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メンテナンス

車のエンジンルーム点検!ド素人でも不安から開放される簡単チェック方法

車のエンジンルーム点検!ド素人でも不安から開放される簡単チェック方法

車のボンネットを開けて、自分でエンジンルームの点検をしている人、どれくらいいますか?

「やりません。エンジンの分解なんかできません」という人の方が多いでしょう。もちろんエンジントラブルは、素人には危険です。

しかし、エンジンルームには簡単に扱える「パーツ」があり、日々のチェックで車の調子を把握でき、誰でも立派にエンジンルームの点検が行えるのです。

エンジンルームの構造を理解し、簡単な車の日常点検の方法を身につけましょう。

なお、車種によって違いがあるので、所有する車の取扱説明書を参照してください。

エンジンルームの基本的なレイアウト

エンジンルームの内部は、エンジン本体と、車のあらゆる電力をまかなうバッテリー、エンジンをクールダウンする冷却系というカテゴリーに分けられます。

ボンネットを開けると、真ん中に鎮座しているのがエンジン本体です。

エンジン本体には、エンジンオイル点検用のレベルゲージ、エンジンを始動させるプラグ、エンジンルームの前部から伸びるダクトの先に、エアクリーナーボックスという黒い箱があります。

エンジンルーム前端の、右か左の隅にある四角い箱がバッテリーです。

冷却系のパーツでよく知られているのが、ラジエーターです。ラジエーターという言葉だけは、聞いたことがある人は多いでしょう。

エンジンルームのパーツの役割

エンジン本体以外で、よく知られているのがバッテリーです。「バッテリーが上がる」トラブルは、よく耳にします。

バッテリーは、オルタネーターと呼ばれる発電機で発電された電力を貯蔵し、エンジンを動かすために必要なプラグの点火のほかに、エアコンやカーナビなどのあらゆる電源となります。

エアクリーナーは、エンジンに流入する空気に異物が混入しないためのフィルターの役割があります。

冷却系で、エンジンルームの前端にあるのがラジエーターで、ラジエーターの中の冷却水がエンジンの内部に循環し、エンジンのオーバーヒートを防ぎます。

自分で簡単にエンジンルームを点検する!

自分でエンジンルームを点検するといっても、扱いが簡単な液体のチェックを行えばよいのです。

エンジンルームの液体は、車の調子につながるので意外と重要です。

教習所で、運行前点検としてエンジンオイルのチェックを教わったと思います。まずはここから始めてみましょう。

エンジン本体のレベルゲージを引いて、オイルが規定の量を満たしているかチェックします。

MAXとLOWレベルの間に色がついていれば、問題ありません。

▼エンジオイルの交換目安について詳しく解説しているので参考にしてください。

エンジンオイルのチェックがわかると、次からいろいろな液体が目に入ります。

エンジンルームの液体チェックで車の調子がわかる

筆者は、エンジンオイルのチェックがわかると、次にウインドウオッシャー液のタンクが目に入りました。水滴のマークがあるのですぐわかります。

実は、ウオッシャー液が入っていないと、車検を通すことができません。

車は、ブレーキが効かなくなると大変なことになるので、ブレーキオイルも確認します。「ブレーキ液」というキャップの、MAXとMINの間にオイルがあるかチェックしましょう。

バッテリーの能力では、バッテリー液の量が大切です。液量はバッテリー側面の目盛で、UPPERとLOWERにあることを確認します。冬はバッテリー液の量が減って、バッテリーが上がりやすくなります。

▼バッテーリートラブルは寿命を疑ったほうがいい場合もあります。

エンジンはオーバーヒートが怖いので、冷却水もチェックします。「COOLANT(クーラント)」というキャップで、MAXとLOWの間に冷却水が入っていればOKです。

▼ラジエーターの冷却水にも交換タイミングってあるんです。

エンジンルーム内の温度は何度?

エンジンルームは高温になるので、車を止めた直後にボンネットを開けるときは注意しましょう。

エンジンルームの温度は、天候や条件にもよりますが、およそ70度、黒い車では90度にもなるそうです。

真夏に、車内に置き去りにされて子どもが命を落とす痛ましいニュースが毎年報道されます。

車内の温度は70度くらいといわれ、「あまり変わらないのか」という気もしますが、車内のダッシュボードと違って、金属製の部品のエンジンルームはうかつに触ると大変なことになります。気をつけましょう。

まとめ

エンジンルームは、ズバリ車の心臓部です。

植物を育てていると、毎日の様子を観察しますが、車のメンテナンスも植物を育てることと似ています。エンジン本体の内部は専門家にしかわかりませんが、液体の日々の変化は自分で観察できるので、長く続けていると植物の成長と同じように、車の調子を把握できるのです。

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