AGC(旭硝子)【5201】安定配当推移で高い利回り・配当性向も高い推移

ガラスで世界トップクラス、5G関連素材も手掛けるAGC(5201)、安定配当推移で高い利回りです。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認してみました。

AGCのPOINT
  • DOE目安で安定配当期待
  • 高い配当利回りだが配当性向も高い推移
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AGCの株価情報と配当・優待

AGCの株価指標と配当状況・株主優待制度を確認していきます。

株価の指標(2024年2月14日終値時点)

株価:5,357円
予想PER:21.45倍
PBR:0.78倍
予想EPS:249.79円
時価総額:1兆1,648億円

最新の株価参考:AGC(株)【5201】:Yahoo!ファイナンス

配当金の情報

2024年12月期の予定年間配当:210円
予想年間配当利回り:3.92%

配当金の推移について

下記はAGCの配当金推移です。配当権利日は6月(中間配当)と12月(期末配当)です。

AGCの年間配当金推移

2019年12月期:120円
2020年12月期:120円
2021年12月期:210円
2022年12月期:210円
2023年12月期:210円
2024年12月期:210円(予)

2021年12月期は普通配当160円、特別配当50円です。配当金は210円で据え置き推移しています。

配当性向は2023年12月期が68.9%、2024年12月期の予想が約84%です。

株主還元方針の確認

中期計画で株主還元方針を「株主資本配当率(DOE)3%程度を目安とした安定的な配当」に変更しています。

DOE目安で安定配当に期待が持てますが、高い配当性向で推移しています。

参考:配当情報|AGC

株主優待について

株主優待制度は実施していないです。

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AGCの業績推移と株価推移

AGCの業績推移と株価推移を確認していきます。

業績の推移

下記はAGCの売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。

2019年12月期、2020年12月期と連続減益で厳しくなりましたが、2021年12月期は大きく増益に。

2022年12月期は最終赤字に、2024年12月期は営業増益見通しとしています。

参考:財務ハイライト|AGC

株価のチャート

下記はAGC5年分の週足株価チャートです。

株価は2021年から大きく上昇も、11月以降は業績警戒感などから上昇が落ち着き下落推移。

2023年に入ると緩やかに上昇推移しています。

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AGCの事業内容と財務状況

今後のAGCの事業内容と財務状況を確認していきます。

AGC(5201)の概要

AGC株式会社(エイジーシー、英: AGC Inc.)は、世界最大級のガラスメーカー。三菱グループの一員である。主力製品は、建築用ガラス、フッ素化学製品。

旧商号は旭硝子株式会社(あさひがらす、英: Asahi Glass Co., Ltd.)。2018年7月にAGCを正式社名に変更した。

AGC – Wikipediaより一部抜粋

旧社名は旭硝子株式会社です、主要事業は世界トップクラスの「ガラス」を中心に「電子」と「化学品」などです。

キャッシュフロー

下記はAGCのキャッシュ・フロー推移です。

営業CFは比較的安定した推移です。

AGCの配当について

DOE目安に配当方針を変更し安定配当に期待が持てます。高い利回りですが、配当性向が高い推移なのは注意するポイントです。

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