多可能＠席異動で
ありゃ、やってないぞ。
火曜日の午後５時すぎです。
無事にお仕事も終わったので、今日は久しぶりに「まるちゃん」さんに行こうとやってきました。
しかし地下街のお店に着くと、どういうわけなのかシャッターが閉まったままです。
まさかとは思いましたが、張り紙もないので、状況はよく分かりません。
仕方なく引き返して、ピンチヒッターを探します。
そこで思いついたのは「多可能」さんでした。
とりあえず覗いてみるか。
もうすでに開店から１時間ほどたっていますから、混んでいるかもしれません。
写真を見るとお店の入口に灰皿が置いてありますね。
店内は禁煙なので、タバコを吸いたい方はここにきて吸うというわけです。
では中に入るか。
するとやはりカウンター席は満員でした。
ご主人がとりあえず座敷に上がってくれと言います。
そこで小上がりの真ん中に座りました。
最近はようやく名前を覚えてもらえたようです。
すぐに無料のお通しが出てきます。
ニガウリや魚の煮物ですね。
そうしてみると前回お通しが出てこなかったのは単純に忘れられただけのようでした。
あれ、なぜかお通しが二皿出てきた。
たぶんこれは間違えたんでしょう。
そしてこれも覚えてくれていたようで、ホッピーセットも出てきました。
席にずらりと並べて、今日の飲みがスタートします。
そうそう、おつまみの手羽先もこの時に注文をしてあります。
すると飲み始めてすぐにご主人から声が掛かりました。
「カウンターが空いたんで移りますか」
これは申し訳ないですが、お言葉に甘えて移らせていただきます。
お店のほうとしても小上がりが空いているほうが良いですからね。
前のセットをずらりと店員さんが運んでくれました。
残念ながらもう一皿のお通しは下げられましたから、これは間違いなく重なったようです。
今日も大常連の方が絶好調で、あちこちに話しかけておられました。
右隣の席が空いて、若い男性が座ります。
訛りからすると関西系の方のようだな。
席に着くやつまみの大量注文です。
貝について店員さんに聞いていたんで、静岡に詳しくはなさそうでした。
しかし若い方はどんどんつまみを食べていくので、羨ましくなります。
私はようやく出てきた手羽先に苦戦しています。
相変わらず美味しい手羽先ですが、唯一の難点は食べるのに時間が掛かることです。
左隣の席も空いて、こちらにも体格の良い若い男性が座りました。
この方もけっこうペースが速いですね。
今日は新人の若い女性が入っているようで、そのせいか現場がピリピリしていました。
左のお客さんが生ビールのお代わりを注文したんですが、それが遅れています。
するとすかさずご主人が、それを新人さんに注意していました。
このご主人は八面六臂の大活躍でよく全体を見ているなあ。
お店は大盛況で、中には大きなリュックを背負った登山帰りのような男性も入ってきました。
活気がありますがかといってうるさいほどではない、過ごしやすい居酒屋さんです。
私は手羽先を平らげるとちょうどホッピーが空きました。
４０分ほどでお会計をして、お店を後にしました。
いつもごちそうさまです。
