【OBSBOT Tiny 4K レビュー】オンライン授業やYouTube配信にぴったりなAI自動追尾Webカメラ

景品表示法に基づく表記 本記事にはプロモーションが含まれています。

本記事では AI自動追跡機能搭載の4K解像度WEBカメラ『OBSBOT Tiny 4K』をレビューしています。AIが本体に内蔵されているので特にドライバをインストールする必要もなく通常のWEBカメラと同じように使えます。専用ソフトを使えば細かな制御が可能。画質も機能も最高レベルのWEBカメラです。

こんにちは。毎日TeamsでWEB会議をしている当ブログ編集長のはしかん(@hashikan3)と申します。

WEB会議が一般的になった今、WEBカメラは必須アイテム。

本記事でご紹介する『OBSBOT Tiny 4K』は間違いなく僕が今まで見てきた中で最も高機能、高画質のWEBカメラです。

OBSBOT Tiny 4K をモニター上部に設置した様子
OBSBOT Tiny 4K の特徴
  • 最大4K30fpsの高画質で撮影可能
  • 2軸ジンバルとAI搭載で人物を自動追尾してくれる
  • 4倍ズーム対応
  • ジェスチャーコントロールで一人でもカメラの操作が可能
  • 2つのマイク内蔵でこれだけでWEB会議が可能
  • 専用アプリでの操作にも対応
はしかん

特に、オンライン授業やYouTube配信にぴったり!。ジェスチャーでカメラのコントロールができるので1人でも便利!

それでは写真多めでじっくりご紹介します。

提供品

本記事はメーカーのREMO TECH様よりサンプル品をご提供いただき作成しています。

OBSBOT Tiny 4K
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • AI追尾のおかげでカメラの画角を微調整する手間がなくなった
  • ズームしても画質が綺麗
デメリット
  • WEBカメラにしては高額
タップできる目次

OBSBOT Tiny 4K の概要

OBSBOT Tiny 4K と無印 Tiny の比較画像
OBSBOT Tiny 4K AI追跡4K高画質WEBカメラ(https://www.obsbot.com/jp/obsbot-tiny-4k)より引用
OBSBOTとは

「OBSBOT」は中国の深センに本社を置く「REMO TECH(リモテック)社」が手掛けるAIカメラブランドです。

2016年に設立され、AIカメラ分野で日夜研究を積み重ねて2019年から製品をリリースしています。

2020年11月にOBSBOT Tiny」を、そして2021年11月にOBSBOT Tiny 4K』がリリースされました。

OBSBOT Tiny 4K』は、「OBSBOT Tiny」の進化版。

進化ポイントはこの4つ。

進化ポイント
  • 画質がFHDから4K
  • ズームが2倍から4倍
  • オートフォーカスに対応
  • HDRに対応
はしかん

どれもよく使う機能でさらに磨きがかかりました!

スペック

詳細スペックはこちら。

項目
ブランドOBSBOT
商品名Tiny 4K
ブラック
最大解像度4K@30 fps, 1080p/60 fps
対応解像度3840×2160, 1920×1080, 1280×720, 640×360
デジタルズーム最大4x
HDRあり
視野角86°
マイクノイズリダクション付デュアルマイク
2軸ジンバル可動範囲パン(横軸): ±160°,チルト(縦軸): ±90°
大きさ89.4mm x 58mm x 58mm(マグネット台なし)
142mm x 58mm x 58mm(マグネット台あり)
重さ147g(マグネット台なし)
176g(マグネット台あり)
保証期間1年

HDRにも対応しており、暗所でも顔が真っ黒になりにくくなっていたり、カメラの上下反転にも対応しているので、天井に取り付けて使うことも可能です。

まさに全部入りのWEBカメラ!

はしかん

2軸ジンバル搭載のWEBカメラですが、大きさは高さにして約9cmと想像以上にコンパクト。個人宅のデスク上でもかさばることなく使えます。

外観と内容物

外箱には4Kの文字。

OBSBOT Tiny 4K の外箱画像

専用のキャリングケースに入った状態で梱包されていました。

OBSBOT Tiny 4K のケース画像

ケースが付いたWEBカメラはあまり見たことがないので、持ち運ぶときにはかなり重宝してくれます。

OBSBOT Tiny 4K のケースを開けた直後の画像

内容物は下記のとおり。

内容物一覧
  • OBSBOT Tiny 4K 本体
  • ノートPC取り付け用マグネットスタンド
  • USB TYPE-C to C ケーブル
  • USB TYPE-A to DC電源 ケーブル
  • USB 変換アダプタ
  • 操作マニュアル(日本語対応)
OBSBOT Tiny 4K の内容物一覧の画像

マニュアルはしっかり日本語に対応しています。l

OBSBOT Tiny 4K のマニュアルは日本語対応

PC接続用のケーブルは両側共にUSB TYPE-Cのケーブルが付属します。

OBSBOT Tiny 4K 付属のUSB TYPE-Cケーブル

USB TYPE-Aに変換するアダプタも付いているので、TYPE-A端子しかないPCでも利用可能です。

OBSBOT Tiny 4K 付属のUSB 変換アダプター

USB 3.0以上のポートであれば電源は不要ですが、USB2.0のUSBポートで使用する場合は別途DC電源をカメラに接続する必要があります。

OBSBOT Tiny 4K 付属のUSB to DCケーブル

ノートPCのディスプレイ部分に乗せるための付属品がこちら。

金属プレート部分が強力なマグネットになっていて、WEBカメラ本体底面を強力にホールドします。

OBSBOT Tiny 4K 付属のモニター取り付けようマグネット台座

MacBook AirにWEBカメラを乗せた状態がこちら。ノートPC内蔵WEBカメラよりも高い位置に設置できます。

OBSBOT Tiny 4K を付属のマグネットアダプターを使ってMacBook Airに取り付けた状態

本体は2軸ジンバルを採用。カメラ本体に内蔵されたAIによって人物を認識し、カメラが物理的に動いて被写体を追いかけます。

OBSBOT Tiny 4K 本体を正面から撮影した様子

カメラを上から撮影。奥行きもコンパクトです。

OBSBOT Tiny 4K 本体上部を真上から撮影した様子

背面には土台部分にDCポートとTYPE – Cポートが搭載されています。

OBSBOT Tiny 4K 本体背面を撮影した様子

底面には中央に三脚穴があいており、ゴム脚も付いているので直接デスクに置いて使うこともできます。

OBSBOT Tiny 4K 本体底面を撮影した様子

マンフロットのミニ三脚に装着するとこのように安定して設置することができます。

OBSBOT Tiny 4K 本体をミニ三脚に取り付けて使用している様子の画像

本体前面のLED表示

OBSBOT Tiny 4K』の本体全面にはLEDが埋め込まれていて、これの光り方によって現在のカメラの状態を把握することができます。

OBSBOT Tiny 4K 本体全面のLED表示が緑に全点灯している様子
LEDの光り方カメラの状態
青が3つ規則的に点滅する場合、WEBカメラ本体が初期化されています。
青が1つずつ点滅した後に全て点滅した場合、ジェスチャーコントロールが正しく認識されたことを示します。
緑が1つ点灯している場合、カメラが固定モードになっていることを示します。
緑が3つ全て点灯している場合、カメラが自動追尾モードになっていることを示します。
黄色が3つ全て点滅している場合は、ターゲットを見失っている状態です。
青と黄色が交互に点滅している場合は、デバイスのファームウェアアップグレード中であることを示します。
赤が全てゆっくりと点滅する場合は、ファームウェアアップグレードに失敗したことを示します。
赤が全て点灯した場合は、ジンバルの障害やAI自体のエラーなど、製品が異常を検知したことを示します。
はしかん

特に、青の全点滅でジェスチャーが正しく認識されたか判断できるのと、緑のLEDが1個なのか3つなのかでカメラが自動追尾モードか固定モードか判別できるので、覚えておくと良いです。

機能

4K30fpsに対応

WEBカメラの画質としては最高レベルと言っても良い解像度。4Kに対応しています。

フレームレートも4Kで30fps、1080pで60fpsに対応しているので、高画質かつなめらかな映像で撮影できます。

通常のWEB会議であれば、正直ここまでの解像度って必要?って思いますよね。

しかしこの高解像度が役立つのがズームしたとき。

最大で4倍までのデジタルズームが可能なので、カメラを離れた場所に設置してズームして撮影する場合でも鮮明な映像を相手に見せることができます。

AI追尾機能

OBSBOT Tiny 4K』はAIを本体に内蔵しており、人物の顔や体を認識してフレームアウトしないように被写体を自動追尾してくれます。

OBSBOT Tiny 4K のAI追尾機能で筆者を追いかけている様子のGIFT動画

自動追尾機能は特にPCにソフトウェアをインストールせずとも、USBで接続するだけで動作可能。

別途アプリもありますがそれは設定変更や手動で動かすときに拡張用として使うもので、必須ではありません。ドライバもプラグアンドプレイで自動でインストールされるので一般的なWEBカメラ同様、接続するだけで使えます。

そのため、例えば会社で共有設備としてOBSBOT Tiny 4K』をみんなで使う場合も、いちいち利用者に専用アプリやドライバをセットアップさせる必要がないのでとても使い勝手が良いです。

4倍ズーム機能

先代の2倍ズームから4倍ズームまでに強化され、ぐんぐん被写体に寄ることができます。

ズームコントロールの方法は2種類。

  1. ジェスチャーコントロール
  2. アプリから手動でズーム

ジェスチャーコントロールでズームさせる場合は、予めジェスチャーコントロールでズームの指示を出したときに何倍までズームするかを設定しておくことで、その倍率まで拡大してくれる機能です。

初期設定では2倍に設定されていますが、アプリで最大4倍まで設定可能です。

専用アプリでは手動でズームコントロールも可能。操作はスライダーを動かすだけなので、直感的に操作できて非常に使いやすくできています。

ジェスチャーコントロール

OBSBOT Tiny 4K のジェスチャーコントロールでズームインズームアウトしている様子のGIF動画

オンライン授業やYouTube配信などで役立つ機能がジェスチャーコントロールです。

自分自身が被写体となっている状態で、カメラに向かって手をかざすことで自動追尾をON/OFFしたりズームさせたりできます。

認識率も非常に高く、ちゃんと「マトモ」に使えるので正直驚きました。

操作方法

動作操作
AI自動追尾のON/OFF顔の横に手のひらをかざす
ズームイン、ズームアウト顔の横に親指と人差指でL字を作ってかざす

「ちょっとここ拡大して見せたいんだけどな〜!」というときにズームさせてちょうど良い画角で自動追尾をOFFがにしてカメラを固定するといったことが簡単にできます。

専用アプリ「OBSBOT TinyCam 」で設定変更やコントロールが可能

専用アプリ「OBSBOT TinyCam 」はOBSBOT公式サイトから無料でダウンロード可能です。

OBSBOT TinyCam アプリ ダウンロードサイト

アプリを使うとOBSBOT Tiny 4K』の細かな設定変更やコントロールが可能になります。

OBSBOT TinyCam のスクリーンショット
専用アプリのメイン画面。手動でカメラの方向やズームコントロール可能。

右のジョイスティックをマウスで動かすとカメラの方向を手動でコントロールできますが、僕が気に入ったのがジョイスティックを少しだけ動かすと「めちゃくちゃゆっくり動かせる」ところ。もちろんたくさん動かすと速く動かすことも可能です。

はしかん

ゆっくりパン方向に移動する映像が撮影できるので、使い方によってはエモい映像が撮れそう…

設定についてですが、左側のギヤマークをクリックすると下記のような詳細設定メニューが開きます。

よく変更するのは、「ジェスチャーでのズーム倍率」と「追跡モード」の2つ。

ジェスチャーでのズーム倍率」でズーム時の倍率が細かく設定可能

OBSBOT TinyCam のジェスチャーでのズーム倍率設定画面のスクリーンショット

ジェスチャーでのズーム倍率」は初期値では倍率が2倍に設定されていますが、最大4倍までの範囲で細かく設定できます。

カメラを固定して設置する場合は、いつでもジェスチャーコントロールでちょうど良い倍率までズームできるので便利です。

「追跡モード」で動きの制御が可能

OBSBOT TinyCam の追跡モードの設定画面スクリーンショット

カメラの追尾速度や画角を3つのモードから選択できます。

3つのモード

モード動き
顔優先モード常に顔を画角の中心に捉えます。カメラとの距離が近い場合のWEB会議や、人物の顔にフォーカスしたいときに選択すると良いです。
標準モードホワイトボードや黒板など、背景も含めて写したいときのモード。顔が中心よりも上に位置し、体も程よく写ります。
高速モード動きの激しい被写体を追いかけるのに適したモード。追尾の反応が早くなり、フレームアウトして見失ってしまうことを防ぎます。

初期値は「標準モード」に設定されていますが、専用のアプリで設定を変更可能です。

プライバシーモードでとっさのOFFが可能

OBSBOT Tiny 4K を手でプライバシーモードにしている様子

WEB会議中に突然家族が部屋に乱入してきたり、聞かれたくない音が発生したりすることがありますよね?

そんなときはカメラを手で下にくるっと回すだけでカメラとマイクをOFFにできます。

直感的に操作できるので、とっさのときに便利。

また、WEBカメラを常設している状態だと、スリープタイマーで自動的にOFFになり下を向きますが、使いたいときはカメラを手でくるっと持ち上げるとWEBカメラの電源がONになります。

もちろん、ZoomやTeamsでカメラへの通信が発生したときには自動的にカメラが起動して上を向くので、一般的なWEBカメラと比較しても運用に負担が出ることもありません。

動画レビュー

動画ではMacBook Air内蔵のFaceTimeカメラと『OBSBOT Tiny 4K』の画質比較や、HDRをON/OFFしたときの違い、より詳しいジェスチャーコントロールやズームの解説、専用アプリでの詳細設定の様子をご覧いただけますのでぜひ参考にしてみてください。

まとめ

OBSBOT Tiny 4K をデスクで使っている様子の画像

本記事ではOBSBOT Tiny 4K』をレビューしました。

OBSBOT Tiny 4K』は、4K画質のAI自動追尾機能搭載WEBカメラです。

ズーム機能やHDR、マイクも内蔵しジェスチャーコントロールも可能で、この高画質高機能が手のひらに乗るコンパクトサイズに凝縮されています。

僕もしばらくこのWEBカメラを使っていますが、画質は今まで使ったWEBカメラのなかでもトップクラスに美しく、いちいち画角の調整をしなくても良くなったのが僕にとってのいちばんのメリットでした。

メリットデメリット
画角を勝手にいい感じに調整してくれるので、カメラの位置を微調整する手間がなくなった
ズームしても画質が綺麗なので鮮明な映像を相手に届けられる
HDR対応で白飛びや黒つぶれが防げるのはとても助かる
ジェスチャーコントロールの認識率がよく、ちゃんと使える
WEBカメラにしては高額な値段

こんな方におすすめ

  • オンライン授業で黒板や大型モニターの内容を写しながら配信したい先生方
  • YouTube配信で一人で動き回りたいYouTuberさん
  • WEB会議中によく姿勢を変えるクセがあり、気付いたらカメラの画角からはみ出ている方
  • リモートワークでWEB会議しているときにお子さんに乱入された経験が3回以上あるお父さんやお母さん
  • ヌルヌル動くジンバルが大好きな僕のようなガジェオタさん

おすすめしない方

  • WEBカメラはとりあえず映ればOK!という方

高性能・高画質WEBカメラなので機能的なデメリットや不満点は全く無かったんですが、けっこういいお値段するので買うならしっかり自動追尾機能やズーム機能を使いこなしたいところ。

はしかん

ピンポイントでこの機能が欲しかった方にはかなりおすすめのWEBカメラです!

動画レビュー

以上、ジンバル大好きな はしかん(@hashikan3)がお伝えしました!

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