祖母が視えた意味 | ねねさんのアンテナ☆

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先日ひょんなことから、着物着てお食事会に行くお話を頂きまして・・。

実家に着物がいくつかあるということで、母も高齢だしいい機会だし今は実家で着れる人がいないからと引き取って来ました。

お食事会の話が来た時からなぜか、父方の祖母が視えはじめました。

父方の祖母は婿をとって家を継いだ人なので、元々水鳥家の人間ですが、私がかなり小さい時に亡くなりました。

私の記憶の中にある祖母は毎日着物を着ていました。

昭和初期の美容師で髪も綺麗にしていて、とてもおしゃれな人でした。



何で急に祖母が出てきたんだろうと思いつつ、食事会のお話が来た次の日、実家に着物を取りに行きました。


最初実家に着物が・・って聞いた時は父方の祖母の着物だと思っていたのですが、よくよく話を聞いたら大部分は母がお嫁にくるときに母方の祖母が持たせてくれたものだから、あまり着なかったけどとっておいたという話でした。(昔の人はこういう形で嫁入り道具を親が用意してたんですね)

それを聞いてしまうと趣味じゃない柄のやつも捨てられないじゃん…ってなってしまいました(^^;

でも一つだけ父方の祖母のものが残っていました。

それは喪服でした。

元々は叔母が父の葬儀に持ってきていたものが、たった一つだけ残っていたのでした。

身内の恥をさらすようで恐縮ですが、その叔母は嫁いで出て行った人ですが、たくさんあった高い着物や宝石類を祖母の死後、根こそぎ持って帰って売ってしまったそうです。

でもお金にならない喪服は持って帰らず、今度取りに来ると言ってそのまま8年くらいたちました。

その喪服には家紋が入っています。

呉服屋の人に見せたら、これは家紋が入ってるから他人にあげるものじゃないんだよって教えてくれました。

普通家紋は五つ入ってるんですが、父、母、兄弟、親戚、ご先祖さまをそれぞれ表します。(平安時代にできた風習で陰陽五行から来ているようです)

その家の(血族の)人ですよっていう意味やお守りとして受け継ぐので、家紋入りの着物は人にはあげるものではないそうです。

女性はお嫁に行くときに、実家の家紋入りの着物を親が持たせてくれることもあったそうで、これは祖母が一人娘の叔母にそういう意味で持たせてくれたものでした。

喪服の家紋の意味が分かって、本来高い着物よりももっと大事にしないといけないものだったんじゃないかと思いました。

その話を聞きながら叔母がもし来たら私から返さないといけないのかなと思いましたが、それまで無言だった祖母が、呉服屋さんと話しているときに

「返さなくていい
ねねにあげたいんだから」

と言ってきました。

母はお嫁に入ったひとなので祖母とは血がつながっていません。

そういう意味でも私にあげたかったようです。

ずっと視えているのに前日から無言だった祖母が、その場面で言ってきたというのは、ようするにその喪服について言いたいことがあるからなのでした。



そもそも「食事会の話のご縁」を「手配した」のは、神様やご先祖さまなんだろうなと思います。

着物を預かったら呉服屋さんに持って行く予定ではいたのですが、元々着たいお着物を一部だけ見せるつもりだったんです。

話してたらせっかくなので全部見ましょうって言われて、車まで全部取りに行きましたので、そういう流れだったんだろうなと思います。

喪服はスーツとワンピース持ってるので、家紋に気づかなかったら処分してた可能性もありますし・・;;あぶなかった・・;;




家紋の話はもう一個あるけど長くなったので、また今度書きます。




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着物を実家から呉服屋に持って行く途中で、虹がかかってました。

何となく縁起がいいな、と(笑)








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