交換して新しくなった原子力エコキュート(自宅も給電範囲と思われる島根原発が再稼働したのでこう書きました)、何よりもカミさんが喜んだのが一番でワタシも安心しました。ジゴロもたまには良い思い付きをします。
そして使い心地はというと、水道直圧式のおかげでシャワーの水圧が本当に高いです。最初今までの調子で蛇口を開けたら節水シャワーのノズルが壊れそうなほどの勢いでお湯が出たのでビックリしました。あと、貯湯タンクの保温性を高めるため、タンク全体をウレタンで包んだ「ウレタンク」とか、紫外線でお湯を清潔に保つ「きらりUVクリーン」などの新機能はありますが、結論的にはワタシ今までの水圧で十分だったので水道直圧で無くて良かったかも。ただアプリは結構便利です。
その他の大きな変化といえば、やっぱり中国電力の新プラン「おひさまシフトコース」に契約変更したことでしょうか。過去には夜間の電力が余るということで、それを消費するため割安の「深夜電力」が設定されましたが、現在では太陽光発電の普及に伴って昼間の電力が余り気味、そこで通常深夜電力で稼働するエコキュートを昼に稼働させようというのがこのプランの狙いです。ソーラーパネル設置の有無は関係無く、昼間に自動で沸き上げができるエコキュートであればこのプランの対象みたい。ちなみに1号機はさすがに古すぎ、自動沸き上げは深夜電力の利用に特化していたため対象外でした。
それでは最初に料金の比較ですが、
今までは
ファミリータイム(プラン1)
ファミリータイム・8~9時台と18~22時台 1Kwhあたり42.33円
デイタイム・10~17時台 1Kwhあたり42.57円 7~9月は47.38円
ナイトタイム・23~7時台 1Kwhあたり30.34円
今後は
おひさまシフトコース
ひるecoタイム・8~16時台 1Kwhあたり28.50円 7~9月は35.88円
よるタイム・16~8時台 1Kwhあたり35.88円
という結果で、これだけ見るとおひさまシフトコースは深夜帯以外かなり割安、もちろんこれは自宅にある全ての家電に適用されます。ただ今までのコースには電化住宅割引があったりしたので、実際4月分の電気代を見ないことには何とも言えません。
で、あともうひとつが「音」の問題。今回の契約変更について、ワタシは料金よりこちらを重視しました。通常エコキュートが音を出すのは深夜帯の数時間ですが、ウチはお隣さんと程々の距離があるのでそこまで影響は無かったと思います。ただ外気温が低い時期はエコキュートにかかる負荷が大きくなり、それに伴って音もより大きくなるのでそこは考えもの。そこで今回変更した契約の内容に合わせ、エコキュートが稼働する時間帯を人々が寝静まった深夜ではなく世間全体が活動している昼間に変えたので、同じ大きさの音でもその影響はかなり小さくなるハズ。この点は良かったです。
ということでエコキュートについてはしばらく安泰と考えていますが、1号機が水漏れを起こしたのは使用開始から13年目、2号機本体の保証期間が12年で終了というのが気になるところです。おまけに2号機は上に書いた「ウレタンク」仕様、万が一タンクからの水漏れがあっても1号機みたいに上蓋を取ってパテで止めるなんて芸当ができないんですよね。