17年前の出来事を思い18年目の戒めにするステージ4末期胃ガンの卒業生？

桜の季節到来。

 

癌告知から18年目を迎える。

春3月末～4月は、私にはひとつの節目に成っている。

「又一年無事に過ごしてこれたか！」・・と毎年思うのである。
 
総合病院で診察後説明を受けた17年前の3月末、血色素が異常に低くく「いま死んでもおかしく無い状態、心停止か脳死に成りますよ」と言われた。

いま自分に起きている病状に驚かされ、医師の指示のもと即入院と成り、そして輸血に始まり治療・検査の結果は悪性腫瘍グループ5を言い渡された。

新たに専門病院を紹介された。

そこでの検査結果も進行性胃ガン・リンパ節転移・腹水少々有り、ステージ4。

治療方法として手術は選択出来ず。

科学療法のみの選択肢しか無いと、総合病院での医師の診断・治療方法と全く同じ答えを頂いた。

それから二年間に及ぶ抗がん剤治療が始まったのだった・・・・・
 
身体は痩せ細り、鏡に映る筋肉が落ちて肋骨が浮き出た姿を見て愕然としたのを覚えている。

早く復職しようと思っていたが「無理だ」と実感したのも、治療を受け始めたこの頃だった。

体力を付ける為には食べる事を第一にと、免疫力が上がると言われている食べ物を意識して取り入れる様に心がけ実行した。

入院中の治療は、抗がん剤の点滴を受けるのみ。

後は、薬の服用だけなので、私は筋力を落とさぬ様に心がけて、毎日階段をを登り下りして脚力の弱るのを回避。

鉄アレイで運動不足解消と筋肉量を増やす様に励み、そして屋上での日光浴が日課の日々となった・・・・・

二年間続いた抗がん剤治療。

当時の担当医師が、診察の際に私と話しをしたのを書き留めていたので紹介しますと「これ程、副作用の出ない人は珍しい！」、「今までに、これ程良く成った人は見たこと無い！」、「がんは、基本的には抗がん剤では治らない。」、「××さんは特別ですﾖ。だから又診せてください。」等・・・・・

免疫力が上がったのか？

健康食品の影響なのか？

副作用は、他の患者さんからみれば軽かったのかも知れ無いが、嘔吐・色素沈着・味覚障害その他色々有りだった。

舌が酷くヒビ割れた様に荒れ 、口に水を含むのもしみる程だったのが一番辛かった。

体力温存の為に我慢して食べることが、当時の自分を支えていたと思っている。

そんな生活を続けて1年後には、職場にも復帰を果たす事が出来た。

その後、自ら医師に申し出て抗がん剤治療を止めて15年が経つ。

止めた当初は「又再発するのでは？」と、若干の不安は有ったが自ら決めた事だと払拭した。

そして縁あって飲み始めた健康食品は、私の闘病生活の力に成ってくれた。;

現在も、食事はバランス良く摂るように心がけて、免疫力が上がると言われる物を積極的に取り入れている。

丸17年の月日は流石に老いも忍び寄って来ている。

体力、気力の低下は致し方無いと認識して最近は、今まで以上に気楽に活きて(笑)いる。

因みに我が家は、肉・魚・卵・納豆・キムチ・人参・牛蒡・キノコ類等が、食卓に並ぶ率が多い品目である。

他に腸内環境を整える乳酸菌は、言うまでもなく摂取。

この様な生活習慣が定着して、丸17年が過ぎ18年目の新緑の季節のステージ4末期胃ガンの卒業生？

いや、「手術をして取り除かないと完治は無い」と言われた事が有るので未だ寛解中なのカナ？(笑)