滋賀県での占いイベントがありまして、早々にお客様からのご予約も入り、同級生も同行したいとのことだったので、イベント出店を決めました。

同行する同級生は2人。一人は家に泊まりに行くような仲のいい♀。
一人は私のストーカー兼マネージャーを自負しているような♂。しかしながらイベント毎に集客してくれたりと大変お世話になっているので、

『滋賀行きついでに早起きしてパワースポットでも行くかー』
と同行してイベントに来てくれる同級生へのお礼として提案したのです。

この同級生♂は前年度の滋賀イベントにも同行していたのですが、その時にとある橋で先輩が自殺していると聞いたような記憶があります。

パワースポットの1ヵ所目の参拝が終わり、2ヵ所目への移動途中、自殺現場の橋を渡るルートが表示されました。

橋を渡る数分前、何故かピーン！！と来るものがあり、後部座席に座っていた同級生♂に振り返り

「オマエ、絶対に変なこと考えるなよ！？絶対に（自殺者に）コンタクトするんじゃねーぞ！！」

と強く釘を刺しました。

ところがその橋を車で渡り始めた瞬間、

「痛い痛い痛い！！！」

頭がメチャクチャ痛くなってきました。

見えはしないけれども、霊的に少し開きかけている同級生♀も、頭が痛いと唸っています。

再度後部座席に振り返った私は、同級生♂に言い放ちました。

「テメェ！！コンタクトするんじゃねーっつっただろーがよ！！」

キョトーンとしている同級生♂。
何のことか解らないままでも、私の怒りを静めようと必死で謝っています。

そう。慰霊の気持ちであっても、その人を思い心の中で祈る気持ちが、自殺者との通信を行うことになり（助けてくれる～）となって拾わされたと言う訳です。

同級生♂には私と行けばなんとかしてくれるだろうという、下心も持っていたようにも思います。

これからイベントに行き、霊感霊視鑑定を行おうという直前に

自殺者の霊は憑いてるわ＆激怒しているわで

そんな霊能者いらんやろ！！状態(；´Д｀)

こういった心の状態だとお金を貰える鑑定が出来ないどころか、心の周波数が低次元に合ってしまって、変な低級霊にコンタクトしてしまうので私自身が危険でもあり、霊感霊視のスイッチを入れられない状態に陥ってしまいました。

予約して戴いた方もいるのに、仕事が全く出来ない状態に陥ってしまったのです。

幸いにして2ヵ所目のパワースポットは、不動明王を奉っている寺院。
本堂の不動明王の前に正座して、一心不乱にありとあらゆる御真言、効果のあると思われる御真言を片っ端から唱えました。

なんとか自殺者の霊を引き剥がして心を落ち着け、鑑定をしてもいいかと高次元の存在に問い、OKを貰えるまでにかなりの時間を要しました。

しかし、除霊浄霊はあまり得意ではない私は、無理矢理引き剥がしたところを塞ぐ方法が解らないという未熟者。
しかも天国へ通じるトンネルを置いたものの、先日の武将のようにすんなりとは上がってくれず、何度も戻ってきます。

とりあえず仕事に向かい、後で先輩に聞いてからにしようと、引き剥がした傷の修復も、浄霊も後回しにし、イベント会場に着いたら

２時間もの大遅刻(；´Д｀)

長らくお待たせしてしまったお客様方、大変申し訳ございませんでした。<(_ _)>

先日の武将のように誰かの為に命を投げ出した魂ならば、私のような未熟者でも天上界に帰してあげることも出来ますが、
自分の不幸を全て誰かのせいにして世を恨んで命を絶った、怨念に満ちた霊に憑かれるとこちらのダメージも半端ではありません。

同級生♀と共に１週間ほど気力＆体力の減退に悩まされました。

翌日に連絡が取れた、除霊浄霊のエキスパートな先輩に話してみると、開口一番どやされました。

「ヨーコさんは危なっかしい所に突っ込んでいくからと思って、結界張ってるのに自分から破ってどーすんのよ！！」

先輩が気を遣って私に作ってくれた結界も、

①橋を渡る前に同級生♂の気持ちをつい感じて、心を透視してしまう。
②橋を渡っている途中で、同級生が自殺者にコンタクトしたことに気付く。

と言う形で、私も間接的に自殺者にコンタクトしてしまったという訳です。

「心を閉じる事を覚えなさい！！」

とキツく言われましたけど、そこが除霊浄霊よりも一番難しかったりします。

浄霊の方法にも「存在を無に戻すor消滅させる」場合があるとは解っていましたが、
（どんな霊でも元は人間だし、そんな酷いことをしなくても･･････）
と思っていた私の概念が今回の件で吹っ飛びました。

元は人間でも悪霊と化し、人に災いをもたらす様な存在になった時、
存在を消滅させることも致し方ないのかと思い至りました。

その自殺者の霊も、天上界に上げたと思いきや、何度も帰ってきて車をよこせだのなんだかんだとうるさいので、そこらに捨ててきました(^0^;)

後で同級生♂には「私もコンタクトしてしまったのもいけなかった。私も悪かった」と謝罪しましたけど、