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着物の帯をランナーに。くらしに着物の生地を活用です。

インテリア
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我が家のインテリアは”北欧&ミッドセンチュリー&アンティーク蚤の市”なもので構成されています。
ええ、雑多と言えば雑多ですが、『好き』であれば、まあ何でもOK。

でも、”質感”がよろしく無いものはデザインが良くても『好き』では無く、デザインより”質感”の方が気になる。
そうすると、どうしても新しくてデザインもイイ・・・けど、、質感でつまづくのが昨今のお品物たち・・・。で、今のお品物たちで目が会ったものを買おうとするとめっそうお高い。
買うぞ!と意気込むものの、、ええ、倹約しないといけない主婦のささやきが聞こえてくる。

何とも面倒くさい”質感オタク”です。

で、、「ランナー」購入についても、この”質感”が色々腑に落ちないからだったと改めて感じました。

最近は庭に何を植えようか思案するのに忙しく、インテリアを考えることが少なかったのですが、マンネリ化していた「ランナー」をずっと変えたいと思っていたのです。

「ランナー」と言いましても、テーブルではなく、サイドボードの上部。
傷つかないようにしたいと、夫が購入してくれた青いランナーをずっとしておりました。

このままでもいいのですが、いつか変えられたらな~と思っていたのです。

一度、ランナーをネットで探していた時期があったのですが、案外サイズが短いものが多く、イマイチ。
生地を買って自分で作ろうかとも思いますが、思うような生地に遭遇せず。

そんな折、水墨教室をしている母が展示会などで着ているセパレート(いわゆる旅館の中居さんとかが来ているような二部式のもの)の着物がほしいなと。今はオーダーして作ったものを着ているけど、仕立て代がめっそう高い・・・そんな話をしていました。

で、、見てみましたよ。『ヤフオク』さんを。

すると、、びっくりするような価格で着物が売られています。
大島紬、1000円とか。
正絹博多帯、1000円とか。

ええ、探せばきりがないほどたくさんの着物と帯がお安く・・・。
しかも物によっては未使用で”仕付け糸”が付いたままのものも多数。
タンスに長らく眠っていたものであろう、たくさんのこれら”お着物”たち。
しかも、多くが”正絹”です。つまり”シルク”素材のものです。

”質感オタク”のワタクシは思いました。こんな価格で今は売られているけど、当時は大切に仕立てて流通されたもの。しかも、職人の技術が継承されているこれらの物はもっと日の目を見てほしいなと。そして、大切に引き継いでいくべきだと。

日本にも世界にも沢山の伝統工芸があり、これらは継承されるべき大切な人類の資産だと私は考えています。
伝統を引き継がれたであろう”モノ”を身近に置きたいといつも考えています。

鍋島緞通ー江戸元禄から続く、木綿素材の手織りの絨毯について。
元禄時代から佐賀県で織られている日本の絨毯です。佐賀と言えば”有田焼”がありますね。 歴史的に見ても、ここから世界に”ヤキモノ”が輸出された、技術と芸術の産地。 私は九州の中で佐賀がなんにもないと、バカにされているように感じますが、歴史文化と伝統工芸において、九州一の素晴らしい地域だと思っています。

大島紬は変わらず人気があることは知っていました。でも、オークションとはいえ、こんなに安い価格で手に入るものとは思っていませんでした。
もちろん、落札されるまでに多少価格が上がるんですね。それでも、物によっては2000円以下で落札されて行っているのです。

で、私は母に大島紬を落札してみる事に。

大島紬についてはコチラをどうぞ。

自分でリフォームしたら素敵な伝統生地の大島紬で二部式着物が作れる♪
ええ、我が母、洋裁を学生時代学んだそうで、中々の器用者です。
着物を縫って家計を支えていた祖母から、和裁も見様見真似で習得しています。
きっと、上手に二部式着物に仕立てられるでしょう!

少し探してみると、やはり柄が素敵なものは価格は上昇。でも、予算を決めたら入札しておけばOK。終了と共に勝手に落札されていました。
大島紬、ゲットです。大島紬の上に小紋模様が染付られた非常に素晴らしいものでした。


で、帯は必要ないけどちょっと見てみると。。未使用であろう大量の帯が出品されています。価格も1000円ほどのものもたくさん。

ええ、、良いものがあれば、、、ランナーに出来るな??
しかし、絹は洗濯が・・・。すると綿素材で作られた帯を発見。、、綿の帯で色合いも柄もランナーに良さそう♪

…1000円で落札しました。

長さが4mほどあり、十分です。
横に少し垂らしたかったので本当に丁度よかったわ。

紬の風合いも良く、生地の厚みもしっかりしていて、もしこうした綿の生地を買おうとしたら、1mでも1000円じゃ買えない?
そしてこれは”袋帯”です。全部同じ幅で裏布もしっかりとした綿の紬。

ランチョンマットも出来そうだな~。

とりあえず、計画通り、ランナーとしてサイドボードに乗せてみました。

いい色合いです。
十分な長さがあるので、横に垂らすことが出来ました。

思い通りの結果に満足してます♪

さて、母は大島紬に鋏を入れる事が出来るでしょうか???
なんだか、勿体ないとそのまま着物として着るかな?

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