トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2022,8,13 土曜日 トラックバイアス予想 (新潟競馬場、小倉競馬場、札幌競馬場)

 

今週は大気の状態が不安定で、金曜午後から土曜日にかけて雨が降り、場合によっては急激に雨量が増える可能性がある。馬場状態やバイアスが一気に変化するかもしれないので注意したい。

新潟競馬場は週間に雨が降らず、金曜日時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の新潟市はゲリラ雷雨の可能性があるので、雨による時計やバイアスの変化に注意したい。

小倉競馬場は木~金曜日の昼までに2.5㎜の雨が降ったが、金曜日時点の馬場状態は芝ダートともに良。土曜日の北九州市もゲリラ雷雨の可能性があるので、雨による時計やバイアスの変化に注意したい。

札幌競馬場は月~火曜日に39㎜と木~金曜日の昼までに32.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は芝は稍重、ダートは不良。土曜日の札幌市は晴れ時々曇り予報なので、馬場状態の回復による時計やバイアスの変化に注意したい。

では、2022年8月13日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

 

【目次】

 

 

 

 

 

新潟競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。金曜昼以降の天気は、金曜午後は曇り時々雨予報、土曜日は曇り時々晴れ予報だが発雷確率が高いのでゲリラ雷雨に注意したい。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~40㎜、想定馬場状態は良~不良。

開催3週目。向こう正面と各3~4コーナーの内ラチ沿いが少しデコボコしてきたが、野芝がしっかりとしているためか馬場はこの時期にしては良好な部類。新潟芝は水はけが抜群だが、金曜午後から土曜日にかけて大気の状態が不安定で短時間に大量の雨が降るかもしれないので、そうなるとさすがに馬場は急激に悪化する。

先週の時計は-2.0~-1.6秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.0~-1.8秒位、雨が降った場合は雨量次第で-1.8~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定したい。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、気持ち外枠の好走が目立つかもしれないが、馬場がまだ良好なので基本的にはバイアスは出にくいだろう。雨量が少ない場合は、馬場が軟らかくなりそうなので外枠が有利になる可能性がある。雨量がかなり多い場合は、馬場がグチャグチャになり内も外も変わらなくなりそうなので、特に内回りはロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降って途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、馬場がまだ良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。雨が降らない場合は、外回りは一定以上の決め手が要求されそうだが、基本的にはバイアスは出にくいだろう。雨量が少ない場合は、馬場が軟らかくなりそうなので差し有利になる可能性がある。雨量がかなり多い場合は、馬場がグチャグチャになりスタミナが要求されそうなので、特に内回りは前有利になる可能性がある。

 

・ダート

週間に雨が降らず金曜昼時点の馬場状態は良。含水率は1~2%台なのでカラカラに乾燥している。

金曜昼以降の天気は、金曜午後は曇り時々雨予報、土曜日は曇り時々晴れ予報だが発雷確率が高いのでゲリラ雷雨に注意したい。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~40㎜、想定馬場状態は良~不良。

先週の時計は-0.9~±0秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-1.2~±0秒位、雨が降った場合は雨量次第で-3.0~±0秒位と想定している。先週と同じく1200mと1800mでは時計の出方が違うかもしれない。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、土曜日は風が舞う予報なので砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。雨が降った場合は、新潟ダートは馬場状態が重以上になるとバイアスが出ない確率が7割位、外枠有利が2割位、内枠有利が1割位となっている。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降らない場合は、今開催は良馬場だとバイアスが出にくい傾向となっている。雨が降った場合は、新潟ダートは馬場状態が重以上になるとバイアスが出ない確率が6割位、内伸びは4割位となっている。

前後は前~展開次第と想定。雨が降らない場合は、今開催の傾向だとバイアスは出にくいだろう。雨が降った場合は、新潟ダートは馬場状態が重以上になるとバイアスが出ない確率が3割位、前有利が7割位となっている。

 

 

 

 

 

小倉競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

木~金曜日の昼までに2.5㎜の雨が降ったが、金曜日時点の馬場状態は良。土曜日の天気は曇り予報だが、金曜午後は降水確率が高く、土曜日は特に午後の発雷確率が高いのでゲリラ雷雨に注意したい。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~40㎜、想定馬場状態は良~不良。

前開催から2週間を空けての開催。使用コースは前1週がAコース、後3週がBコース。前開催からの期間にエアレーション作業を実施。芝の張り替えは無し。前開催終了時はコース全体の内ラチ沿いがデコボコしていたが、野芝の生育がしっかりしており4週間開催したわりには良好な部類だった。この期間に野芝が生育したため、多少デコボコしているがおおむね良好な状態。ただ、金曜午後から土曜日にかけて短時間に大量の雨が降る可能性があるので、小倉芝は水はけが良いがさすがに馬場が一気に悪化するかもしれない。

前開催最終週の時計は-1.8秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-2.2~-1.8秒位、雨が降った場合は雨量次第で-2.0~+3.0秒以上の極悪馬場まで想定しておきたい。

枠は内~外と想定。雨が降らない場合は、馬場が良好でほどよく軟らかい状態だと思われるのでバイアスは出にくいだろう。雨量が少ない場合は、馬場が軟らかくなりそうなので外枠有利になる可能性がある。雨量がかなり多い場合は、馬場がグチャグチャになるかもしれないのでロスが少ない内枠が有利になる可能性がある。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。雨が降って途中で止んだ場合は、馬場が内から乾燥して内伸びになる可能性がある。それ以外の場合は、馬場がまだ良好な状態なのでバイアスは出にくいだろう。

前後は前~差しと想定。雨が降らない場合は、馬場が良好でかなり速い時計が出そうなので前有利になる可能性がある。雨量が少ない場合は、馬場が軟らかくなりそうなのでバイアスは出にくいだろう。雨量がかなり多い場合は、馬場がグチャグチャになるかもしれないので、スタミナが要求され前有利になる可能性がある。

 

・ダート

木~金曜日の昼までに2.5㎜の雨が降ったが、金曜日時点の馬場状態は良。含水率は4%台なのでパサパサに乾燥している。

土曜日の天気は曇り予報だが、金曜午後は降水確率が高く、土曜日は特に午後の発雷確率が高いのでゲリラ雷雨に注意したい。金曜午後から土曜日にかけての想定雨量は0~40㎜、想定馬場状態は良~不良。

前開催最終週の時計は-0.3~-0.2秒位。金曜午後から土曜日にかけて雨が降る可能性があるので、雨が降らない場合は-0.3秒前後、雨が降った場合は雨量次第で-3.0~-0.2秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。雨が降らない場合は、土曜日は向こう正面が向かい風気味になりキックバックが多くなりそうなので、砂を被りにくい外枠が有利になる可能性がある。雨が降った場合は、前開催は道悪だとバイアスが出にくい傾向だった。

直線の伸びはフラットと想定。前開催は雨の有無に関わらずバイアスは出にくい傾向だった。

前後は前~展開次第と想定。前開催は雨の有無に関わらず少し前有利になりやすい傾向だった。ただ、雨量が少ないとバイアスは出にくい傾向だった。

 

 

 

 

 

札幌競馬場

 

ダート

 

【備考】

 

【解説】

・芝

月~火曜日に39㎜と木~金曜日の昼までに32.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は稍重。土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。想定馬場状態は良。

開催4週目。今までの開催のダメージが蓄積され、コース全体の内ラチ沿いがデコボコし、3~4コーナーの内ラチ沿いに傷みが出始めた。今週は木~金曜日に雨が降ったため、馬場は土曜日も軟らかい状態だろう。

先週の時計は-1.4秒位。今週は木~金曜日に雨が降ったため土曜日は-0.5~+0.8秒位と想定している。

枠はフラット~外と想定。先週はバイアスは出なかったが段々と外枠の好走が目立ってきていたので、今週土曜日はどこかのタイミングで外枠有利になる可能性がある。

直線の伸びはフラット~やや外と想定。直線はまだ傷みが少ないのでバイアスは出にくいだろうが、先週の傾向だと段々と外が伸びてくる可能性がある。

前後は展開次第~差しと想定。先週はバイアスは出なかったが段々と差しが決まってきていたので、今週土曜日はどこかのタイミングで差し有利になる可能性がある。

 

・ダート

月~火曜日に39㎜と木~金曜日の昼までに32.5㎜の雨が降り、金曜昼時点の馬場状態は不良。土曜日の天気は晴れ時々曇り予報。想定馬場状態は稍重~重。

先週の時計は±0秒位。今週は木~金曜日に雨が降り道悪になっているので-1.8~-0.5秒位と想定している。

枠は内~外と想定。札幌ダートは馬場状態が重以上になるとバイアスが出ない確率が6~7割位、内枠有利が2~3割位、外枠有利が1割位となっている。稍重だと含水率や天気など微妙な要素でバイアスが変化するが、基本的には出にくいだろう。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出にくい傾向となっている。

前後は前~展開次第と想定。札幌ダートは馬場状態が重以上になるとバイアスが出ない確率が7割位、前有利が3割位となっている。稍重だと今開催の傾向を見るとバイアスは出にくいだろう。

 

 

 

 

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