いちばん

ハード・ブギ・バンドでググってみると、未だに1970年代の3大バンドが出てきます。
フォガット、ステイタス・クォー、そしてZZ TOPがその3つのバンドです。稀に、ZZ TOPじゃなく、AC/DCってのもありましたが、
一般的には、やはり前述の3つのバンドですよね。

半世紀以上経った今(2022年)でも、それに入れ替わるようなバンドはないようです。
越えるバンドがなかったのか、それともハード・ブギの人気がなく、これをやるバンドがいなかったのでしょうか?
でも、Yahooの質問箱には 「ステイタス・クォーのようなハード・ブギのバンドを教えてください」 的な質問を多数見かけました。
やっぱり、今でも好きな人はたくさんいるようです。

なので本日は、そんな3大バンドのハード・ブギ―な曲をUPすることにしました。
ところで、「ロックン・ロールとブギの違いがわからない」 という声をよく聞きますが、簡単に云うと同じコードを弾くとき、
ロックン・ロールは 「ジャーン、ジャーン、ジャーン」 と弾いて、ブギは 「ジャン。ジャン。ジャン。」 という感じです。
要するに、ブギは歯切れがいいんですよ。   じゃあ、昔懐かしの70年代 3大ハード・ブギをお聴きください。




SQ-2

この頃のハード・ロック・バンドがあまり使わない、歪みの少ないすっきりとした音のギターから始まりますが、
これが、ステイタス・クォー の個性であり、ちょっと品のある英国風を感じるところです。
それと、冒頭にハード・ロックと書きましたが、関係性は、ハード・ロックの中のロックン・ロールかハード・ブギかになります。
ですから、ステイタス・クォーはハード・ロックなんですが、特徴のハード・ブギの方がより強烈だから、そっちで呼ばれるのです。








LwDmr

続いて、フォガット の登場です。
本日取り上げる「ハニー・ハッシュ」 はかなり複雑なルーツを持っていまして、オリジナルはタイニー・ブラッドショーで、
曲名は「トレイン・ケプト・ア・ローリン」でした。これを、ロカビリーのジョニー・バーネットがカバーします。
しかし彼は、同じ曲に違うフレーズをつけて、タイトルを「ハニー・ハッシュ」に替えて別の曲としたのです。

この新らしいアレンジ版は評判がよく、ヤードバーズ、エアロスミスなど、後に多くのバンドがカバーする人気曲となりました。
まあ、そんな経緯なんですが、なんとも分かりにくい説明で申し訳ありません。でも、これは実情が分かりにくいのでしょうがないですね。
では、そんな複雑なルーツを持つ「ハニー・ハッシュ」をフォガットの演奏で見てみましょう。








Z-2

70年代と云いながら、1983年の曲でごめんなさい。70年代から活躍しているバンド、という事でお許しください。
そこまでして、この曲をかけたかったのは、LIVEのヴィジュアルがいちばんカッコよかったし、歪んだギターもいいですし、
それに、地元テキサスでのLIVEであること、さらに、繋ぎのフレーズが ZZ TOP らしくてよかった、など、
ハード・ブギ100点の曲だったからです。とにかく、ロックの本質、『カッコいい!』 にあふれたパフォーマンスです。
※ZZ TOPは、ズィーズィートップ と読みます。





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