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新すばせか 全クリ後の総評(ネタバレ無し)

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マイナーソフトの価値を上げる作品

発売からおよそ1ヶ月。
ストーリーをクリアするまで遊ぶことで気づいた魅力や、クリア後から楽しめる要素についてまとめたので紹介する。

ソフト概要

発売日

2021年7月27日(火)

対応機種

ニンテンドースイッチ

ゲームジャンル

RPG

価格

通常盤 7,480円(税込)

数量限定版 2,500円(税込)

公式ホームページ

https://www.jp.square-enix.com/shinsubarashiki/


作りこまれたストーリー

FFやドラクエなどRPGの大作を数多く発売している会社「スクエアエニックス」が手掛けるソフトなだけあって、初見でも楽しめるストーリー展開である。
内容を具体的に語りすぎるとネタバレになるため、抽象的な表現になってしまうが、ゲームシステム上の都合で、ストーリーが巻きになってしまうことは無い。

またゲームをクリアしていく中で得た情報を持って再度プレイすると、初見では想像できなかったキャラの感情や考えを想像できるので、2週目も楽しめる
更にこのストーリーを主人公以外のキャラ視点で綴った手記もアイテムとして登場するため、多角的にストーリーを楽しめる魅力もある


前作に出ているキャラが何人か登場するため、前作をプレイしている人にとっては嬉しい展開。
因みに前作は現在Switchで遊ぶことが可能。


バトルシステムが大幅改善

前作は元々DSで発売されたので、バトルはタッチペンを使ったものだった。
Switchにリメイクした時もそのシステムが踏襲されたため、大画面で遊ぶとまともに操作できず、泣く泣く大画面で遊ぶことを諦めるしか無かった。
しかし今作はSwitchとPS4で発売されたため、バトルシステムを一新。
最大6種のサイキックを操ってバトルを行うが、それぞれのサイキックがばらばらのタイミングで使えるため、バトルに戦略性も生まれた。

ただ普段人差し指で操作するLとR、ZLとZRを全て使うため、人差し指だけでなく中指を駆使するので、これに慣れるまでが意外と大変。


やりこみ要素

序盤からずっと気になっている「ULTIMATE」モードはストーリーをクリアしないと遊べない。
つまりノイズのドロップをコンプリートするにはストーリーをクリアしたうえで、「ULTIMATE」ですべての敵からバッジをドロップしないといけない。
序盤の敵は簡単に倒せるため問題は無いが、ストーリー終盤で出てくる敵は「ULTIMATE」にするとかなり手強く、雑魚戦でもやられてしまうリスクがある。
つまりバッジやファッションを吟味して、食事によるステータスアップを怠ってはコンプリートはできない


本編クリア後に遊べるシナリオで首都高へ向かうと「裏ボス」と位置付けられる敵と戦えるのだが、対処法を知らないと「EASY」でも瞬殺されるほどの強さ
いわゆる脳筋殺しなので、しっかり行動パターンを見て対策をしよう。

因みにこのやりこみ要素はかなり項目が多いので、ある意味ストーリークリア後が真のゲーム開始とも言えるかもしれない。


最後に

ストーリー本編はただクリアするだけなら、普段ゲームをやらない人ならちょうど良い長さだろう。
ゲームの舞台が渋谷になっているため、普段ゲームをやらない人でも、リアルの渋谷とゲーム内の渋谷を比較してその再現度や、違う個所を見つける楽しみもある
逆に普段ゲームをやりこむ人は、そのやりこみ要素のボリュームが豊富なので、飽きることは無いだろう。
どちらかというとマイナーゲームの一角ではあるが、2020年から続く社会情勢から考えると、家にいる時間も増えると思うので、その時間をゲームに割いてみるのはいかがだろうか。
これからもどうぞよろしく


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