木曜レジオ

恥の多い人生ですね(達観)

深夜の愚痴

久しぶりのこのコーナー

慣れない勉強をすると目が覚める

まぁ愚痴というかなんというか

此間、同期にタバコを勧められたんです
まぁ一本吸ってみろと
よくある保健の教科書にある奴やんとか思いながらまぁ一本だけなら、とそれこそ保健の教科書にあるような流れで試しに吸ってみたわけです
確かに頭が醒めるようななんとも言えない感覚がありました
しかし同時に僕の場合は四肢の脱力感と平衡感覚の喪失が起こりました

https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo1958/33/4/33_4_311/_pdf

こんな論文?もあるようでやっぱりタバコのせいで起こったものなのだと思います
結論から言えば、タバコはやはり避けるべきものであるという従来の核心は揺らぎませんでした


その時の同期は(以降ベスパという仮のあだ名で呼ぶ)とても楽しそうにタバコについて語っていました
タバコそのものが持つ文化や楽しみ方のコツについてそれはそれは楽しそうに

同期に勧めたりして、悪いことしてるとは思ってんねんけどなー

とは言いつつどこかベスパは楽しそうでした
タバコはともかく彼のそんな様子を見ること自体は好ましく思いました


少し前に、著者が逮捕だかなんだかされた
雑草で酔う
という合法?の植物でキメる為の本を読んでいたのですが、そこにもタバコについての記述があり、そこでも、タバコの文化的な側面が描かれていました

面白いなーと思ったのは、タバコの不親切さについての記述

タバコのパッケージにはタバコの吸い方の説明がありません

しかしながらタバコには吸い方にコツがあって、慣れるまでは中々難しいです
僕も煙を肺にちょうど良い塩梅で届かせるのはベスパに教えてもらいながら何度か練習しないと無理でした

タバコの吸い方の説明がないのは、タバコの吸い方は人伝に習うことが前提であるからだと、その本には書いてありました
人から人へと吸い方が伝えられること、それこそがタバコのあり方であり、文化だからと

まさに自分がその場にいるのだと思い不思議な気持ちになりました

ある種のイニシエーションなのでしょう
邪悪なサクラメントといっても良いのかもしれません

今後タバコを吸うことは、その一般的な意味での害と、僕自身体質的に向いていないこと、僕自身が依存に対しての抵抗力がおそらく低いこと、元々気管支が弱いこと、などからありません


とはいえ、以前と比べて喫煙歴がある人に対する見方は変わったように思います


別に優しく成るわけでもないですけど、紫煙の向こうに隠れていた彼らの輪郭が少し掴めたような、そんな気がします

ベスパに貰った殆ど空のタバコのパッケージは、なんとなく捨てずに机の引き出しに今もまだある