日本人メジャーリーガー

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ここに来て村上選手の米メジャー挑戦の話が(いつになるかはわかりませんが)現実味を帯びてきました。
近年ヤクルトでは山田哲人選手がメジャー挑戦なんて盛り上がっていましたが、一歩先に同ポジション(セカンド)の
広島菊池がポスティングで挑みましたが、メジャーからは相手にされず、度々の故障で成績が落ち気味だった山田選手は
メジャーをあきらめ、ヤクルトと驚きの7年契約を結び、ヤクルトに骨を埋める決断をしたわけです。
菊池の失敗だけではなく、歴史的にメジャーでは日本人内野手は通用しない、というジンクスというか成功例がほとんど
無いことが大きいかと、思います。
村上は現在はサード専業ですが、果たして村上がメジャーで成功できるのでしょうか。

過去のメジャー成功例・失敗例を比較してみましょう。(野手編です)
なんといってもNo1はイチロー選手であることは異論のないところでしょう。
NPB通算9年、1278安打、118本塁打、529打点、.353、199盗塁
MLB通算19年、3089安打、117本塁打、780打点、.311、509盗塁
メジャーで2度の首位打者、1度の盗塁王というタイトルを取っていることも驚きですが、日本で9年間
一流選手としてプレーした後、米メジャーで19年も主力選手だったことは驚異的です。

もう一人の成功した大リーガーと言えば松井秀喜選手です。
NPB通算10年、1390安打、332本塁打、889打点、.304
MLB通算10年、1253安打、175本塁打、760打点、.282
日本と同じ10年間メジャーでプレーし日本よりは本塁打数は大きく減らしましたが、
メジャーで10年間そこそこの成績を残せたという意味で成功したプレーヤーの一人です。

もう一人まあまあプレーヤーとして福留孝介選手をピックアップしました。
NPB通算19年、1952安打、285本塁打、1078打点、.296
MLB通算5年、498安打、42本塁打、195打点、.258

もう一人忘れてならないのは青木宣親選手です。
NPB通算13年、1874安打、142本塁打、639打点、173盗塁、.317
MLB通算6年、774安打、33本塁打、219打点、98盗塁、.285

福留選手もそうですがメジャーでまあまあ活躍したと言えるのは5年程度プレーできたということでしょうか。
これら4選手に共通なのは外野手ということです。
福留選手は日本ではサードも守りましたがメジャーでは外野専業でした。

それでは近年のちょっと残念な例です。
秋山翔吾選手
NPB通算10年、1446安打、121本塁打、539打点、.299
MBL通算2年、87安打、0本塁打、21打点、.224

筒香嘉智選手
NPB通算10年、977安打、205本塁打、613打点、.285
MLB通算2年、81安打、16本塁打、56打点、.209

秋山選手は今後も日本でのプレーが続き、筒香選手は来期も米マイナーでメジャー昇格にチャレンジするのか
未定です。
秋山選手は外野専業、筒香選手は日本ではファースト・サード・外野を守りましたが、メジャーではファーストと
外野でした。
秋山選手も筒香選手も日本では一流のプレーヤーでしたが、今のところメジャーの分厚い壁にはじき返された
感じです。
こう見るとイチロー選手や松井選手はそもそも並外れた才能の持ち主だったということでしょうか。
日本を代表する安打製造機と大砲だからこそだったのでしょうか。
そこでNPBで数々の最年少記録を打ち立て、三冠王を取り、本塁打記録で松井選手を抜いたかに見える
村上選手ですが、ポイントはサードをあきらめメジャーでは外野に挑戦することでしょうか。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

2件のコメント

  • 私は大リーグで「確実に成功」した選手はイチロー一人だけだと思います。
    松井選手は失敗というには無理ですが、成功というにも無理があると思います。日本であまりにも強力な力を見せてくれた選手ですからね。なのでとても残念な気がします。
    もっとうまくできる能力を持っていると思いますが、実際にはそうならないので残念です。
    やっぱり東洋人の限界なんでしょうかね。
    体格の良い大谷翔平選手やダルビッシュのような選手が大活躍するのを見ると、どうしてもハードウェアの差が大きいと思います。

    • MONTE CRISTO様
      コメントありがとうございます。
      確かにイチロー選手はメジャーで首位打者のタイトルを取ったり大成功した選手ですが、
      私が松井選手も「成功した選手」と言ったのは、あくまで「日本人野手」で「メジャーである程度活躍した」選手として
      選びました。他のメジャーを目指した多くの日本人野手の中ではヤンキースで4番を打ったり30ホームランを記録したり、
      メジャーの通算打率も2割8分台と決して悪い数字ではありません。
      そのレベルで「日本人メジャーリーガーとして成功した」ということで、ご理解願います。
      ヤクルトけんちゃん

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