屋久島は日本で最も雨が降る地域であり、一年あたりの降水量が日本の平均的な降水量の7~8倍とのこと。そのため、屋久島の公的機関による雨対策は手の込んだものと思いきや、諦めの感じられるお粗末なものでしかなく「旅行客は雨に打たれるもの」「旅行客は便所で着替えるもの」そう考えられていると言っても過言ではない状況のようでした。そこには、もはや大自然に抗うことへの深い諦めの念が感じられるのでした。



 




異常気象







↑1月に気温20℃(体感温度は10℃以下)。雷雨と高波で高速船トッピー&ロケットがストップ。別の港から出港。しかし、ネットのホームページを見ても情報なしなのであって、携帯電話に高速船乗り場から直接電話がかかってくるということを後で知った(電源オフだった)。このデジタルネイチャー時代に直電というアナログな方法で連絡してくるなんて、、、どれも本当に予想外のことで、、、乗り遅れてしまいました、、、







更衣室がない

屋久島旅行の帰り道。日本一の降水量というだけあって台風なみの大雨。それなのに、屋久島には空港にも港にも更衣室がない。遠く離れた海中温泉にたった一つあるだけ。国内外の旅行客に「便所で着替えろ」と言うのか、、、







タクシーがない

そんな中、、、やっとタクシー乗り場を発見したのだが、、、ドライバー不足みたいで運休、、、ええ、、、ガーン、、、バスも一時間に一本、、、日本一の降水量なのだが、、、時間がない時は自分の足で走るしかない、、、







屋根がない

高速船乗り場がある安房港のバス停留所、、、日本一の降水量なのだが、、、屋根が一つもない、、、ずぶ濡れでガッツ石松(バスを待つ)オマケに一つだけしかない停留所に右回りと左回りのバスがほぼ同時刻に往来、、、わかりづらい、、、乗り間違えてしまった、、、







防水座席がある

これはよかった。バスの座席は快適。昔はズブ濡れで大変だったのらしい。両替機の壊れたバスもあるけど頑張ればなんとかなるし、交通量が少ない田舎のバスなので停留所以外のただの道端でも手を振れば止めてくれたりと都会のバスに比べて天才的なところもある、、、




帰路







オモラシと間違われた

2023年1月14日。帰りの高速船トッピー&ロケットに乗る。上着がウインドブレーカーだったから服は守られたのだが冬場ということもありズボンがボトボトのドム状態で乾かない。オモラシと間違われるかもしれないので、さりげなく、折りたたみ傘を見せて↓







↑「屋久島で大雨にやられちゃったんです」アピール。他人の目が気になる。汗臭くないか気になる。そこへと添乗員がシートベルトを、、、ああああああああ







↑この日は本土も大雨だったから、まだよかったのかもしれない。もし、屋久島から全身ズブ濡れ状態で帰って来た時に本土が逆に晴れの天気だったら、、、OH! MY! オワタ、、、




上を向いて(完)







 




土地見学日が今日みたいな大雨じゃなくてホントたすかったぜフゥ(安堵)。折りたたみ傘がバキバキに折れて壊れたぜ。ずぶ濡れだぜ。それでも気持ちは変わらないぜ「屋久島に移住したいぜ」。ほんで、お金を用意したぜ。いよいよ明日は土地購入だぜ。心は晴れだぜウホ~イ




いよいよ明日は土地購入→







次回

予想外の展開→