春のG1シリーズ開幕、春の短距離王決定戦…高松宮記念（GⅠ）
こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ﾉ
明日は、中京で春のスプリント王決定戦「高松宮記念（G1）」が行われます。5年連続の重馬場の可能性もありますが、今年も良いメンバーが揃って熱戦期待です。中山ではダート重賞「マーチS（G3）」が行われます。
【傾向】順調なステップと格が大事な短距離G1レース。前走傾向は阪急杯・シルクロードS・オーシャンSの三大ステップ戦経由と牝馬限定重賞組が加わり馬券圏内はほぼここから。近年はシルクロードSがやや優位、前走大敗組の巻き返し例は少ない。前走上位人気で5着内と崩れていない馬で、左回り急坂経験・近1年重賞連対・馬体重470キロ以上・短距離特性および重特性も要チェック。前年出走馬の巻き返し例が多いことには注意。
【予想】自信度 ★★★☆☆5歳重視
乾き始めれば回復の早い中京コースと言えど、稍重程度は避けられないか。今年は逃げ先行馬が揃い展開も読みにくいが、流れは2022年と似た速い流れになりそう。世代比較は5歳を重視。
◎トウシンマカオ、前走のオーシャンSはスタートも二の脚も速く、中団から危なげなく抜け出す快勝だった。休養明け馬体重増もこなし地力強化は明らかで、昨年15着とはデキも調整も雲泥の差。鞍上強化で馬場も回復傾向と見て本命に。○ママコチャ、迷った時は格上位か…昨年のスプリンターズSの覇者で、前走の阪神Cは先行馬総崩れの中0.2秒差5着と踏ん張った。距離短縮はプラス、自在性もあるので前を見ながらレースを作れる有利さがある。スピード型で重馬場は不利だが稍重なら…▲ウインマーベル、3歳時にスプリンターズSを2着、約一年間の不調期を挟んで前々走の阪神Cを鮮やかに勝利してスランプを脱すると、前走の阪急杯も苦手の重馬場を克服して連勝し重賞3勝目を挙げた。好位差しの競馬が板について来て安定性があり、馬場が乾くようなら一気に首位も狙える。△ナムラクレア、昨年の本レースは2着、スプリンターズSも3着と現役屈指のスプリンター。距離も中京コースも申し分のない成績があり、どこからのポジションでも競馬が出来る器用さとスピードがある。去年のメイケイエールと同じく、本番で勝負弱い面があるのは気がかり。△ビッグシーザー、前走のオーシャンSでは中団からの競馬で新味を出して僅差の2着、3歳秋からの悪い流れを断ち切った淀短距離Sを勝って精神的に成長した感じ。バクシンオーの後継馬らしく大柄の馬体で逞しさがあり、決め手は無くても強引に流れを押し切る持続力が魅力。△マッドクール、中京は（3,0,2,1）と得意にしていて、初重賞挑戦だった昨年のシルクロードS（中京）もナムラクレアの僅差3着と好走。昨暮のスプリンターズSも巧く差しに回って僅差2着、海外帰りで迷ったが5歳11戦の上積みも考えて押さえに。
重ハンデ馬取り捨てが難しい、荒れるハンデ戦…マーチS（GⅢ）
中山は、ダートの中距離ハンデ戦マーチＳ（G3）です。人気上位馬が飛びやすいハンデ戦で6番人気以下でも連対が多いが、一方で重ハンデ馬でも好走例が多く傾向値は難しい。今年はハンデ幅も狭く力量接近傾向、絞り込みは難しい。
◎ウェルカムニュース
○ヴァルツァーシャル
▲ブライアンセンス
△ミトノオー
△キタノリューオー
【予想】自信度★★★☆☆
前付けできそうな馬が少なく、馬場も乾いてきたので先行して渋太いタイプを狙った。上位馬のハンデ差は無いに等しく中山適性も含めて本命は◎ウェルカムニュースにします。逃げそうなミトノオー以外に先行馬が見当たらず、内枠から楽に好位置を取って主導権を握りそう。重賞歴は4歳時の東海Sのみだが、強敵相手に4着と善戦し中山千八も勝ちがある。昨秋から急激に成長して馬体も成長、ここは鞍上強化で初重賞制覇のチャンス。○ヴァルツァーシャルが対抗、中山は6戦4連対と相性が良く、時計の掛かる中距離戦なら安定感がある。近2走も中山千八を2着・1着と好調で、ハンデ57キロなら主力の1頭。▲ブライアンセンスは、2勝級3勝級と連勝してOP入りし、前走の東海Sでも4着と好走した伸び盛りの4歳馬。ちょっとズブく勝負どころの反応が鈍い面があり中山コースは勝ちがあるが少々不安。△ミトノオー、展開の利を受ける唯一の逃げ馬。一年間交流戦を転戦したが、中央で3歳春までに3勝し中山千八でも2戦2勝と実績の裏付けがある。楽に行かせてくれるなら一概には。△キタノリューオーは、スタートの悪い馬で後方からの競馬が多いわりには中山コースで3勝の実績がある。ペースに関係なく最後方からの追い込み一手の馬だが、近2走の実績見る限り軽視は禁物。
それでは、皆さんの的中をお祈りいたします(=ﾟωﾟ)ﾉ
