Drupalとは無料高機能 CMS ドルーパルメリット wordpress 比較検証

2022年5月19日
2022年4月19日
Web制作
webメディア, 無料, システム, web制作, ブログ, 企業向け, ワードプレス

Drupalとは無料高機能 CMS の１つです。今回は、Drupal(ドルーパル) メリットできること wordpress 機能や違いを比較検証してみたいと思います。

webサイト、webシステム開発の基本となるCMS（コンテンツマネジメント）。ただ、wordpress のシェアが圧倒的な時代となっています。これは、オープンソースだから、という半面で、機能的な充実度の効果もあると思います。

一方で、wordpress は、大規模サイトの構築については、なかなか難しい面もあります。セキュリティ、ソースコードのベースなどの問題からです。Drupalは、そういった部分をクリアしたCMSのソフトとなっています。

そこで、この記事では、wordpress以外にも、存在する、大型サイトの構築、開発に向く、Drupalというオープンソースについて解説します。Drupalとは何か？Drupalの知識を深めたい方向けなので、営業、広報、マーケティング部、経営企画室、web担当者の方、システム担当の方など、ビジネスで、web制作、セキュリティについて考える、検討する方向けの記事となります。

Drupal 基礎知識を学んで Drupal を活用した、高いセキュリティのCMS、webサイト、webアプリケーションの開発について、プロジェクトを検討していきましょう。Drupal 活用により、新しいカタチのwebプラットフォームなども進むかもしれませんよ。

1 Drupalとは
2 Drupal 開発言語
3 Drupal メリット特徴
4 Drupal WordPress 比較
5 Drupal 使い方解説動画
6 まとめ Drupal CMS は次世代の web 制作ツールになる？
7 ■ web制作人気記事

Drupalとは

参考）Drupal 公式ホームページ
 https://www.drupal.org/

Drupalとは、日本だけでなく、世界で利用されているCMS（コンテンツマネジメントシステム）です。

Drupalはドルーパルと呼ばれます。ドルパとも呼ばれたりします。

Drupalは、世界で多くのユーザーに高く評価されています。

評価されているポイントの１つは、Drupalが、オープンソースのソフトウェアで、無料でインストール、導入ができる点です。

Drupalが、基本部分と機能拡張部分で構成され、ある意味では、wordpressとプラグインのように、機能の拡張がしやすいようになっています。

また、Drupalの機能拡張部分も、さまざまな機能が用意されており、第三者による機能の追加開発も活発で、これは、ワードプレスと同じようなかんじですね。

Drupalは、多言語対応もしているのも人気の1つです。

Drupalは 2022年4月時点で、バージョンが、9になっており、このバージョンは、phpのフレームワークで有名な Symfony を開発フレームワークとして採用しているバージョンとなっています。

大規模なwebサイトを中心にDrupalは利用されていることが多いです。

日本では、Drupalのベンダーも徐々に増えてきている感じです。

Drupal 開発言語

Drupal 開発言語は PHP になります。DBなどは、mysqlで動きます。

Drupalで構築したサイトの出力は、HTML表示がベースとなります。また、このHTML表示はwordpressと同じで動的になっています。

また、Drupalも、wordpress同様、プログラミングの言語はPHPとなっています。

Drupal メリット特徴

Drupal でホームページを構築する際のメリットや特徴について解説していきます。

Drupal メリットはいろいろありますが、基本的には、

多言語サイト構築が容易
拡張性が高い
SEO対策
アップデートが頻繁でセキュリティが高い

といった点があげられます。

多言語サイト構築が容易

Drupal は多言語サイト構築がしやすいCMSです。

Drupal システムにはデフォルトで英語中国語韓国語日本語など複数言語で表示できるような設計がされています。

なんと、世界全国で、100カ国以上の言語に対応しています。

しかも、多言語化方法が簡単です。

Drupal の多言語機能の有効化で、日本語で作ったホームページを多言語化できてしまうのです。

ホームページにアクセスしてきたユーザーが、自分の言語に切り替えて、ホームページの閲覧ができるようになっているので、便利ですよ。

詳細はDrupalのサイト内に記述があります。

Drupal 多言語サポート
 https://www.drupal.org/docs/7/creating-custom-modules/making-your-custom-data-translatable

上記を参照してみてください。

拡張性が高い

Drupal は、拡張性が高いので、新機能追加の際、拡張モジュールを利用することで、簡単に機能追加しやすくなっています。

しかも、Drupalの拡張モジュールは、コアモジュールの変更をしないので、wordpressと違って、サイトの根本がおかしくなることがないです。要するに、拡張によるリスクが低いんですよね。

Drupal 拡張モジュールは、600以上も用意されているので、どんなものがあるか調べないと、なんともな点もありますが。

そこで、モジュールの簡単一覧も参考にしてください。

Drupal 定番モジュール一覧
 http://drupalmodule.octaviadata.com/

いろいろとありますが、コメントを別ページで表示したりするモジュールなどもあったりして便利ですよ。

Drupal ディストリビューション

Drupal 拡張モジュール以外にも、Drupal ディストリビューションという拡張パックもあります。

Drupal　ディストリビューションとは最適なモジュールを組み合わせたパッケージで、目的や用途にあわせて、拡張モジュールなどが組み合わせされている詰め合わせのモジュールです。

拡張モジュールを1つ1つ導入するよりも、相性などの面でも、考慮がされていますので、Drupal 構築時には、作業が圧倒的に削減されます。作業効率のアップにつながります。Eコマースサイトの構築、コーポレートサイトの構築など、ディストリビューションを活用することで、さくっと、Drupal での webサイト構築が進みます。

Drupal ディストリビューション例