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【初物尽くしの】第1節 徳島-大分【開幕戦】

2023-02-19 18:10:26 | トリニータ2023

30年目を迎えたJリーグ。今年も無事に開幕できました。今年は観客制限が撤廃され、声出しも解禁されているのでかつての光景が戻りつつあるのかなと思います。

 

アウェイで迎えたトリニータの開幕戦も、多くのサポーターが徳島に集結していました。徳島サポーターも多く駆けつけ、良い雰囲気だったのはDAZN上でも確認できました。

 

記念すべき開幕スタメンは、DFとMFに関しては僕の中で予想していたメンバーと一致していました。GKは高木かテイシェイラかなと予想していましたが、トリニータ公式Twitterで上げていたGKの練習動画を見る感じだと西川の動きが最も良さそうに感じていたので、起用されること自体にサプライズ感はそこまで無かったです。

むしろ伊佐のワントップ起用は意表を突かれました。おそらくスタメンは長沢で、後半からサムエルにスイッチするプランが濃厚かなと思っていただけに、さすがに両方がベンチ入りしていないのは唯一の不安材料でした。

 

 

意識はしていなくてもどうしても固くなってしまう開幕戦。時折ミスや連携が合わない部分もあったりするが、プレスをかけるタイミングは意思統一できていたし、伊佐や梅崎が前線からプレスをかけることによって徳島がロングボールで逃げるしか選択肢を与えず、そうなれば空中戦勝負となれば安藤やデルランが競り勝てるので優位に進められる。ペレイラも昨年から強さを見せていたが、空中戦で勝てるのは昨年からパワーアップした要素といえる。

 

徳島の右サイドのオリオラサンデーは未知数すぎて警戒していたけど、対峙する藤本は負けじとオラオラなドリブルを見せていて、何度かチャンスを演出できていた。時には三笘ばりに期待できるドリブルも見られ、今年もロマンを感じさせることになりそうだ。

 

おそらく昨年からチャレンジしていたであろう野嶽のボランチは開幕戦からお披露目となった。イエローで止めてしまったシーンはあったものの、運べるボランチとしてこれまでのトリニータになかった色を出せているし、思ったよりも顔を出してボールを受けられているという印象だった。これから保田が代表で離れることになるので、野嶽にかかる期待は次第に大きくなるだろう。

 

 

前半は風の影響や固さもあって0-0で折り返したが、後半に入って野村が決めてくれたことで多少の堅さは取れたのではないだろうか。藤本の突破が起点となり、形としてはレノファ山口の得点シーンと重なる部分があるが、深い位置まで運べると選択肢も多くなり、少しでもプレーが中途半端になればそれだけでチャンスに繋げられる。逆足でも確実に枠内に流し込める野村の技術の高さは今年も健在である。あとは怪我をせずにシーズンを過ごせることだ。まずはこれまで成し遂げられなかった第2節の出場を目指そう。

 

 

PKの取り消しは納得できない。VARが無いので、判定の結果どっちが正しい、正しくないの正確性はあまり重要視していない。間違った判定があっても、J2だし仕方ないと思うようにしている。

だが、1度はPKと判定しておいて、まるで柿谷に促されたように副審と確認をとり、その結果PKの判定が取り消しになってしまったのはあまりにも印象が悪すぎる。しかも自分の都合で笛を吹いておきながら、リスタートは徳島ボールでスタートすることになるし。あれが仮にハンドでなくインプレーであったとすれば、次のプレーで安藤がボールを拾えていたので二次攻撃のチャンスが期待できた。ペナルティエリアでハンドした結果マイボールにできるのは、世界中で見ても吉田主審でしか起こりえないことなんじゃないかな。

 

終了間際で追いつかれてしまったのは不運な面もあるかもしれないが、無いものを求めても仕方ないがもっと身長があればプレーの選択も変えられたのかな、、、と悔やまれる。どのポジションにも言えることだけど、能力が同じであれば身長は高ければ高いほど有利である。特にGKに関しては身長が高ければそれだけ守備範囲も広げられる。もちろん高木も西川も身長以上にストロングポイントがあるから起用されているわけで、そこに関しては何も疑問に思ってないわけであるが、個人的にはテイシェイラがどこまでやれるか期待している。ただ公式Twitterの練習を見る限りだと、そこまで高さほどの守備範囲があるようには感じ無さそうだけど・・・。(あくまで素人の目線)

 

 

このまま終わっていれば吉田主審を恨んでやる、で片付けようかと思っていたが、開幕戦からドラマが待っていました。高畑が蹴ったコーナーキックはデルランに収まり、そこから意表を突くヒールキックで徳島の守備を混乱させ、最後は良いところで待っていた宇津元が流しこみこれがJリーグ初ゴール。監督の起用に応えた形となった。

 

 

そして試合は終了。期待と不安が入り混じった開幕戦は無事に勝利で終えれた。西川にとっては、これがプロ相手に初勝利となった。宇津元はプロ相手には初ゴールで、野嶽はボランチ起用で初勝利、茂はトップチームデビュー戦で初勝利、デルランはJリーグデビュー戦で初アシストを記録し、安藤は初のJ2リーグで堂々と戦えていた。この他にもこじつけようと思えばいくらでもお初が出てきそうだが、初物尽くしの開幕戦となった。

戦力としては昨年よりもダウンしているという前評判であるが、開幕時点でここまで狙いを見せた戦いができるのであれば期待できる。細かい連携はリーグ戦を重ねるごとに高めていけばよい。

 

そして今回ベンチ入りしなかったメンバーは数多くいると思うが、今日の試合だけでもデルラン、野嶽、ペレイラがイエローをもらってしまい、プレーの強度が高いのでそのぶん警告が増えることは容易に想像できる。出場停止による影響はどこかでやってくると思っているので、腐らずに準備していただきたい。

 

 

次は待ちに待ったホーム開幕戦。これだけ良いスタートが切れたのであれば、目指せ1万人なんて軽く超えちゃいましょう。平均値ではなく中央値で1万人に到達できるように、これからの41試合を戦っていきましょう。

 

 

じゃこの辺で


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