ほうれい線上のアリア

愉快にお気楽に生きていきたい。北野トマレの日常。

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今年は黄色い帽子のおばさんになるのが目標という話

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黄色い帽子のおじさんを知っているだろうか。

 

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彼はおさるのジョージに登場するキャラクター。

 

おさるのジョージはニューヨークのアパートでおじさんと暮らす子猿の日常を描いた子ども向けのアニメーションだ。

 

土曜日の朝eテレで放送されている他

Amazonプライムでも視聴することができる。

うちの子供たちは大きくなってしまったので最近は滅多に見ることはないが、小さい頃はよく見ていたように思う。

 

 

 

だから私も彼のことをキャラクターとしては知っていた。

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お話もなんとなく流し見たことはあったが、しっかりと見たことはなかった。

あまりにも優しい平和な雰囲気から

お猿のかわいさと、たわいない日常を見て楽しむだけの単純な幼児向けのアニメーションだと決めつけていたのだ。

それがこの間お正月の帰省中、甥っ子と一緒に何気なくこれを視聴して震えるほど感動してしまった。

 

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彼の凄さは育児経験者の間では有名らしく

Twitterでその驚きを呟いたところ、フォロワーさんに今頃気づいたんですか?と言われてしまったのだが

私的にはとにかく衝撃だったので今日はその感動を語らせて欲しい。

 

 

 

あのね…、

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彼は凄い。

 

 

 

いや、あんな全身黄色のファッションを貫いているところからもちょっと普通じゃないことは伝わってくるが、それだけでなく

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心が果てしなく広い。

 

 

おさるのジョージを見たことがある人ならご存知だと思うが、

ジョージは好奇心のおもむくままに行動しては

相当なアクシデントを引き起こす。

部屋をめちゃくちゃにするのは日常茶飯事。

アパート中を水浸しにしたり、

部屋中を足跡だらけ、泥だらけ、ペンキだらけにしたり

ドーナツを買いに行けば100ダース注文して

果ては船は流すわ、ビルは倒すわ、

そりゃあもうちょっとシャレにならないくらいのありとあらゆる困ったことをする。

 

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もはやいたずらというより災害。

 

それでもおじさんは怒らない。

びっくりしたり、理由を聞いたりすることはあるけれど怒りはしない。

その寛容さには恐れを感じるほどだ。

 

 

5歳の息子と共におさるのジョージを常々見ている

トマレ妹は言う。

「子育てをしていると、程度は違えど似たようなことがおこることがあるでしょう?

でも私はいつもギャーギャー騒ぎっぱなし。

こんなふうに寛大な心で子育てできたらいいなって常々憧れているのよ。」

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凄まじい惨状を目の前にして、おじさんはジョージの発想や好奇心、小さな成功を誉めるらしい。

確かにジョージの行動は純粋な探究心や優しさからきていることが多い。

でもいつも良かれと思って行動した結果、

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いくら悪気ない行動だからといって

少しもイラつかずにいられるものだろうか。

 

 

だって精神的ショックもさることながら、経済的にも大打撃であることと思う。

このドーナツ100ダースだってどんなに少なく見積もっても十数万は請求されることだろうし

部屋中水浸しともなれば絨毯、ソファ、壁紙に床板…

現状復帰にいくらかかるのか、想像するだに恐ろしいくらいだ。

 

 

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ニューヨークでドアマン付きの部屋数も多い大きなアパートに住んでいるし、

田舎に別宅も持っている様子。

博物館の学芸員だという話だが、そんなにお給料が高いのだろうか?

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謎は尽きない。

 

理由はどうあれ、その狂気じみた優しさに惹きつけられ

正月から隙間時間を見つけてはアマプラで「おさるのジョージ」を視聴している。

今シーズン1と映画を見終わった。

 

 

黄色い帽子のおじさんはその映画の中で

博物館を訪れた子どもらに

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こんな事を言っていた。すっごくステキな言葉じゃない?

だからおじさんはジョージの好奇心を大事にし、

例え失敗しようとも経験から学べるよう

ただ愛を持って見守っているのだ。

 

 

親としてこんなに憧れる姿はない。

きっとこのお話は子どもに対しては

そのオープニングで歌っているように

「ジョージのように好奇心のおもむくまま、なんでもやってみよう」

と背中を押し

親に対しては

「おじさんのように子どもを信じて見守りましょう」という教訓を示してくれているのだ。多分。

 

 

 

ホルモンバランスの乱れからか

老化による前頭葉の萎縮なのか…

子どもに対してのみならず、

最近誰に対してもイライラしがちで何かと狭量な自分を感じるのだが

今年は彼の姿を常に胸に抱き、彼だったらどうするかを常に自分に問いかけながら、彼のように生きたい。

 

 

どんな状況に置いても、穏やかに…経験から学ぶチャンスと考える。

簡単には怒らない。

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そう決意して

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メルカリでぬいぐるみとマスコットを買った。

常に黄色いおじさんをそばにおいて

今年は少しでも黄色くなれるよう頑張っていきたい。

そう思っているのだ

 

 

 


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