晴書雨ログ

書道ってこんな感じ♪(たまに日記)
世田谷の三軒茶屋近くで書道教室やってます^^
 日本書学館認定 真支部

書道教室 条幅 新年号 中級課題   会員の方の見事なお清書

2021-01-15 23:00:03 | 習い事
ブログにお越しくださりありがとうございます。

昨日のぽかぽかした陽ざしはなく、
空は灰色、ひんやりした日でした。
昨日の気温で今日の冷気はつらい。。。

新年号(1月号)のお清書です。
お仕事をお持ちの主婦の方が、
お正月に書けなかったので、
昨日は一日、書く日にすると決めて、
漢字、仮名を2時間ずつ (@@)
条幅を4枚も書いてお持ちになりました。
これもびっくり(@@)
一日に全部 書いたそうです。。。

条幅は、たいへん素晴らしい書に仕上がっていました。



五更暁色侵書幌半
夜寒聲落畫(画)簷

【読み】
五更の暁色書幌を侵し
半夜の寒声画簷(がえん)に落つ

【大意】
夜明けのほの白い景色は書斎の帳(とばり)に入り
夜半の寒い音は美しく装飾された軒にひびく

by 蘇 軾 (そ しょく)


筆の流れがとてもきれいです。
「侵」の ヨ が大きく 頭でっかちになりがちだったところ、いいバランスがとれました。
「書」 と 「畫」 が横に並んでいますが、よく見ると、中3本の横線の 長さ、太さ と 角度 筆遣いが違うのです。手本をよく観察されたのでしょう。空間がすっきりしています。似た字ですけど、全く別の字で、やや隣り合うため、書き方に違いがあります。 それぞれの一番 長い横線の入筆にも違いがあるところを、上手に運筆できています。
「落」 が行の小さく行の左にずれていたのを、うまく修正できています。
「簷」 の 「言」の横線に変化があって、空間に流れができています。

うんんん… 素敵!





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