どっかでやれないかと画策していたが人は回ってくれそうもなく、娘に「ママもゴルフ友達作りなさいよ、ゴルフ仲間が私と○○さん(もう一人の娘の婿)だけじゃあしょうがないでしょ」と言われた。
左足の痛みもそこそこ軽減したし、あと1週間2週間したら寒くなりそうなので、川崎国際に電話して明日のキャンセル分が取れた。
今年の夏、今冬は寒くなるという長期予報が出ていた。
先日から年末ジャンボのために宝くじ売り場に人が並んでいたが、私も今日買った。
宝くじはいつから1枚300円になったんです?永遠に100円だったと思うが。
当たったら南の島にゴルフに行こう。
しかし、宝くじに当たるより競馬の方がまだ確率は高いと思う。
腰痛がひどくなるのでラウンドの前日は練習に行かないが、今日は例外にしてちょっと打ってきた。
40球のみ。
56度はテークバックをものすごくゆっくりするとシャンクが出なかった。
私はパットの練習の時、パターを one thousand, two thousands, three thousands と数えてゆっくり引くようにしている。
秒で数えたい時、ワン、ツー、スリーと数えると大抵の人は1秒より短くなる。それで、こう口に出していうとちょうど1秒間隔になるから one thousand と数えるといいのだそう。
ロスに住んでいる頃、職場からCPRの訓練に参加させられて、そこで教わった。
コースでそんなにゆっくりテークバックしているわけがないが、まあ早いスイングが止まらなくなった時の直し方。
*
最近、うちの近くのデパートやスーパーで、杖をつき、足を引き摺って、脳梗塞や脳溢血の後遺症ではないかと思われる男性たちをしばしば見かけるようになった。
高齢による杖ではなく、麻痺や障害が残った故の歩き方。
それほど高齢でない方も珍しくない。
一緒に歩いている奥さんは大した歳にも見えず、体の動かし方も年寄りのようではない。
日本のゴルフコースでは、あのぐらいの障害が残ってもゴルフを続けるのは難しいだろうなと思った。
日本のゴルフはある意味過酷だ。カート道に乗ったカートは、例え間隔があっても数珠のようにコース中を繋がれている。
カートを降りて打って、カートに乗って運ばれ、カートを降りて打って・・・これを延々18ホール繰り返す。
たまたま自分のボールが見つからない、あるいはフェアウェイに戻すのに何打もかかる、それは即効カートが動かないことになり、自分がカートの進行を遅らせていることになる。
数珠繋ぎであるから、自分達のグループが遅いからと後ろに追い抜いてもらうわけにもいかない。
前が初心者でボール探しばかりしていても抜かせてもらうことも出来ない。
かくして、老いも若きも、上手いも下手も、前が空いた、後ろから来ていると、急かされ、それでもハーフ2時間半もかかる!
ゴルフが出来る程度の障害や、後遺症であっても実際はラウンド出来ないだろう。
18ホールのレギュレーションコースを回る能力がなくなったらそれきり、段階を下げてゴルフを楽しめる場所はない。
ゴルフは経済的に恵まれ、健康に恵まれ、五体に恵まれた人の遊びなのだ。
歳をとると、ゴルフは次第に役立たずの趣味になる。
*
練習場の周りはショートコースを潰してショッピングセンターになり、ユニディーという大きな雑貨屋がある。
そこに昔ながらの駄菓子が少し置いてあった。
小さい箱に6個の玉状のガムが入っている。平たいのは1個のフーセンガム。
これで、107円だった!
思わず、全部でですか?と聞いた。
明日は石坂ゴルフ倶楽部でのスコアより10打は縮めたいもの。