★小学校外国語活動 3年生 Let's Try!1のUnit4の評価文例(所見)

今回は、

小学校外国語活動 3年生 Let's Try!1Unit3の評価文例(所見)です。




このユニットのポイントは、

単元最後の活動(TASK)を.身の回りの物の数や,好きな漢字の画数を尋ねたり答えたりして伝え合うというものに設定をして、単元を通してそれができるようにしていくといったところだと考えます。




ただ単に数を物の数を数えたり、クイズを出したりすることだけで終えてしまっては、思考力を伴った表現にはなりにくいです。

思考力を伴った表現かどうかは、その発信に思いやこめられているかどうかで判断することができます。例えば、好きなものを言うときには、その理由を添えることができているかどうかというところで判断できると思います。

ただ、3年生の子どもたちにとって、英語で理由をつけて話すという事はとても難しいことです。なので、そこは英語にこだわらず、日本語で理由を話してもよいと考えます。



 評価文例(通知表)

3年生 Unit3


1 知識・技能


(1)聞くこと

Unit3では、~を通して1~20までの数字について日本語と英語との音やリズムの違いに気づきました。

Unit3では、~を通して日本と外国との数の数え方の違いから、多様な考えがあることに気づきました。



(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

Unit3では、~を通して1~20までの数の言い方に慣れ親しみました。



(4)話すこと(やりとり)

Unit3では、~を通して数を尋ねたり答えたりする表現に慣れ親しみました。



(5)書くこと

なし



2 思考・判断・表現


(1)聞くこと

Unit3では、~を通して1~20までの数についての話を聞いて、その意味をとらえました。



(2)読むこと

なし



(3)話すこと(発表)

Unit3では、~を通して自分とかかわりのある1~20までの数についてイラストを用いながら理由(日本語)をつけて伝えました。



(4)話すこと(やりとり)

Unit3では、~を通して身の回りの物の数や好きな漢字の画数を尋ねたり答えたりして伝え合いました。



(5)書くこと

なし

3 主体的に学びに向かう態度


Unit3では、~を通して相手に伝わるように工夫しながら数を尋ねたり答えたりしようとしました。

Unit3では、~という課題に対して意欲的に学習に取り組もうとしました。


Let's Try!/ We Can! Unit毎の授業や評価のポイント・通知表文例 目次(小学校 外国語指導)





少しでもお役に立てればうれしいです。



2020年度からの新学習指導要領の小学校外国語科・外国語活動では、3つの観点と5つの領域があります。



観点だけを考えて授業計画をしたり評価をしたりという事は難しい面があります。観点の中で、領域ごとの視点を明確にすることでその単元での目標やそれに対する評価がはっきりすると考えています。



また、すべての観点と領域を一つの単元で網羅することには難しいものがあります。



実際に3年生の初期や高学年でも読むこと書くことについては、思考力を伴う活動というものは、評価できるほどのものにはなりにくい単元もあります。



さらに「読むこと」「書くこと」については中学年では大きくは求められていません。



そのようなことなどもふまえて、実際に評価できそうな部分について書き上げています。そして、同時にこのような評価ができる授業を計画することも必要です。「~を通して」の部分は、実際の授業の活動を明記することを想定しています。



 まだまだ改善できると思います。お気づきのことがありましたら教えていただけたらうれしいです。




↑他の学年や単元はこちら↑



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★Let's Try!/ We Can! Unit毎の授業や評価のポイント・通知表文例 まとめ(小学校 外国語指導

Let's Try!/ We Can! Unit毎の授業や評価のポイント・通知表文例 まとめ(小学校 外国語指導)です。 少しずつ書き足していきます。