今週に入ってかなり涼しくなってきましたね。
ようやく夏が終わった感じがします。
今日は竹林の撤去に苦労している点を報告したいと思います。
竹林を切り開いて新たにぶどう棚を作ったのですが、竹株がたくさん残って歩きずらい上に棚の周りにネットを張ることができません。
2024年7月22日 完成したぶどう棚 竹の切り株だらけ
竹自体はチェーンソーで伐採して片付けられたのですが、この竹株がとてもやっかいなのです。
なにせ、掘って竹株を取り出したくても、スコップが地面に入りません。
土の中は竹の根がびっしりで、全くスコップが入っていかないのです。
「地震の時は竹林に逃げろ!」と言われるように地面が全て根っこじゃないかと思えるほどびこっています。
とくにやっかいなのが地下茎です。
地下茎は3cmぐらいあってこれが土の中で何十にも折り重なっているので、1本の地下茎を引っ張って持ち上げようとしても、その上に別の地下茎がじゃまして引っ張れません。
掘り出した地下茎
少しずつ地下茎をのこぎりで切って除去してきます。
そして本命の竹株を取り出すのですが、多少地下茎を切り取ったぐらいでは全くびくともしません。
竹株の除去方法を調べてみると、ユンボ(ショベルカー)を使って引っこ抜くようですが、普通の家にそんなのあるわけないでしょうが・・・・
竹を伐採して竹株も除去してくれる業者があるようで、その値段はなんと1本6000円!
残ってる竹株は10本や20本じゃないのに合計いくらかかるんだ・・・
しかもユンボが入っていけない場所と聞いたらいくらかかるか。
がんばってのこぎり、スコップ、つるはしを使って人力でとっているのですが、1日かけて2株程度掘り出すのが限界です。
しかも、汗だくで全体力を消耗しきった状態になります。
竹株の全周囲の地中にはびこる地下茎をのこぎりで切らないと掘り出しようがありません。
竹株の全周囲の土ごと地下茎をのこぎりで切る作業が本当に辛くてかなり体力を消耗します。
そこで、だめもとでチェーンソーを地中に入れて地下茎を切断してみることにしました。
のこぎりよりはかなり楽に地下茎を切ることができ、竹株を掘り起こすことができました。
続けて2個目を掘り出すためにチェーンソーを地中に入れて回したところ、ガガガーと音がして刃が回ってくれません。
チェーンソー壊れました!
分解して中を確認してみると土が入ったわけではなく、負荷がかかりすぎてギアがダメになっていました。
チェーンソーのギアはめちゃくちゃチッチャイです。
直径で1cmにもみたないんですよ。
とにかく地下茎を切らないとつるはしすら入っていかないので、地下茎を切る工具を探しました。
調べたところありました!
レシプロソーです。
早速、購入しましたよ。
マキタ レシプロソー 100V JR3070CT
電気のこぎりですね。
ブレード部を地中に入れて地下茎が切れます。
刃がだめになっても簡単に新しい刃に交換できます。
カッターの刃の交換より簡単に交換でき、取り外しができます。
刃の厚みは1mm程度しかないのでチェーンソーよりは負荷がかかりません。
それでも地中内で使用してかなりの負荷がかかると思われるので、100V仕様で最大の1500w出力のグレードの高いレシプロソーを買いました。
バッテリー式だとさらに高かったので、家の周りでしか使わないから安い方の100V電源仕様を購入しました。
さらに、チェーンソーをダメにしてしまったのでチェーンソーも購入。
マキタ 電動式チェンソー MUC3041
そして、細い根なら切ってしまうというスコップ『キレールショベル』を購入しました。
キレールショベル
刃先が鋭く尖っていて根っこが切断しやすそうです。
竹株を掘り出すために購入した品
この品を駆使して竹株を掘り出して行こうと思います。
途中までのこぎり、つるはし、スコップで掘って断念した竹株
レシプレソーで竹株全周の地下茎を切って切り出しました。
きれいに切り出せましたよ。
スコップや単管パイプをてこの原理で掘り出しに成功
今までの人力作業と比べると見違えるほど作業がはかどります。
続けて右の竹株に取り掛かりました。
続いて右にあった竹株の切り出し
同様にレシプロソーで竹株の全周を切り出し、
スコップや単管パイプをてこの原理で掘り出しに成功
続けて右隣
さらに右にあった竹株をレシプレソーで切り出し
スコップや単管パイプをてこの原理で掘り出し成功
竹株3個を半日で除去できました。
レシプロソーのおかげでかなり作業効率が上がります。
3個除去してもレシプロソーの刃はまだ使用できています。
結構長持ちしそうですね。
まだまだ時間はかかりそうですが、来年の春までには竹株堀を終わらせたいと思っています。
本日もありがとうございました。
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