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研修茶会 明々庵の床 濃茶席

2022-11-27 20:03:45 | 床・軸



濃茶席
 


 
お茶室ではなく いつもは 展観 ・ 待合に使われる部屋ですので
炉の位置が変 1畳の御座を敷きました。
 

 

 
坐忘斎宗匠の秋菊在佳色
10月11月の菊が秋菊だそうです。
 

 
花は蠟梅と加賀の白嶺
花入れは 玄々斎手作りの二重切り
銘は千尋影
 
伊勢物語にある
我が門に 千尋ある影を 植えつれば
夏冬誰か 隠れざるべき
 
と 歌があります
千尋は 大きな 広い影という意味
 
意味合いは少し違うと思いますけれど
勝手な解釈で
我が門は 裏千家
千尋ある影 は お家元
夏冬は 色々と大変な時
隠れる場所があるという事かな ?
 

 
香合は 寸松庵旧蔵 楽焼お福
 
この香合との出会いが
龍光院さんを知ることになり
日本に3個ある国宝の窯変天目
日本に三か所ある国宝の茶室
それが 両方ある
門外不出 非公開のお寺
300年 門を閉ざしたまま
 
そのお寺の片隅に
佐久間将監真勝が茶室を建てたのが 寸松庵
 
先月は
その龍光院さんの 天目が2週間だけ公開という事で
京博まで 見に行ってきました
 
古いお道具は ロマンがあって ワクワクします。


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