事故当時(2023年12月)

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2023年12月の福岡国際マラソンで、大会車両が走っていた選手をはね選手が重傷を負った事故です。警察は8日、大会車両を運転していた57歳の男性を過失運転致傷の疑いで書類送検しました。

これは、事故の瞬間の様子です。

過失運転致傷の疑いで書類送検されたのは、福岡市中央区に住む57歳のタクシー運転手の男性です。

警察によりますと、男性は2023年12月に行われた福岡国際マラソンで、大会から委託され違反などを確認する「監察車」を運転していたところ、福岡市東区の折り返し地点で男性の選手(35)をはね、ケガをさせた疑いです。

警察の調べに対し「不注意で事故を起こした」と容疑を認めています。

はねられた選手は右ひじ骨折など全治3か月の重傷を負いましたが、その後もおよそ10キロ走り続け完走しました。

大会事務局はFBSの取材に対し「選手の安全第一に再発防止に努めたい」としています。