登山

バイクから繋がる趣味として始めた2022年登山を振り返る

ツーリングで景色を楽しんでいる時に前々から思っていた事がありました。

『あの山の上から見たらどんな景色が広がっているのだろうか』

いろんな景色が見たい知りたい楽しみたい!その欲にかられて今年からバイクから繋がる新しい趣味として登山を始めました。

今回は2022年に登山した山を振り返ってその中からオススメの山を紹介します。

登山一覧

  • 日本100名山(赤色)・・・3座
  • 関西100名山(青色)・・・15座
  • 上記以外の山(灰色)・・・4座
日付100名山山岳名称山頂標高行動距離行動時間獲得標高
5月関西冷水山1,262m5.13km1:40266m
5月関西矢筈岳811m3.4km2:08490m
5月関西楊柳山1,009m9.11km2:55460m
6月日本剣山1,955m5.62km3:03559m
8月関西護摩壇山1,372m6.27km1:58349m
8月無名白馬山957m4.71km2:02356m
9月関西龍門山755.9m4.8km2:16450m
9月無名真妻山523m6.76km2:54551m
9月日本霧島山1,700m5.16km3:07533m
10月関西伯母子岳1,344m10.8km3:31610m
10月日本美ヶ原2,034m4.93km1:36161m
10月関西山上ケ岳1,719m9.56km3:43867m
10月関西氷ノ山1,510m5.67km2:11403m
11月関西大洞山/尼ヶ岳1,019/957m7.82km3:30654m
11月無名城ヶ森山1,269m3.32km1:14222m
11月関西玉置山1,076m2.4km0:57164m
11月関西赤坂山824m12.8km4:00794m
11月関西青葉山693m8.5km3:38718m
11月無名高尾山606m4.72km2:33549m
12月関西御嶽793m9.46km4:08846m
12月関西千ヶ峰1,005m6.11km3:26772m
12月関西金剛山1,125m9.2km3:22702m

関西の山を中心に、遠くまでツーリングした時は日本100名山を登って行くスタイルでした。

5月から初めて週1登山で楽しもうと思っていたのですが、6~7月は7月に北海道ツーリングがあったので準備等でサボり気味に、それから夏の季節は関西は低山が多く暑いので、涼しくなってきた10月ぐらいから登山熱が上がってきました。

今思えば北海道に行ったときに登山すればよかった・・・利尻島にも行ったのですが利尻富士とかめっちゃ良い形だったんですよね。

オススメの山

オススメの山は日本100名山「剣山」「美ヶ原」「霧島山」を含めたら面白くないので除いたものから5山選びました。

山上ケ岳

山上ヶ岳山上ヶ岳
  • 登山経路・・・清浄大橋 → レンゲ辻 → 山上ケ岳 → 洞辻茶屋 → 一本松茶屋 → 清浄大橋
  • 行動時間・・・3:43
  • 行動距離・・・9.56km
  • 山頂標高・・・1,719m
  • 獲得標高・・・867m

修験者によって切り開かれた地で頂上部は広い台地になっており天竺の如く、今もなお宗教上の理由から山上ヶ岳一帯は女人禁制。

登山内容

清浄大橋から反時計回りに登り始めると最初は舗装路で途中から山道に変わり、レンゲ辻まで延々と登りが続くのだが結構な荒れた道で途中何回も道を見失いました。

レンゲ辻からも登りは続くが様相は変わり狭く階段もあり登って行くと平坦な台地が広がる頂上部にたどり着きます。

頂上エリアには修験道なので大峰山寺の本堂があったり宿坊があったりと普通の山には無い建物もありました。

ここからは修験道を下って行きますが、登ってきた道と違ってかなり整備されていて感動しました・・・。

途中にはある茶屋には特に何か売っているわけではないですが、屋根があって座れるだけでも楽で、気持ちいい山林が続き気がつけば清浄大橋にたどり着いてました。

大洞山/尼ヶ岳

尼ヶ岳尼ヶ岳
  • 登山経路・・・大洞山登山口 → 雌岳 → 雄岳 → 倉骨峠 → 尼ヶ岳 → 倉骨峠 → 桔梗平 → 大洞山登山口
  • 行動時間・・・3:30
  • 行動距離・・・7.82km
  • 山頂標高・・・1,019/957m
  • 獲得標高・・・654m

縦走距離にある大洞山と尼ヶ岳はどちらも関西100名山、尼ヶ岳は伊賀富士とも呼ばれている。

登山内容

登山口から続く階段を登りきると雌岳で西側に展望が広がる、景色を見ながら雄岳を目指し尾根沿いを歩き、雄岳にたどり着くと今度は東側に展望が広がる。

尼ヶ岳を目指す為に倉骨峠を目指し少し標高を下げていくと峠の舗装路が見えてくる。

この倉骨峠には舗装路が続いていて車でも来れ駐車場もあるので縦走が面倒な人はこちらから目指す方法もある。

ここから尼ヶ岳まで1kmぐらいは緩い登りで時折ベンチもありハイキングコースと言った感じからの、最後400mは延々と急な登りで平地の10倍体力消費しました。

急坂を山頂まで登りきると、広々として丘と言った感じの展望が良い場所になります。

山々が重なる奥の伊賀市や青山高原の風車群に倶留尊山のススキの山肌まで見渡せます。

後は下山で何も無いと思いきや、倉骨峠から桔梗平の間は苔むけた石畳が続き『もののけ姫』の世界と言った感じで今まで歩いた道の中で一番美しいと感じました。

赤坂山

赤坂山赤坂山
  • 登山経路・・・マキノ高原 → 赤坂山山頂 → 明王ノ禿 → 黒河峠 → マキノ高原
  • 行動時間・・・4:00
  • 行動距離・・・12.8km
  • 山頂標高・・・824m
  • 獲得標高・・・794m

山麓のマキノ高原から望む赤坂山は、南北つながる高島トレイルの一座としても組み込まれ人気の山。

登山内容

マキノ高原から山頂への道は最初は急坂で徐々に緩くなり山頂近くの展望が開けてくる草原になるとあと一息。

山頂からは360度の絶景、琵琶湖の景色はもちろん振り返れば日本海まで広がる山々を望む事が出来る。

赤坂山山頂で景色を見た後は続き北へ、樹林を抜けると風化した岩場が続く断崖絶壁の明王ノ禿がある、がらっと雰囲気が変わった岩場から琵琶湖を望む。

明王ノ禿から後はひたすら下りで黒河峠までくれば車両が通れるレベルの林道になっており単調な下山が退屈でしたが怪我の心配も無いのでこれはこれでいいかなと。

青葉山

青葉山青葉山
  • 登山経路・・・中山登山口駐車場 → 東峰 → 西峰 → 松尾寺 → 中山登山口駐車場
  • 行動時間・・・3:38
  • 行動距離・・・8.5km
  • 山頂標高・・・693m
  • 獲得標高・・・718m

京都丹後と福井若狭にまたがり、東西峰からなる青葉山。

登山内容

登山口から東峰までの道はよく整備された丸太階段が多く良い登山道だが、東峰~西峰を繋ぐ山道は険しい岩稜地帯が続き鎖場も多くなるので注意が必要。

西峰からは若狭湾国定公園の景色が絶景でリアス式海岸を遮るもの無く見渡せる。

ちなみに西峰から見渡せる一番見どころの湾の景色ですが、西峰にたどり着いた後振り返った岩場の所に登って眺める景色なので通り過ぎないようにしましょう。

西峰から松尾寺までの道は序盤の登山口からの道とは180度様変わりロープ場多数で滑りやすい道が続きました。

千ヶ峰

千ヶ峰千ヶ峰
  • 登山経路・・・三谷登山口 → 千ヶ峰 → 七不思議コース分岐 → 七不思議コース入口 → 三谷登山口
  • 行動時間・・・3:26
  • 行動距離・・・6.11km
  • 山頂標高・・・1,005m
  • 獲得標高・・・772m

北播磨最高峰の山で、山頂は360度展望が開けた台地になっている。

登山内容

登山口から序盤は渓流沿いの山道を緩く登って行く、渓流が途切れるようになると徐々に急坂になりロープ場が多くなる。

ロープ場が多く体全体を使って登って行く道が続くが、別にロープが無くても登れるような斜度で足元も滑りやすい感じも無いので意外と疲れなく楽しかった、頭上が開ける場所まで来るとあと一息で山頂。

山頂は360度展望が開け東西南北全ての景色が楽しめる。

山頂で景色を楽しんだ後は七不思議コース分岐まで緩く下ると、ここからはロープ場多数の急坂が続き、序盤の登り口からの急坂より斜度がきつく下りなことも相まって滑りやすく結構大変だったがロープがしっかりしているので面白くもあった。

ロープ場を多数こなすと、背の高い森林地帯に入り普通の登山道になり、下って行くと途中から渓流沿いの道に変わるのでダムが見えてくると後は舗装路。

最後に

来年の目標としてはもっと山のレベル上げて遠くの山もガンガン登りたいです。

具体的に目標を上げるとすればこんな感じです。

  1. 3,000m級に登りたい
  2. 富士山に登りたい
  3. 東北の山(鳥海山/月山等)に登りたい
  4. 宿泊登山に挑戦したい

今までの人生振り返ると地上2,000mぐらいからの景色を見たことはあっても3,000mを超えた場所からの景色を見たことがありませんので、3,000m級の山を複数制覇したいです。

日本人と言えば富士山ですが人混みで登る気は無かったんのですが、富士宮ルートなら人混みもそれほどで日帰りで行けそうなので挑戦したいと思いました。

東北の山にも遠征したいんですよね、東北は良い道も多くバイクで走っていた時から山頂からの景色を拝んでみたいと思っていました。

私が登山を始める前は登山といえば尾根を伝っていくつもの山々を制覇していくイメージでした、そのためにはテント担いだり山小屋で宿泊が必要になってくるので泊まり考えた登山にも挑戦したいです。