※ジジ放談併記（年金）『興福寺から猿沢の池を歩く』その１（5分割）旅日記と小見出し俳句…一

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　お付き合い有難うございました。　baku

11/19…だろう話のジジ放談「二つの正夢。そして三つ目は……」

私見なので、一国民の意見としてお読みいただければ幸いです。

…叶う種世間に無くば夢は夢…

…日割りとはお茶を濁すか文通費？実費精算社会の常識！…

　前回(11/2)は、高福祉にはやや距離があり政治のクリーンベース化に共通点が有るとして、同床異夢と言いながら維新押しの記事になりました。

　元には、慶大井出教授と前原誠二氏（現・国民民主）が増税と社会保障（子育て世代への手当て拡充）をセットにして第48回（2017）衆院選を戦おうとした矢先、当時の阿部総理が突然パックてしまった経緯があります。（欲を言えば実証実験としての消費動向のデータが欲しいですね）

　この増税と社会保障目的のセットが現・国民民主にまだ宿っていれば、寧ろ維新を抱き込んで高福祉（応分負担）社会実現の可能性があるかも知れません。でもね、言うだけ番長・前原氏は肝心なところでコケるから……。

　夢にしても私見にしても、多くの人の中に共有されないものであれば現実しません。その点、高福祉高負担の社会制度は欧州で実現されているし、我が国でも条件さえ整えば（経済を壊さず低所得者対策をして移行させる技術論）寧ろ庶民の望むところではないかと思います。※詳しくは前回記事に。

二つの正夢。そして三つ目に願う夢は……。

　その一 …

　2018.11月金融商品取引法違反でカルロス・ゴーン氏（1999にCOO最高執行役員に就任）が逮捕。

◎2017.09.23（だろう話にジジ放談007）で、大規模なリストラで日産をV字回復させたカルロスゴーン氏が、年俸数億（３億だったかな）は正当な報酬と言い世間を驚かせ、以降日本企業の経営もそれに倣うように変わったと記事にした数か月後、日産から告発をうけ翌年逮捕されました。　👇

　その二 …

　2005.9月・第44回衆議院議員総選挙で小泉チルドレンが誕生。杉村太蔵氏がテレビ取材に対して文書通信交通滞在費（年間1200万）を「サラリーマン生活に比べれば信じられないくらいおいしい」だったか、世間を騒がせたのが印象的です。確かテレ朝はこれを取り上げていた記憶があります。現実は杉村氏が武部幹事長に丸め込まれて不発に終わりました……

◎2021.11.02（ジジ放談・衆院選に物申すⅢ）で文書通信交通滞在費（年間1200万）を維新で取り上げて欲しいと記事しました。…叶う種世間に無くば夢は夢…即反応と言いうか、維新の議員から問題提起されたことは今後に期待が持てますし、テレビ番組の取り扱いも大きくなり願ったり叶ったりです。

　予測は自民と立民がお茶を濁す日割り、公明、国民民主、共産が様子見となりましょうか。結果はどうあれ維新の国政改革の手始めになる事を期待します。

　※11/22追記…。文交通費に対する各党の態度がテレ朝で報じられました。

　寄付…自民、公明、維新。国庫返納又は寄付…共産、社民。　国庫返納…立民、国民民主。

　肝心な領収書添付や用途の明記に付いての報道はありませんでした。立民が法改正してでも国庫返納という立場を取ったのにはちょっと驚きですが、実費請求制にするかどうかが評価の分れ目ですね。　

　維新も法改正が難しいとする自民党に理解を示すようでは、大阪維新（実費請求制にすべき）と日本維新（国政）のギャップを感じざるを得ません。👇

　さて、三度目の正夢は……。

　当然、高福祉（相応の負担を伴う）社会制度の実現になりますが…叶う種世間に無くば夢は夢…、維新の会とはこの部分で隔たりがあり他に補完政党が出現すればそれはそれでよく、焦らずに機が熟すのを待ち三つ目の正夢を視たいと思います。

　オランダの社会保障制度（年金）

　公的年金、職域年金、個人年金の三階建て。（日本＝国民年金、厚生年金、企業年金）

　公的年金（基礎年金＝消費税）だけで年間185万円貰える。職域年金は掛け金の比較で、日本が3.75万に対し10万とかなり負担が多いが、平均受給額16.6万に対し29万だそうです。

　わが国の場合は５％の消費税上乗せで、現行の掛け金を2階建てとするところか始めるのがよいと思います。世代間格差問題の是正策にもなるし、そもそも老人（私の場合）はお金を貯めたいなどとは思いませんから、消費の拡大・景気対策効果にもなり得ます。

　更に社会保障が拡充すれば老後2000万円問題も無くなり、現役世代から貯金より生活を楽しめるスタイルに変わる可能性だってありますよね。7人に1人の子供の貧困。下流老人や若者の不本意な非正規雇用。そしてネットカフェ難民や路上生活者を出さない社会制度の確立が望まれます。

　問題は経済を壊さず低所得者対策をして移行させるかですが、景気対策として国内消費意欲を確実に有する層にスポットを充てることだと思います。

　因みにオランダの消費税率は21.0％です。

11/23 ジジ放談のサブチャンネルにコメントが入りました。

　名無しさんのコメントがたまに届きます。内容は以下の通り。

　金は「打出の小槌」ではありません。アッチ削ってこっちに移すだけで総需要（総所得）は拡大しません。削られた人が貧困化し衰退するだけです。消費税は、産業が潰れ、企業投資も無くなり、雇用も貧困化します。こんな調子では社会保障と共に国が滅びるでしょう。因みに、税収やあらゆるカネ収入の財源は借金（国債や銀行借入）です。借金なしにカネ収入だけを増やすことは物理的にできません。

　私のお答は以下の通り

　あなたの理論だと欧州の経済は全てボロボロになりませんか。では際限なくＭMT理論及び通貨発行益とやらで財政出動さえすればいいと言うのですか。GDPがどうとか総所得至上主義には基本的に興味がありません。どうすれば経済を壊さずにまた低所得者対策をして高福祉（相応の負担を伴う）社会保障制度を確立させられるかですね。消費税も３％から始まり今や１０％。紆余曲折を経てもコロナ禍を除けば経済が壊れたとは言えませんね。

　半導体だって家電だって衰退したのは経済安全保障（技術流失防止）が確立されず、また企業内技術に特化していたからではありませんか。この産業の衰退は消費税とは無関係です。高市さんが経済安全保障に力を入れると言っているのですから、それはそれで期待したいです。

　トリクルダウン方式はロス（貯まるところにしか貯まらない）が多すぎるし政官業の馴れ合いの恐れもあります。なら国内消費意欲がどの層に在るのか。そう考えるべきではないでしょうか。私は子育て世代と低所得者層だと思います。また少ない年金暮らしの世帯もその範疇でしょう。実証実験的にベーシックインカム方式で消費動向の調査付きにするとよいと思います。

　これを踏まえ国内消費を減らさず、いや増えるかもしれないボトムアップ方式で経済・産業を活気づけながら、消費税（安定財源）で医療の基本無料化。高校は勿論大学の無償化。年金制度、失業時の補償の拡充などを図り社会保障を充実させる。これが私の夢です。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69054　☚「世界一優秀なオランダの年金制度」のURLを貼りました。