寒くなってきました、こういう季節には渋く甘いブラックミュージックが染み入ります。今夜はブラコンカテゴリー終焉の頃、86年に発売されたウィリーコロンのデビューアルバム。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いのHush Productions所属で、Executive-ProducerはBeau Hugginsということで発売前から期待された名盤。とはいえ、実は70年代から活躍していた彼はオーティスレディングそのものの世界観を再現していたものの、この豪華なメンバーによるデビュー作は、まさにトレンドを取り入れた、都会派のブラックミュージックに仕上がっていました。アルバムタイトルWhere You Gonna Be Tonight? 泣きの効いた渋い彼の歌声から始まり、ミディアムテンポのダンサーチューン。他にもWomack & Womack作、RestlessやFirst Time Making Loveなどのバラッドも必聴。