前回の続き「浄化と内観の方法2」です。
「（怒られたりケンカになるのが恐くて）旦那さんに言いたいことが言えない」を例題にして書いています。
前回の記事はこちらです。
5.自分に自由に表現することを許す。
先述の1-4の工程に取り組むと、「自分で自分を制限していたんだ」ということに気付くと思います。
なので、自分で自分の制限を取り払い、自分を自由にしてあげましょう。
今回の例で言うと、「自由に表現すること」を許してあげてください。
自分に「今まで制限しちゃってごめんね。辛かったよね。」と謝って、「これからは自由に表現していいからね。もし表現した時に旦那さんに何か言われたとしても、私はあなたの味方。私があなたを守ってあげるからね。だから、安心して表現してね！」と伝えてあげて下さい。
言うまでもないですが、「ただ自分の言いたいことをぶちまけましょう」という意味ではありませんので、その辺はご注意を。
相手も感情のある自分と同じ人間です。
相手への思いやりと礼儀は持ちながら、相手を責める口調ではなく、冷静に、自分の思いを伝えます。
それから、言いたいことが言えない人は、怒ることも我慢している人が多いのではないでしょうか？
怒りの感情は自然な感情です。
それを「ダメ」だと思わないでください。
怒ることも許してあげてくださいね。
そして、「この怒りの感情はなぜ起こっているんだろう？」と、先述の1-4のステップで見てあげてください。
その「怒り」ちゃんは、ずっと未消化のまま潜在意識に残っていたもので、ずっとあなたに気付いてもらえるのを待っていました。
怒れない人は、「怒りを表現することが課題」だという人もいることでしょう。
そういう方は、荒療治として「怒りを出す」のも一つの突破口です。
私もそうでした。すごくスッキリしました！！！
ただ、「放ったものを受け取る」というカルマの法則を考えると、怒りを出した時と同様のエネルギーを受け取る、ということもあるかもしれませんね。その時は粛々と受け取りましょう。そういう潔さは自分を幸せに導くためにも必要な事かなと感じます。
そして、根本的な治癒としては、やはり、「怒り」を感じた時にその怒りを浄化して、怒りの元の価値観などを手放していくのがいいです。
内観はぜひやってみて欲しいなと思います。元から絶たないと、同じような出来事がエンドレスで起こるだけですので。
そして、最後のステップ。
6.実際に、自分を自由に表現する
です。
くじけず、何度もトライし続けましょう
深刻にならず、ゲーム感覚でやってみましょう
あ、今回は上手くいかなかったな。よし、じゃあ、次は頑張ってみよう
みたいな、ライト感覚で取り組みましょう。
体験を積み重ねることで、自分の中で、「自由に表現すること」が当たり前になってきます。この、自分に定着させる作業がものすごく大事です
コツがあります。
それは、深刻にならないこと。
深刻になると、自分が辛くなります。
悩みやすい人は、、、これは私のことでもありますが
、、、物事を深刻に受け止めがちだったりします。
あとは、被害者意識から抜けること。
被害者モードになると、ドラマチックになって「自分劇場」が大いに盛り上がるのですが（笑）、人生はハードモードになって苦しくなります。
感情の波に巻き込まれた時は即座に「ハッ」と気付いて、感情から自分の意識を切り離して、被害者意識から抜けて「俯瞰モード」に入りましょう。
「恐くて言いたいことが言えない」からの卒業を志す同志のみなさん
お互い、失敗しても悲観することなく、楽しみながらありのままの表現を積み重ねていきましょう
沢山の方にメッセージを届けたいと思っています。よろしければポチお願いします。
