「大阪本町行政書士事務所」(城主 信長オヤジ)BLOGにようこそ！
『大阪本町行政書士事務所』の谷口誠良です。
あの9・11事件から20年。
2001年9月11日アメリカでイスラム過激派テロ組織アルカイダの旅客機ハイジャックによる『アメリカ同時多発テロ事件』があった史上最大級の大惨事が起こった日です。
テロ事件が起こるその8年前、当時私は前職国際金融部で外国証券チーフディーラーをしていた頃に約2週間ほど米国へ海外視察に行く機会がありました。
ニューヨークに行った時に少し自由行動できる時間が取れたので訪れた場所がテロの標的となった110階建てのWTC(ワールドトレードセンター)でした。
東京の真夜中の時間帯によく「米国債」や「米国債先物」の売買注文取引をしていた日本四大証券のひとつでニューヨーク支店の担当トレーダーを訪ね、表敬訪問しました。
ちょうど旅客機が激突した99階あたりにその証券会社のオフィスがあり、エレベーターで2回ほど乗り換えて行った記憶があります。
オフィスのガラス張りの窓から外を見降ろした時に感じた強烈な印象。それは世界の中心で働く、誇り高きエリート・ビジネスマンだけが味わえる非日常的な光景でありました。
ワン・フロアーに200名を優に超える優秀な外国人トレーダー達がディーリングルームでデスクを並べてトレードしている光景は圧巻、今でも瞼に焼き付いております。
その証券会社はその後倒産し、テロ事件当時にはすでにオフィスはなかったのですが、なぜか毎年9月11日にテレビで「9・11事件」の映像を見る度に、今から28年前にWTCへ表敬訪問した時のことを想い出します。
あれから20年、「グランド・ゼロ」は「9.11テロ」の何をか語らん。
グラウンド・ゼロ（旧ワールド・トレードセンター跡地）
本日はこれにて
ごきげんよう
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