私のメルボルンライフ

メルボルンでの移住生活をのんびりと綴っています。

キリスト教式葬儀〜カトリックの場合〜

2022-06-27 | 家族

皆さま、こんにちは。

 

もうすぐ6月も終わり、と共に2022年後半のスタートです。

 

歳を重ねる毎に年々と月日の経過が早く感じます。

 

さて、今日は先日参列した義父さんのキリスト教式の葬儀について少し書いておきます。

 

前回の記事

 

RIP義理のお父さん…冷たい冬の雨の日に永眠 - 私のメルボルンライフ

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当日の天候は冬のメルボルンさながら曇天。

 

お義父さんは(敬虔なるとまではいきませんが)カトリック教徒なので

 

教会で家族や知人などが5-60人くらい集まる『家族葬』でした。

 

私はオーストラリアで過去3回ほどお葬式に参列した経験があります。

 

今回は4度目になるのですが、あくまで一般的なキリスト教式の葬儀について書いておきます。

 

キリスト教の葬儀に参列される方へ 知っておきたい流れとマナー

 

カトリックが仏教と最も大きく異なるところは「死」に対する基本的な考え方です。

 

「死」を祝福されるべきものと捉えています。

 

日本の仏教のお葬式では、死は不浄であり縁起が悪いもの、悲しむべきものとして捉えられます。

 

それに対して、カトリックにおいて死は「永遠の命による生の始まり」であり、祝福されるべきものとなります。

 

カトリックの葬儀においては「お悔やみ」は述べません。遺族に対しては「安らかな眠りをお祈りいたします」などの言葉をかけます。

 

嗟の時に言葉に詰まらないように・・・

 

まずは、ご不幸があった時にかける定番の英語表現を紹介します。

 

“I’m sorry for your loss.”(あなたからの訃報を聞いて残念に思います。)

直訳すると、「あなたが失った人に対して残念に思います。」という意味です。

この場合の”I’m sorry”は謝罪しているのではなく、悲しかったり残念に思っていることを表しています。

 

特定の人を文中に入れる時は、”I’m sorry for the loss of your friend.”(あなたの友人の訃報を聞いて残念に思います。)のように” the loss of your ○○”と表現します。

 

No words can describe how sorry I am for your loss.”(あなたからの訃報を聞いて言葉に言い表せないほど悲しく思います。)

知人があまり多くの会話を望んでいない時などは、このような英語表現を使います。

 

It’s terrible to hear about the loss of your wife.”(あなたの奥様が亡くなったと聞いて、とてもショックを受けています。)

ひどくショックなことを聞いた時は、このように言うこともできます。

 

キリスト教は死に対する考え方が仏教や神道とは違い、永遠の命の始まりだとされています。そのため、亡くなったことは悲しいことですが、不幸なことではないという意識が根底にあるようです。

 

カトリックの葬儀の流れ

『告別式』

儀式   内容
入堂聖歌   神父、遺族および棺の入場
聖歌斉唱   参列者全員で聖歌を歌うことにより開式
弔辞・弔電   故人の略歴および弔辞・弔電の紹介
献花   喪主・遺族・親族・一般会葬者の順に献花を行う
遺族挨拶   喪主から感謝の挨拶
出棺式   故人と最後の対面をする

 

カトリックの葬儀における服装

カトリックの葬儀に参列する際の服装は、基本的には仏式の場合と変わりません。

黒の礼服(スーツあるいはワンピース)や喪服を着用し、男性であればネクタイや靴、靴下、女性であればパンプスやストッキング、タイツも黒のものを選びます。

ハンカチなどの小物もできる限り黒のものとし、結婚指輪以外のアクセサリーは極力避けます。

女性のカトリック信者は黒または白のベール、あるいは黒または紺の帽子をかぶるのが作法とされます。ただし、信者でない場合にはその必要はありません。

 

カトリックの葬儀におけるマナー

カトリックの葬儀におけるマナーを見ていきましょう。

お悔やみの言葉は述べない

上で見たように、カトリックの葬儀においてはお悔やみの言葉は述べません。

「安らかな眠りをお祈りいたします」
「お知らせいただきありがとうございます」
「ご遺族に主のお慰めがありますように」


などと挨拶するのがよいでしょう。

聖歌ではできれば声を出す

カトリックの葬儀では聖歌が歌われます。参加は強制ではありませんので、信者でない場合には無理に歌う必要はありません。

ただし、事前に歌詞を書いた小冊子が配られるのが一般的です。もし可能であれば、声を出すようにするといいかもしれません。

葬儀のミサで神父による聖書の朗読と説教、参列者全員による祈りからなる「言葉の典礼」、遺族によって捧げられたパンとワインを参列者が神父から受け取る「感謝の典礼」が行われる場合もありますが、後者は信者でなければ特に参列する必要はありません。

 

芳名録・芳名帳について

入口に参列するにあたり名前や故人へ贈る言葉などを書くものがあります。

名前だけでも良いですし、もし思い入れがある場合はちょっとしたお別れの言葉を記入します。

 

御花料の相場

カトリックの葬儀においては香典ではなく、「御花料」としてお金を包む場合もあるようですが、こちらでは特にそういったことはないようです。(私もお金を持って行ったことはありません)

もし、どうしても何かしたいと思う場合は、お金の代わりに淡い色合いの花束などを持参しても良いかもしれませんね。

Funeral Flower Arrangement Image

 

今回は、小さな『家族葬』だったので、葬儀後はセレモニーホールからほど近いレセプション会場で参列していただいた皆さんと軽食を取りながらの故人を偲ぶ会を行いました。

 

日本の仏教のお葬式では、お焼香やお辞儀の回数、数多くのしきたり?がありますが、こちらではそれほど形式にこだわらなくてもよさそうです。

 

あくまでも故人やご遺族様に失礼にあたらないようある程度のマナーは必要かもしれませんね。

 

ちなみにお義母さんは、いつものお義母さんらしく髪を赤く染め、真っ赤なトップスとスカーフを巻いていました。

 

私は、特に喪服ワンピースを持っていなかったので黒のセーターにダークグレーのパンツスタイル、寒かったので黒のコートにパールネックレスでした。

 

以前に喪服を着て葬儀に参列したこともありましたが、こちらではそこまで真っ黒でなくても良い感じです。

 

 

義弟のスピーチの時に、お義父さんの遺影を見ていたら、ぼんやりとですがゆっくり頷くように首を縦に振っていたように思いました。

 

まだあの場所にいるように思えて、そこへ行けばまた会えるような気がしています。

 



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