納得した。
電車の中で、衝撃に近い形で納得したんだ。


最近、やたらとご飯だ相談したい事があるだ。
と何かのお誘いを頂戴する。
ありがたい。

確かにありがたい事なんだ。
私のような小物を目にとめ、気にとめ、
お誘い頂けるのは本当に嬉しい。感謝。


しかし、例え仕事の関係とは言え、
どこの誰とも知りえぬ人にそう簡単に会いに行くものなのか?
このご時世に??


特に危険が無いことがわかる方、
友人(仕事仲間)同伴を許してくれた方であればお会いした事もある。


そして、その後も同一人物から何やかんやとお誘い頂く。


ありがたい。(あまり言うと嘘くさい)
ありがたいと思う気持ちに嘘はない。(これは本心)


が、しかし、私は実はそんなに時間が空いていない。
勿論、どこそこの政治家、起業家や社長などお偉い方に比べれば、スケジュールはスカスカだ。
目も当てられないレベルだ。
そんなレベルでも、私にとっては精一杯なのだ。
己のキャパシティの低さを再確認した……。


自分はこんなにも一杯一杯なのに、
何故、お誘いされるのか?
余裕をかます知的女性にでも見えればこれ幸い。


そんな事を考える日々。


その日々の中で、心を別の空間にもっていきたくて、三浦しをん先生の著書を連日の通勤時間に読んでいる。
最近は、【ビロウな話で恐縮です日記】だ。
表紙が私の好きな 中村明日美子先生というのも堪らない。さらに本の内容は、あんなにも美しい文章を書く、三浦しをん先生からは考えられないほど、常人とは逸している(褒めている)生活に電車の中で必死に笑いを堪えなければいけないほど!!(最高傑作だと思っています!)


そんな、文庫本を読んでいて、今までの私の謎が綺麗に解決した。


最後の文庫本についての解説、ジェーン・スーという方が書いている文章に大きく頷いた。
以下、抜粋。



独身女はいつ何時も自分のことしかかまけないので、どんなに忙しくとも暇そうな印象を与えるものです。



なるほど。
私は、何をしても暇そうに見えるんだ。
こんなに忙しいのに!!
他人様から暇そうに見えてしまうならしょうがない。これからもお誘いが来ることを快く受け入れよう(会う、会わないはおいといて)。


今日は、本当に胸のくすぶりが晴れた。


ありがとう。
三浦しをん
ありがとう。
ジェーン・スー




こんなブログを書いている時点で……
ひま……なのか……?





⚠️本がシオシオなのは、鞄の中で水をぶちまけたからだ!!(泣)
こんなブログで興味をもって下さった方は、ぜひご購入下さい。