温泉放浪記

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熊本、長崎旅行⑪

2022年10月04日 14時43分00秒 | 旅行
ホテルを10時半にチェックアウトして、長崎駅へ


駅のコインロッカーにスーツケースを預けてから、タクシーで長崎港ターミナルに向かいます。 10分もかからない距離です。



予約していたチケットとガイドを受け取ります。







13時発の船に乗り込みます。

一般客、バスツアー、修学旅行生など200人近くいそうです。



昨日行ったグラバー園が見えます。
こちらは、戦艦大和の同型艦の、戦艦武蔵を建造したドッグ。
太平洋戦争前だったので、対岸の洋館に居住する外国人に分からない様に、カバーで覆って秘匿しながら建造を進めました。
しかし、フィリピンのレイテ湾突入作戦で、アメリカの航空攻撃であっけなく撃沈されてしまいます。
船底や側板が現代の様な溶接止めでなく、当時の技術ではリベット止めであったため、大和同様に小型の航空魚雷の爆発で、浸水が進んでしまったのです。

軍艦島が見えてきました。

石炭炭鉱が閉山し、5000人が生活していた街は、40年前に無人島に戻りました。
毎年のように崩壊が進んでいるそうです。

会社にまだ行っていた頃、九州支社の方が岡山にきた際飲んでいたら、子供の頃軍艦島の社宅に住んでいたと聞いて驚いた事がありました。 
その方も父親の跡を継いで、同じ系列の今の会社で働くことにしたそうです。
今ではすっかり長崎観光の名所です。


波が高く桟橋に接岸できないため、上陸は中止になりました。
長崎の条例で、波高50cmを超えると上陸不可との事でした。
船に乗ったまま周りを周回します。




余命半年と診断された建物もあるそうです。
あと100年も経てば、崩れたコンクリートの山が残るだけなのでしょう。

軍艦島を後にして、帰路に着きます。
住んだ記憶のある方もやがていなくなり、生活の痕跡もいずれ消え去ってしまうのでしょう。
まるで現在栄えている、人類の未来を暗示しているかのようです。
さようなら軍艦島。

タクシーで長崎駅へ

駅構内の居酒屋で、3時過ぎから酒盛りです。

生ビールで乾杯します。
かつおの藁焼き。

牛ステーキ。
天ぷら盛り合わせ。
美味しかったです。

まだ時間があるので、別の焼鳥屋さんで二次会です。

生中とレモンサワーで乾杯です。





美味しかったです。

お土産を買ってから、コインロッカーのスーツケースを取り出して、駅の待合室で休憩します。

新幹線かもめ48号で長崎をあとにします。


熊本、長崎旅行も今日で終わりです。
まだまだ遊び続けたい所ですが、岡山に向けて帰ります。
またどこかに、嫁さんと二人で旅に出る事でしょう。 踏み出せばその一歩が道になるのです。
博多から、新幹線みずほに乗った途端にビールで三次会です。


飲み過ぎで足元が危ぶまれますが、迷わず飲み進めるのです。 

予想通りすっかり酔いが回っていたためか、岡山駅に着いた際、新幹線からの乗り換え改札口で、切符を一枚取り忘れてしまい、後ろから来ていたお姉さんが気づいて、切符を渡してくれました。
もう少しで岡山駅から出れない所でした。

この後、タクシーで自宅に無事帰れました。
しかし、更に冷蔵庫から酎ハイ缶と缶ビールを出して、旅の思い出に耽りながら深夜まで飲んでしまったのです。


































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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (青空の向こう)
2022-10-07 13:14:02
こんにちは。
旅行記、楽しく拝見させて頂きました。
ご夫婦で お酒がお強いようで🍶
軍艦島に上陸できず残念でしたね。
私も、いつか上陸して見たいと思っています。
Unknown (ico7772000)
2022-10-07 16:21:18
軍艦島の桟橋前に着いてから、波高を測定して上陸可否を判断するので、まさに運次第です。  外海で50cmが基準なので、晴れていて、いい天気の日でもダメな日もあるそうでした。

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