グローブの型付けはどうしてる?自分でやる派?お店に頼む派?

4.守備編
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こんにちは。ヒロ吉です。

皆さんは新しいグローブを購入した後、型付けはどの様にしていますか?

「自分で型付けをする人」、「野球仲間にお願いする人」、「購入時にお店に頼む人」など様々ではないでしょうか?

ここでは、以下の様な方に読んで頂き参考にしてもらえれば嬉しいです。

・型付けをやった事がない
・型付けをやった事があるが、自分好みの型にならない
・子供に新しいグローブを購入されるお父さん、お母さん
・グローブ購入後は長く愛用したいと考えている方

要するに型付けが本職の方を含み、自分自身で好みの型付けが出来る人以外は大抵の場合、どうやって型付けをすればよいか右も左もわからない人もたくさんいるのではないでしょうか?

そんな方々の一助となれば幸いです。

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グローブの型の種類

グローブに付ける型は「千差万別」で人それぞれ好みがあると思います。

その中でも大きく以下の3種類に分かれます。

・フレックス型
・ボックス型
・スタンダード型

まずは自分好みの型がどれなのか認識する為に、それぞれの型の特徴をご紹介します。

その前に、説明の中で「関節」と言う言葉を使いますが、これはグローブが俺曲がる位置だとご理解下さい。

ヒロ吉
ヒロ吉

折り紙で例えると谷折りになる部分と言えば分かりやすいでしょうか。

フレックス型

関節は小指の根元辺りから人差し指の根元辺りまでの1本線。

親指は固定した状態で、手の平と親指以外の4本の指を同時に折り曲げるように握るイメージです。

ポケットが浅く捕球後の握り返えがスピーディーに行い易く、ショートやセカンドに適している型と言われています。

ボックス型

関節は親指の根元に1箇所、小指の根元にも1箇所の計2箇所あります。

親指と小指だけで互いの指先を近づけ、手のひらを包み込む様に握るイメージです。

ポケットが広くボールを包み込む様にガッチリと捕球できますので、主に外野手に適した型と言われています。

スタンダード型

関節はフレックス型の小指の根元から人差し指の根元に掛けての1本線とボックス型の親指の根元の線を加えた2本線。

フレックス型とボックス型のハイブリッド型といったところでしょうか。

ボックス型程包み込む必要がなく、フレックス型程ボールの持ち替えをを重視しないサードに適した型だと言わせています。

フレックス型とボックス型の良い面を持ち合わせている為、どのポジションでもオールラウンドに使用できる型と言っても良いでしょう。

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型付けまでの手順

自分好みの型に仕上げるためには以下の3つの工程を踏むのが望ましと考えています。

・ベースとなる型を決める
・型付けを自分でするか決める
・グローブを購入する
・ベースとなる型を付ける
・型付けの仕上を行う

一つずつ説明して行きましょう。

ベースとなる型を決める

まず欲しいグローブが決まって店舗やネットショップでグローブを購入する前に、フレックス型・ボックス型・スタンダード型のどの型が良いのかをイメージしましょう。

自分の好みやチームから要求されるポジションに応じてどの型にするのかを決定します。

型付けを自分でするか決める

新グローブのベースとなる型が決まったら"即購入"したい気持ちも分かりますが、一旦グッと我慢してまずば型付けを誰が行うかを決めましょう。

この先長く使用することを考えた場合、型付けを失敗すると致命傷となりかねません。

購入前よりもエラーが増えたりすると、最悪の場合はグローブを買い換える羽目になるかもしれません。

グローブの型はそれ程重要だと言う事です。

型付けは「自分でやる」か「自分以外の人にやってもらう」どちらかです。

自分で思い通りの型に仕上げる事ができる人は迷う事なく自分で実施しても良いと思います。

問題は自分で型を付ける事が出来ない人です。

キチンとした型を付けるには、それなりの道具が必要です。

私個人的な意見として、型付けの道具を持っていない人は自分でやるのは避けるべきと考えます。

思い通りの型になりにくいからです。

となると、選択肢は自分以外の誰かにやってもらうことになります。

最も手っ取り早いのが、購入するお店で型付けをやってもらうこと。

型付けのプロがやってくれる為、安心感がありますよね。

その際、必ず3種類の型の中からどの型にして欲しいかお店側に伝えましょう。

ヒロ吉
ヒロ吉

お店側もこの人は出来る人だから手を抜くことはできないぞ!ってなるかもしれませんね。

もし、知り合いで型付けが上手な人がいれば、その人に預けるのも良いでしょう。

ヒロ吉
ヒロ吉

型付け出来る知り合いがいたらラッキーですね。

グローブを購入する

型付けを誰がやるのか決まったら、ようやくグローブを購入しましょう。

型付けをお店に頼む場合、商品代に加え型付けの料金が上乗せされるので注意が必要です。

お店によっては型付けが無料のところもあるようですので、色々と調べてみては如何でしょうか。

ベースとなる型を付ける

お店で型付けもしてもらう場合はこの作業は不要です。

自分で型付けをする場合は、どの型に仕上げて行きたいのかを意識しながら作業を行いましょう。

型付けの仕上(最終調整)を行う

ベースの型付けが終わった。或いは型が付いたグローブがお店から届いたらまずは自分が希望した型になっているか確認しましょう。

万が一希望と異なる場合は、やり直しが出来るのか一度お店に相談した方が良いと思います。

ベースの型が出来上がっていれば、後は実際にキャッチボールやノックを受けて柔軟性を少しずつ高めて行きましょう。

その際、自分が捕球し易い場所、握り易い場所で捕球する事を意識して下さい。

その繰り返しであなた好みの、あなた独自の使いやすいポケットが出来上がります。

使用後はキチンとメンテナンスを施して下さい。

ここまでが、型付けの一連の手順です。

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型付けは自分でやるのが良いか?

ここまでの話の流れからある程度は想像が付くと思いますが、結論から言うと私はお店に型付けをお願いする派です。

私自身の過去の経験からそう考えるようになりました。

ヒロ吉
ヒロ吉

ここからは昔話を少々

私が高校生になった時に初めて硬式用グローブを両親に買ってもらいました。

大事に使おうと思っていたのですが、何の知識もないまま型付けを行った結果、自分が理想とする型とは違う型になってしまいました。

当時は外野手でしたのでボックス型が良かったのですが、スタンダード型に(泣)

練習でノックを受けている時に遊び半分で先輩のグローブ(ボックス型)を貸してもらいました。

その時に型の違いが歴然と分かりました。

明らかに取りやすさが違いました。

それから月日が経ち最終的にその先輩が引退した後、先輩のご好意によりそのグローブを譲り受け、最後の一年間はそのグローブを使用しました。

特に届くか届かないかギリギリの球際やゴロ捕球のミスが少なくなった事を鮮明に記憶に残ってます。

その経験からグローブの型が非常に重要であることを勉強したのです。

因みに高校卒業後に軟式野球を始めた時に購入したグローブは、無理言ってその先輩に預けて型を付けてもらいました。

ヒロ吉
ヒロ吉

そのグローブは約10年程活躍してもらいましたね。

 

昔話はここまでにして、このような経験からベースの型付けはプロの職人さんに任せるのが望ましと考えています。

では、どの様な人が型付けを自分以外の人に任せるのが良いのでしょうか?

・初めてグローブを購入する方
・型付けの知識や技術がない方
・型付け用の道具を持っていない方
・出来るだけ早く実践で使いたい方
・型付けが邪魔くさい方

これらに該当する人は型付けに失敗するリスクがある為、お店に依頼する事をオススメします。

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まとめ

型付けはその後のプレーに大きく影響する為、非常に重要な作業です。

プロの職人にお願いするのと、型付けの知識が乏しい・専用の道具がない素人が行うのとでは仕上がりに雲泥の差がでます。

自分の腕に余程の自信が無い限りは無暗(むやみ)に型付けをするのは避けた方がよいでしょう。

長年愛用したいのであれば、少し工賃は掛かりますがプロの手に任せるのが得策です。

品質面もさることながら、型付けに時間を費やす必要もありませんので。

少しでも多くの方々が自分好みの型のグローブを長く使って頂くための助けとなれば幸いです。

以上

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