10.13仙台大会で行われたAブロック公式戦。
この大会をもってついにAブロックは最終戦を残すのみとなった。
開幕戦の裕二郎の飯伏からの勝利というサプライズや
内藤哲也の欠場というアクシデントがあったが、
決勝進出の可能性を残しているメンバーを見ると順当といえるのかもしれない。
そして最終戦を前にして、
優勝決定戦進出の可能性を残しているのは以下の4名である。
飯伏幸太、鷹木信悟、ザック・セイバーJr、KENTA。
名前を見ると各ユニットの実力者が顔をそろえている。
はたしてこの4名から誰が最終日の武道館のメインに立つことになるだろうか。
それではここからは10.18横浜大会で行われる
リーグ最終戦について書いていきたいと思う。
まず上記の4選手の対戦カードから見ていこう。
飯伏＝KENTA
信悟＝裕二郎
ザック＝ロア
KENTA＝飯伏
ご覧のように飯伏とKENTAは直接対決が組まれているので、
この試合で負けた選手は自動的に敗退が決まってしまう。
またこれは全選手に言えることだが、
自力で決定戦進出を決める事が出来る選手がいないので、
最終戦での勝利は決定戦進出にはマストとなる。
それではここからは各選手がどのような条件なら
勝ち上がれるのかをまとめてみようと思う。
飯伏幸太
飯伏が勝ち上がる最低条件は自身が勝利した上で、
ザックが最終戦で敗北する必要がある。
鷹木信悟には勝利しているので、信悟の最終戦の勝敗は関係ないが、
もし信悟が先に最終戦を落とせば、KENTAとの戦いが決定戦進出を決める戦いとなる。
鷹木信悟
信悟が勝ち上がる条件は自身が勝利した上で、
飯伏とザックの二人が敗れるというかなり厳しいものだ。
これは首位を争う二人との直接対決で敗れているゆえであるが、
現チャンピオンが決定戦進出に向け最も厳しい立場にいることは間違いない。
ザック・セイバーJr
序盤は快調に首位を独走していたザックだが、
最終的には激しい首位争いに巻き込まれてしまった。
しかし決定戦進出にはその時の貯金が効いており、
かなり有利な立場にいると言えるだろう。
ザックが勝ち上がる条件は自身が勝利した上でKENTAが飯伏に敗れることだ。
史上二人目の外国人制覇に向けての扉は大きく開かれている。
KENTA
序盤戦は点数的には伸びなかったKENTAであるが、
中盤戦以降に連勝し一気に星を伸ばし、首位争いに参戦してきた。
またヒールとしてのスタイルとノア時代を彷彿させるスタイル、
この二つの戦いを上手く融合しているKENTAの決定戦進出を願う声は
ここに来て大きくなってきた印象である。
KENTAは今このブロックで一番追い風を受けている選手と言っていいだろう。
そんなKENTAの勝ち上がりの条件は自身が勝利した上で、
鷹木信悟が敗れる必要がある。
おそらく先に行われるであろう裕二郎との試合で信悟が勝てば、
自身の試合の前に決定戦進出の夢は絶たれるが、
ここは同じバレットクラブの裕二郎を信じるしかない。
裕二郎が開幕戦に続くアップセット起こせば、
KENTAの決定戦進出の機運はより高まるだろう。
さて、ここまで書いてきたものは個人の勝ち抜けであるが、
最終戦の結果次第では進出者決定戦の可能性もある。
（信悟、ザック、KENTAが勝利した場合）
そんな多くの可能性を残した運命の最終戦は、
10.18横浜武道館で18時半より行われる。
ファンにとっては見逃し厳禁の大会であることは間違いないだろう。
Ｇ1優勝者アンケートはこちら ↓
