うちの子は知的障害なのですが
(生まれた時から口唇口蓋裂あり)
知的障害って・・・レベルというか判定があって
その判定を受けなければ正式に「知的障害」とは認定されません。
判定されれば等級がつき「療育手帳」が支給されます。
(都道府県によって呼び名は変わります)
判定基準は下記の通り
①知能検査によって知能指数(IQ)が70未満
②日常生活適応能力が低い
③発達期(概ね18歳未満までに生じる)
小学生くらいになってわかることが多い
中でも知的障害の程度は分かれており(上記の判定基準をもとに)
軽度、中等度、重度、最重度の4つに分けられます。
大体、一般的には100前後の知能指数で・・・
知能指数の数字は低いほど・・・知能レベルは低く
数字が大きくなれば知能レベルが高いといえます。
よって知的障害の知能レベルだけでいうと
51~70は軽度
36~50は中等度
21~35は重度
20以下最重度になります。
・・・が判定基準にもあるように・・・
知能指数だけで判断するものではないので
これは大まかな目安と考えるといいでしょう。
細かく見ていくことは・・・
概念的領域
識字、書字、算数、時間、金銭ン殿関する概念の理解
社会的領域
コミュニケーションや社会的判断(意思決定、危機回避等)能力
実用的領域
食事、身支度、にゅよく、排せつ、などの日常生活、娯楽や仕事に
どれくらい参加できるか?
等を知能レベルと合わせてみていきます。
IQが高ければ理解度はある程度高いので
軽度になることが多いと思われがちですが
IQは高いけど・・・細かく生活レベルを見ていくと
<中等度>場合によっては<重度>ということもありますね。
よく、発達障害の方から
「私たちとあなたたちはレベルが違う」
とか
「私たちの方が軽い」
なんて・・・言われて・・・落ち込む知的障害の方々もいますが・・・
これって・・・
どんな方々もそうですが・・・
「障害」だからと言って・・・上だ下だということではないんです。
知的障害のわが子は・・・
日々淡々と毎日、与えられた仕事をこなすことが得意です。
やらせたらまじめでコツコツ継続するタイプ・・・
飽きちゃうこともあるけど・・・
基本集中してやり遂げますし・・・むらが少ない
(様々なタイプはあるかと思いますが・・・知的の子は比較的このタイプ
多いですねー--)
反対に精神の方はできることは多いし、やれる幅も広いことが多い。
けれど、精神的にむらがあり、調子が良ければ来ることはできるけど
悪くなったら、ずーーーっと来れないとか・・・
やれる時にはどれだけでも・・・でもやれないときの期間がずーーーと
長いとか・・・
調子が戻らず・・・通院や入院って方もおられます。
これって・・・どちらが「よい」「悪い」なんて・・・
私はないと思うし・・・
だから・・・どっちが「上」とか「下」とかもないと思っています。
それは「障害」がある、ないも・・・あまり関係なくて・・・
それぞれが「できること」「できないこと」を持ち合わせている。
だから人は補い合って生きていくんだ・・・
っていうことだと私は思います。
うちの子は判定は「重度」なんですが・・・
生活レベルは・・・高い!!これって本人の力だけでなく・・・
高いんです。
知能的には・・・なかなか厳しいこともありますが・・・
周りのおかげさまで・・・生活レベルが高く、
細かく見ていくと【優れている】ことが結構ある。
これって「環境」であり「仲間」の力ですねー--
だから・・・
「うちの子は重度・・・」なんて落ち込まなくて大丈夫!!
方法なんていくらでもありますよ
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