頭蓋内圧亢進は2つの視点から考えると考えやすいと思います。
1つは全体的に脳圧が亢進する場合、
もう1つは局所的に頭蓋内圧が亢進する場合です。
しばしばこの2つの状態は同時に起きることもあります。
全体的な頭蓋内圧亢進(くも膜下出血、急性水頭症)
局所的な頭蓋内圧亢進(脳内出血、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、慢性硬膜下血腫)
脳神経外科手術の目的
※圧迫されている脳の機能は回復しうるので圧迫を解除することで神経機能の回復が期待できる
※損傷してしまった脳の機能は回復しないが、脳幹が生きていれば救命の余地がある