アーノルドクラシックまであと4日! 出場選手紹介

アーノルドクラシックまであと4日! 出場選手紹介

2022年3月4〜5日に開催される世界で最大規模のボディビル大会であるアーノルドクラシック。

昨年はルーキーであるニック・ウォーカーが優勝し、衝撃を与えましたが、果たして今年はどのような大会になるのでしょうか。

選手のラインナップと注目ポイントをみていきましょう!

出場選手の紹介

ウィリアム・ボナック

ウィリアム・ボナックは2018年と2020年のチャンピオンで、アーノルドクラシックで強さを発揮する選手です。

一見すると小さな選手ですが、体の全ての筋肉が鍛え上げられている弱点のない体をしていて、大きな選手の隣に立っても小ささを感じさせない迫力と完成度の持ち主。

そのバランスの良さがアーノルドクラシックでの強さの理由であり、今年ももちろん優勝候補の筆頭です。

マックス・チャールズ

マックス・チャールズは180cmの身長に300kgを超える体重を誇る巨大なボディビルダーです。

ただ大きいだけの選手ではありません。ウエストは引き締まっており、広い背中にかけて美しいVシェイプを持っています。

昨年は第8位。2017年には第3位になっているアーノルドクラシックでは常連と言っていい選手です。

ブランドン・カリー

ブランドン・カリーは2019年のミスターオリンピアのチャンピオンであり、同時にアーノルドクラシックのチャンピオンでもあります。

美しいシンメトリーと立体感のある巨大な上半身を持つ選手であり、その背中は現代ボディビル界では最も完成されていると言っていいでしょう。

下半身が弱点とは言われていますが、それを補ってあまりある上半身の完成度で3年ぶりのアーノルドクラシック出場ですが、優勝候補の一人となっています。

サムソン・ダウダ

サムソン・ダウダは2018年にプロデビューした、イギリス出身、28歳のボディビルダーです。

180cmの高身長に長い手足、バキュームが可能な引き締まったウエストを持っているエステティックな体をしています。

クラシックフィジークの人気が高まっている現代では、ボディビルにこのタイプの若手選手は非常にレアで、これからの活躍が非常に楽しみな選手です。

アーノルドクラシックには初出場。

リーガン・グライムス

リーガン・グライムスは2019年にクラシックフィジークからボディビルに転向した若手選手です。

今年はミロス・シャシブという山岸選手のコーチを勤めていたトレーナーとタッグを組み、その体をメキメキと進化させています。

アーノルドクラシックには初出場ですが、クラシックフィジーク時代から培われている美しいエステティックな体が活かせる大会なので活躍が期待できます。

スティーブ・クークロ

2018年から5大会連続の出場となるスティーブ・クークロ。

常に6位以内の安定した実力を発揮しているスティーブ。昨年は過去最高の3位に入賞しました。

高身長にバランスよく鍛えられた筋肉が特徴で、決して大きすぎることなく、どこか爽やかささえ感じさせるタイプのボディビルダーです。セドリック・マクミラン

2013年から2020年までの8年連続でアーノルドクラシックに出場していたセドリック・マクミラン。

昨年は怪我の理由で残念ながら不出場でしたが、今年は出場予定です。

個人的に世界最高のプロポーションを持つボディビルダー。この人がいないとアーノルドクラシックじゃないでしょ、って感じの選手です。

今大会おそらく最年長となる44歳。あと何度彼をステージで見られるかわかりませんが、今年も一番応援しています。

ファビオ・ギガ・レゼンデ

ファビオ・ギガ・レゼンデは2020年のアーノルドアマチュアで優勝してプロになった選手です。

おそらく今大会がプロビュー戦。

Instagramで2020年よりもめちゃくちゃ進化した姿を確認することができます。ステージ上での姿が楽しみです。

ジャスティン・ロドリゲス

ジャスティン・ロドリゲスは昨年に続き2度目のアーノルドクラシック出場です。

昨年は第4位で、初出場ながら上位入賞。

大きな背中、胸、腕で一見マッシブな印象ですが、よく引き締まったウエストの持ち主です。

ブレット・ウィルキン

ブレット・ウィルキンは2021年からオープンクラスで活動しているボディビルダーです。それ以前は212クラスで活動していました。

オープンへ転向するにあたり大幅なサイズアップを測っており、その成果もあってオープン初コンテストであるシカゴプロで第2位に入っています。

アーノルドクラシックへは今年が初出場です。

アーノルドの意向かーバランスタイプが集結

個人的に感じた今年のラインナップの特徴があって、それはバランスタイプの選手が多いなということです。

もともとアーノルドクラシックはバランスタイプの選手が多く招待される傾向にはありましたが、今年は特にその傾向が強い気がします。

昨年のアーノルドクラシックで、アーノルド・シュワルツネッガーはボディビルは危険が伴っており、これからはクラシックフィジークをメインにするべきだというコメントをしていました。

巨大化が進むボディビルを危惧している発言でしたが、今年のラインナップはそれを反映しているのではとも感じられます。

ルーキーには見えないマッシブさで優勝したニック・ウォーカーの名前が今年のリストにないことも、それを感じさせますね。

巨大でマッシブな体もボディビルの醍醐味ではありますが、個人的にはバランスに優れた美しいタイプのボディビルダーが好きなので、今年のラインナップでの大会は非常に楽しみです。

まとめ

ということで、2022年のアーノルドクラシックの選手の紹介をしてみました。

昨年のチャンピオン不在ということで、今年は確実に新チャンピオンが誕生します。

果たして誰になるのかとても楽しみです。