10月 3日

2022-10-03 05:32:57 | Weblog
                       の花・草花・草花売



          この季語「草の花」草の花なら一年中有るじゃないか?と思われるでしょう
          季語としては「三秋」でひっそりと咲く秋の野草の花のことを言います
          「秋草」という季語も有りますが 「秋草」よりも、名も知れない草や雑草の花などを言います 
          (多くをネットの知識お借りしました)



          能衣装干す八千草の花の上           細見綾子


          碧住みし根岸の路地や草の花          栗田せつ子


          この道はふるさとに似て草の花         国枝洋子


          日時計の針が撫でゆく草の花          野島秀子


          廃坑に途切れし鉄路草の花           ころころ




               

               



          草の花摘みて手向けむ塚もなく         富安風生


          児が抱く小さきヴィオロン草の花        林 翔


          教会に子供の声や草の花            大石悦子


          ありがとうを言いすぎるよ母よ草の花      芹沢愛子


          秋はいま露おく草の花ざかり          飯田蛇笏




               


           昨日も日本全国で 29,160人のコロナ感染者の発表が有りました 
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         心がけましょう
          ( 前週同曜日比 -17,710人 )
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4 コメント

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Unknown (翡翠)
2022-10-03 08:35:04
ころころさま

おはようございます(*^-^*)

草の花という季語は知りませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
確かに春夏秋冬の中で、草の花と言われると
秋という季節にピタッときます。

秋は深い感慨に満ちていますね(*´艸`*)
Unknown (ころころ)
2022-10-03 19:56:21
翡翠さん、こんばんは
100句頑張って居られますね

この草の花は二句一章の俳句にはよく使う季語で
雑草の花から一途さやひたむきさ等と取り合わせます
逆にそれが前に出ると付きすぎと言われるのですがね
ベテランになると二重のオブラートで詠みます
昨今は素直さが無くなってきたころころです
Unknown (夏子)
2022-10-04 16:09:18
こころさん、こんにちは。
ご無沙汰しているうちに季節が動いていました。

『草の花』という季語を目にすると必ず思い出すのが、

>死ぬときは箸置くやうに草の花  小川軽舟

の句です。

このような句を早く作れるようになりたいものです。
ご無沙汰でした (ころころ)
2022-10-04 18:08:52
夏子さん、お変わり無かったですか?

死ぬときは箸置くやうに草の花  小川軽舟

そうそう観念的な句でもこれほどさらっと詠まれたら頷くほか有りませんね
私が詠めば 作為が見え見え そこが修行が足りないところです
またお気軽にお声かけ下さい

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