【そして、バトンは渡された】映画レビュー ネタバレありです
石原さとみさん、永野芽郁さん、田中圭さん出演の映画
【そして、バトンは渡された】を観ました。
号泣しすぎて嗚咽がしばらく止まりません
親の、子どもへの愛情に感動するとともに、
親から愛されてこなかった、と思っていた自分自身に照らし合わせて、
最高に気づきました。
「私も愛されていたんだ!」
【そして、バトンは渡された】あらすじ
- 小学生の泣き虫みいたんの所に、新しいママがやってきます。
- ママはみいたんをとてもかわいがってくれます。
- 実のパパが夢を叶えるために外国へ行くというので、ママはみいたんを連れて離婚。
- ピアノが習いたいというみいたんの希望を叶えるためにママはお金持ちの人と結婚。
- みいたんはピアノを習え、生活に不自由はないものの、ママが家にいなくなります。
- ママが久しぶりに帰ってきて、高齢の今のパパと別れて東大出の新しいパパと結婚します。
- そしてママはまた失踪。新しいパパはみいたんが高校卒業まで愛情を持って育ててくれます。
- 社会人になったみいたんは彼を見つけて結婚します。
ここまで読むと、ママ、自分勝手じゃない?ナニソレですよね
でも、
失踪していると思っていたママは、実は病気療養のために入院していたのでした。
血は繋がっていないけどみいたんのことを心から愛しているママは、みいたんが生活に困らぬようパパを次々と変更。
3人のパパもみいたんのことを本当に愛してくれて、成長を見守ってくれています。
【そして、バトンは渡された】の本当の意味
ママは自分の病気が悪化していくのを知って、新しいパパにみーたんを託したのですね。
ラストシーンはみいたんの結婚式。
3人のパパが揃って出席し、みいたんの手を取って新郎にみいたんを託します。
「次にみいたんを守るのはあなたですよ」
みいたんはパパたちにとっても大切な宝。
【そして、バトンは渡された】
みいたんこそがバトンだったのですね。
誰でもここまで愛されていい
みいたんは特別に可愛くて才能あふれた子どもだったかと言うとそうでもないのです。
(映画では永野芽郁さんは女優だからとても綺麗ですけど)
みいたんはどこにでもいるような一般的な子どもです。
それでも、
血の繋がらない赤の他人にも、みいたんはここまで愛されてきました。
旦那さんもある意味血は繋がりません。
それでもみいたんは愛されています。
私はこの映画を観て、こんなに愛されているみいたんに感動するとともに、自分自身も愛されていたのだと気が付きました。
4年前にカウンセリングを受けるまで、
私は親から愛されていない人間、
愛される資格もないダメな人間だと思っていました。
でもカウンセリングを受けてそんなことはない!私は愛されてきたんだ!とわかりました。
今生きていることが愛されてきた証拠
今、生きて生活しているということは、必ず誰かから育ててもらったからなんです。
- ご飯を食べさせてもらって
- 服も着せてもらって
- 家に住んで
- 学校も行かせてもらって
私の両親は
「かわいいね」
「愛してる」
「あなたは大切な存在」
なーんて口に出して言ってくれたことは一回もありません。
それでも、私がここまで大きくなったのは、
両親が自分の命を削って、生涯をかけて、私を養ってくれたお蔭なんですね。
私は特別な才能もない普通の人です。
みいたんと同じ。
それでもこんなに愛されてきました。
私は愛されていいんです。
みいたんのように、たくさんの愛をもらって幸せを感じていていいんですね~
自分の周りを見渡してみて
- 自分なんて愛されていない
- 愛される資格がない
- もっとがんばらないと愛されない
- いい子でいないと愛されない
そんな風に思っている人、
今、自分の周りを見回して愛されている証拠を探して下さい。
- 服着てますよね
- ご飯毎日食べてますよね
- 日本語読めますよね
- 家に住んでますよね
こんなにも日常に愛が溢れていました。
私達は誰かの愛情の結果の中で暮らしています。
私達はこんなにも愛されていいんですね~
幸せでいていいんですね~
カウンセリング再開しました。