弱め
- 価格は高め(定価41,800円)
Sony WF-1000XM5は、前作に比べて価格は上がったものの、大きなデメリットの1つであったサイズもかなりコンパクトになったにも関わらず、大幅に向上し、さらに隙のないモデルに仕上がりました。
スペックに裏付けされた音質、機能性、デザインはとても素晴らしく2023年の完全ワイヤレスイヤホンNo.1と言っても過言ではない出来となっています。
特に音質に関しては感動するほどで音場が広く空間表現の豊かさはとて気持ちがよく、ずっと音楽を聴いていたくなります。
価格面では物怖じしてしまうかもしれませんが、Amazonなどでは10%分のポイント還元を行っていたり、2023年9月19日までに購入するとメーカー保証が+1年(合計2年)となるキャンペーンも行っていますのでぜひお早めにゲットしてくださいね!
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