囲碁でライバルに差をつける!とっておきの裏定石!?

こんにちは!ひかるです。

皆さん定石はどれくらい知っていますか?

アマチュアにとっては基本的な定石を知っているだけでも十分ということもありますね。

しかしライバルが知らない定石を打つことが出来たら…?
そこで有利になること間違いなしです!

そんなとっておきの裏定石を解説している本があるので紹介します!

ライバルに差をつける裏定石本!

アマの知らないとっておきの裏定石 (小松英樹 著)

対象棋力:上級以上
※僕が実際に読んで感じたものです

この本は名前の通り、

アマの知らないであろう定石が沢山詰め込まれている本です!

つまり対局で活用すればそれを知らないライバルは
なんだって!?と驚くことになるでしょう!

そして初見で完璧に対応することはむずかしいので、みなさんが有利になること間違いなしかも!?

裏定石とハメ手との違い

ハメ手とは、相手が応手を間違いやすそうな形に誘導し、間違えることで得をしようという手のことです。

このハメ手はもし間違えずに対処されてしまうと、ハメ手を仕掛けた側が損をしてしまう場合がほとんどです。

しかし裏定石は違います。

  相手が完璧に対応してもほとんど損がありません

そんな夢のようなノーリスク・ハイリターンがあるの?

あります!それが裏定石です!

是非習得してライバルを驚かせてみてくださいね!

小目と星、流行布石などの裏定石がある!

本の構成は大きくこのようになっています。

序章 各章の説明と裏定石一覧

第1章 小目の一間高ガカリ

第2章 小目低いカカリ

第3章 星

第4章 流行定石・布石

第5章 難解定石

このように隅のカカリごとの裏定石の分類、そして流行系や難解定石で分けてくれているので非常に読みやすいです!

ひかる

僕は星をよく打つので、星のところを特に重点的に学んで使いました!

解りやすいステータス表がある!

この本の面白いところは、
裏定石の特徴をまずステータス表で確認できることですね。

例えばこのような感じ。

黒1にも驚きですが、右下に注目!

破壊力、実現度、認知力、難易度、リスク
それぞれどの程度のものかを☆マークで表しています。
※☆があればあるほどそのステータスが高いことを示しています

横線が引いてあるものは、無しということですね。

 

著者の小松先生の本の中の言葉を借りると

一撃で勝負を決める変化が知りたい」という方は「破壊力」、「とりあえず簡単な変化のものから覚えたい」という方は「難易度」というようにそれぞれの用途にあわせてご活用ください。

ということのようです。

このように定石の詳しい説明に入る前におおまかに特徴を把握できるのが面白いポイントでした!

破壊力4の裏定石を一部紹介!

いかの図をご覧ください。

13手目、右下の形で裏定石が開始しました!

ここで一般的な定石だと以下のように

黒1と隅をしっかりとって、白は2とヒラキを打つくらいです。

これだと白にもゆとりがあるため、平和的な打ち方と言えますね。

しかし裏定石はさらに黒に良い図を目指し奮闘するのです。
それが以下の黒1(最初の図の黒13)です!

このように白の言いなりになったとしても、それは大歓迎!

自然に下辺が黒地になりましたし、右辺も厚くなりました。
黒大満足の変化図です。

白もさっきの図をどうにか避けようと白4とツケてみても黒7までがっちり打てば、下辺は理想的な構えでほとんど地です。

このような裏定石の解説が詳しく本の中で書かれています。

定石が好きだったり碁のライバルに差を付けたい!一泡吹かせたい!
という方に特におすすめの一冊です!

 

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