現地観戦してきました。前日に富山の氷見・高岡方面を観光し、当日に高岡観光を済ませてから金沢入りしました。
台風が迫っていている状況でしたが、旅行期間中は雨に見舞われることなく乗り切れました。そのかわり実家がやばいことは情報が入ってきていて、試合前にはちょくちょく確認とったりしていました。現状、雨漏り以外の被害はなさそうです。
実家から出発していたのであればこんな大変な時期に家を空けることに反対されていたかもしれません。一人暮らしのときに計画が組めたことは幸いだったのかなと思います。
今回は試合レポートに特化し、旅行の詳細については後日報告します。
金沢にも専用スタジアムができることになります。街の規模を考えるともっと収容人数を増やしてもよいのかなと思っていますが、将来的には15000人まで拡張可能ということです。
センターラインの入れ替えが多く、連戦によるターンオーバーと考えられる。
野村の試合前のルーティーン
早々に先制点を許す。縦パスが引っ掛かってから素早いカウンターを仕掛けられ、前回対戦でもやられてた杉浦を捉えることができず、最後は松本に決められる。
先制されてからもバタバタした状況は変えられず、金沢の素早い攻撃に対応が遅れる場面が目立った。気温としては暑すぎるほどではなかったが、どこか身体が重く感じた。
流れを取り戻せたのは前半15分あたりで流れが切れたタイミングで修正出来たあたりかな。その10分後に金崎のゴールで同点に追いつき、ひとまず安心できる流れを作り出せた。
だがその安心が油断を生んでしまったのか、これまで再三とチャンスを演出してきた大石に侵入を許し、ゴール前に人数がいるにも関わらずあっさりとシュートを決められ再びリードされる。チャレンジした結果やられるのであれば諦めがつくが、消極的になって苦しい展開になるのは情けなさを感じる。
昇格する意思よりも、残留する意思のほうが強かった前半となってしまった。
後半に入ってPKを決められたときは万事休すかと思われた。応援の声こそ止めはしなかったものの、ここから巻き返せるほどのパワーはピッチから残念ながら感じなかった。
そんな状況だったが、梅崎と弓場が交代したあたりから流れを変えることができた。野村とネットはどちらかと言えばボールを受けてから輝きを放つ選手であるが、カウンターの起点になったり受ける機会が少なかったりとうまくフィットできてない印象であった。それに対し、金沢のマークをかき乱し、スペースに走ることができる梅崎と弓場の投入はかなり効果的であった。
梅崎のコーナーキックからペレイラが合わせて1点差。さらに井上の爆速から最後は弓場が押し込んで同点に追いつく。
前半から金沢が飛ばしていたのもあってか、同点になった後も押せ押せムードは継続したままだった。
久しぶりの投入となった伊佐も果敢にチャレンジしてくれたし、「もしかしたら」を起こしてくれそうな予感がした。ただフィニッシュまでいくことはできても決められることはできず。アウェイ金沢戦では決めることが多い伊佐でも、この試合は不発に終わった。
試合終了。お互いにとっても痛い勝ち点1の分け合いとなった。
どの選手よりも、最後まで立ち上がることができなかった井上。最後は梅崎に抱えられながら整列したが、最後の最後まで走りぬいてくれたし、勝ちたい気持ちを誰よりもピッチで表現できていたように感じた。
悔しい結果であることに変わりないが、スタンドの雰囲気は決して悪くなかった。「次へ、次へ」って言ってられるうちは前向きにサポートしてやりたいが、このまま勝ちを逃し続けると「次」が来年を指すことになりかねない。
今節の結果を受けてトリニータの優勝の可能性は無くなったし、自動昇格も横浜FCがあと1勝すれば可能性が消滅する。目指すものがシンプルになって、かえって良かったんじゃないかな。「自動昇格諦めてないからな」は試合を重ねるごとに現実的ではなくなってきたし、プレッシャーにしかならなかったと思っているので。
残りの対戦相手はほとんどが昇格あるいは残留がかかっているチームで、モチベーションは高いと考えられる。そんな中でも、次の甲府戦は順位的にも中途半端で、おそらく天皇杯に全力を注ぐという見方をしてもよいかもしれない。4連敗している状況で、ここはきっちりと勝っておきたいところだが、気を付けないといけないのはトリニータから戦力外通告され、絶対に見返してやろうと意気込んでいるアフロがいることを忘れてはならない。ホームのサポーターからは「おかえり」と言われるかもしれないが、三平からしてみれば残りたくても残らせてくれなかったので複雑な想いをするだろう。
じゃこの辺で