サラリーマン お小遣い稼ぎ実践

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嫁様と浜辺を歩いていたらグラマラスで無抵抗な存在に遭遇し魅入ってしまった話

外出自粛のGW最終日。嫁様と無人の波打ち際を鈴木雅之と牧瀬里穂と観月ありさとチャゲアスを歌いながら歩いていたら

堕天使

新型コロナ禍による外出自粛のGW。

みなさまはいかがお過ごしになられたでしょうか。

この記事は我が家がGW最終日に海辺を散歩していたら神々しいモノと遭遇した体験記です。

お読み進め頂いても得るものは何もないこと、ご承知おき下さい。

全く外出しなかったGWの最終日

こんなに家に引き籠ったGWは初めてだ。

 

新型コロナに伴う外出自粛。感染拡大を防ぐには人と人の接触機会を減らすこと。

このこと自体に全く異論はない。

春休みやGWは毎年私の両親のお墓参り&嫁様の帰省で広島に帰るのだが、当然のように今年はスルー。

 

もともと性格が超適当の私&嫁様。

結婚指輪を手作りで終わらせるレベルの2人。万事ぐだぐだ。

 『性格の適当さ偏差値』なるものがもしあれば、65くらいはたたき出す自信がある。

その2人に育てられた中1、小3の長女、長男もぐ~たらしている。

新型コロナの前から休日はだいたい11:00くらいに起き出すのが通常の我が家において、『外出自粛』はさほど難しいことではない。

 

今年のGWは『外出自粛』と『ぐ~たら』のコラボレーションにより、徹底的に自宅で過ごした。外出はスーパーと子供と庭での縄跳びくらい。5月5日までスーパーの買い出し以外一度も車に乗らなかった。

 

しかし5月6日GW最終日。

『さすがに車で人がほとんどいない場所にマスクして1度くらい行くことは悪いことではないでしょう。それならウォーキングと変わらんし。』という話になり、家族で初めて外出した。

 

岩ゴツゴツのタダの海辺

岩場

「で?どこ行くんやハニー?」

「そうね…。〇〇海水浴場なんていいんじゃない?あそこはひとがほとんどおらんから。」

「OK。行こか」

 

〇〇海水浴場は自宅から10kmほど離れた場所にある萎びた海水浴場だ。海の家とかあるわけでもない、ただの砂浜のある海水浴場。

確かにあそこならひともほとんどいない。

 

しかし車を走らせること30分。到着した海水浴場のオープン駐車場はコーンが置かれ閉鎖されていた。

 

そっか~…。こんな穴場の海水浴場でも閉鎖するんか~。

確かに俺らみたいなやつおるもんな…。

帰るかどうしようか協議の結果、海岸線をあてもなくドライブし、もし浜辺に降りれる場所があったらそこで散歩し、もしなければそのまま自宅に帰ろうということになった。

 

そして20分後。

海岸を囲む堤防の傍らに駐車スペースがあり、堤防の切れ間から浜辺に降りることができる階段を発見。

見るとそこには干潮によりむき出しになった岩がゴツゴツし、ほんのわずかに砂浜がある、全く海水浴場ではない『ただの海辺』が広がっていた。

ひとは全くいない。

私有地、管理地の看板もなく、これ以上あてもなくドライブするのも非効率に思えたので、その海辺に降りることにした。

 

嫁様が『ちがう、そうじゃないよ』と言ったので

アイドル

「ねえ、あの高い岩場を目指そう!」

「うん!ねえちゃん!!」

砂遊びはできなくともゴツゴツした岩場は子供たちにとって逆に新鮮な魅力があったようで、2人は楽しそうに遊び始めた。

 

「うあ~ヒトデや!父さんこれは何?」

「それはイソギンチャクや。ち〇〇に似とるけど明確に別物やぞ。」

 

ヒトデやイソギンチャクを見るのは珍しい2人は楽しそう。もともとさびれた漁村出身の私も幼少期さんざんヒトデ手裏剣で遊んだ記憶がよみがえる。

しかし大のおとながヒトデ手裏剣で遊ぶのもイタイものがあり「ちょっと珍しいレベル」の海の生き物を見るのに飽きた私は、子供たちが目の届く範囲にいることを確認しながら嫁様と岩の合間にわずかにある砂浜に腰掛け、2人でしばし語らうことにした。

 

会話を始めて数分後。

「〇✖△*@だよな~」

「ちがうよ、そうじゃないよ」

 

「えっ」

目を輝かせる私。

「しまった!」

という表情をする嫁様。

 

「あのさあのさ、俺が今何を言いたいかわかる?」

「…。分かる」

 

「今お前、『違うそうじゃない』って言ったよな?お前は鈴木雅之か?」

「絶対言われると思ったんよね…。」

 

「え?何なん?『違うそうじゃない』知っとるん?ちがうちがうちぃがぁぁうぅそおぅじゃんなあいぅぃ~」

「知っとるよ、当然でしょ」

 

「え、じゃあこれは?目と目が合ったらみ~らくぅ~る」

「全然知らん。」

「何でや。牧瀬里穂じゃ。流行ったやろ」

「牧瀬里穂は知っとるけどその歌は知らん。」

 

「え、じゃあこれは?で~んせ~つぅの少女に~」

「全然知らん。」

「観月ありさじゃ。何なん?なんで「違うそうじゃない」は知っといて知らんのん?お前初めて買ったCDは?」

「チャゲアス」

 

「これか。はぁじぃまりんわぁ~いぃつんも~あ~め~」

「似てないモノマネやめて。イライラするわ」

「ギャギャギャハギャギャギャ(爆笑)」

 

こんなくだらない会話をしながら談笑を楽しんだ。

 

飛ぶ思考

立ち上がり、尻についた砂を払い、少し歩くことにした。

歩きながら、思慮に耽る。

 

新型コロナなあ…。スゲーよなぁついこの間までは「何よりも感染拡大防止を!」だったのがここにきて一気に「自粛緩和」への世論の傾きっぷり。何をするにしても批判される政治家&官僚頑張れ。特に官僚は俺らよりもはるかに努力して勉強してその地位におるんやし。青春時代に自分を律して勉強。俺はパチンコ中毒やったぞ。麻雀楽しかったな。

俺らにできることは今自分を律して黙って手洗いとマスク徹底するくらいやね。

新型コロナ感染者の批判って行き過ぎやなあ。しかし自分の身近な大切なひとが危険にさらされたのであれば致し方ないか。でも心の中だけで毒づくのは良いけどなあ。もし過日日本における新型コロナの致死率が季節性インフルエンザより低ければその正義感はどこに持っていくのだろうか?

そもそも無制限の言論の自由とか嫌いなんよなあ。もっと徹底的な管理社会を築けば犯罪減るんじゃなかろうか。全国民は生まれたときにDNA登録すれば良いのでは?いやそれじゃあきっと究極の個人情報が漏れ漏れになるな…。じゃあどうすれば良い?

あ?でも言論の自由が制限されたらこうやって好き勝手にブログ書くのもできんなるな。矛盾しまくりやな。ブログで世の中に対し匿名で批判しよるんは実は俺やな。矛盾しまくりや。人間はみんな矛盾の中生きとるっちゅうことか。

命が大切とかゆーといてみんな自分に蚊が止まれば叩きつぶすもんな。いや潰さん人もおるか。でも実際に会ったことはないな。ドナドナの子牛かわいそうやな。

しかしいつの時代に生まれたら一番良かったんやろか?1900年?いや戦争行くことになる。1950年?バブル弾けるやん。2000年?あれ実は今が一番まともな社会か?わからんなあ・・・。

いやひとのことより自分のことや。今年のビジネスプラン達成できるんか?無理やろな…。いよいよ首カウントダウンか?給料どのくらい減るんやろ?キツイなあ。

GW終わらないで!

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俺はやれる。やれるんだあっ・・・!

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「きゃっ!」

嫁様の声ではっと我に帰る。いかんいかん思考が飛んでいた。

「なにこれ~」

 

遭遇

アメフラシ

「うおっ!」

干潮で波が引いてしまった浜辺にうずくまる黒い物体。

つんつんするとムニュムニュ動く。生まれて初めて遭遇する生き物。

 

貝類?アワビの突然変異?とにかく珍妙。

アワビの化け物?

しかしよく見ると触覚やヒレのようなものもある。

全くの無抵抗。ガンジーか?

つんつんなされるがまま。しかしムニュムニュ動く。

海へ還そう

海に戻した

よくわからない生き物だが、とりあえず浜辺に打ち上げられ太陽光の直射を浴びる現状よりは、水中の方が快適であろうことは想像できる。

コロコロ転がして波に戻してあげた。

しかしコイツから目が離せない…。なんてグラマラス(魅力的)な生き物。

海に帰ったアメフラシ

私、嫁様、長女、長男4人の熱い視線を30分程度一身に浴びながら波に漂い、そのうち見えなくなった。

 

あとでわかったことだが、おそらくあの生き物は『アメフラシ』

引用元:ja.wikipedia.org

アメフラシ雨降らし雨虎雨降)は、腹足綱後鰓類無楯類 (Anapsidea, Aplysiomorpha) に属する軟体動物の総称。狭義には、アメフラシ科に属するアメフラシ(通称 日本種アメフラシ、学名 Aplysia kurodai Baba1937)を指すが、ここでは無楯類について述べる。

無楯類はギリシア語の「盾を持たない」に由来する。伝統分類では、腹足綱後鰓亜綱無楯目とされていた。現在では、腹足綱後鰓目無楯亜目とするか、後鰓類を正式な分類群として認めず、腹足綱無楯目とする。以下では便宜的に、亜目として扱う。

海産の軟体動物で、他の後鰓目と同様に外見上は貝殻は退化しているが、背中の外套膜の内部には変形した板状の殻をもつ。ただし、Bursatella属とStylocheilusは貝殻が完全に消失している。後鰓目(旧分類 後鰓亜綱)の中では、ウミウシを代表する裸鰓亜目(裸鰓目)やクリオネが属する裸殻翼足亜目(裸殻翼足目)が近縁である。

地方によってはアメフラシをウミウシと呼ぶ地域もある。アメフラシの名前の由来は、アメフラシが海水中で紫色の液をだすとそれが雨雲がたちこめたように広がるからと言われる。また、雨の時に岩場に集まるからという説もある。これは、産卵のために磯に現われる時期が梅雨と重なるためではないかと考えられている。アメフラシの英名Sea hareは「海のウサギ」という意味で頭部の二本の突起をウサギの耳に見立てたもので、中国名も海兎という。ただし、腹足綱 前鰓亜綱 盤足目ウミウサギガイ科という科があり、ウミウサギガイという和名を持つ種類が存在するので、混同しないよう注意が必要である。

なるほど。吐き出す紫色の液が雨雲に見えることからアメフラシ。 

別名ウミウシと呼ぶらしい。

食糧難の頃には食用されたが、現在は一部地域を除き一般的には食べるものではない。昭和天皇陛下もお試しで食されたという記載もあった。

 

「どうせなら食べたかったな・・・」

とは誰も言わなかったのは言うまでもない。日本はまだまだ豊かだ。

 

まとめ?

外出自粛のGW最終日。

家族でドライブに出かけた際、生まれて初めて遭遇した奇妙な生物「アメフラシ」。

最初に行った海水浴場が閉鎖されていなければきっと訪れることのなかった出会い。

アメフラシは何を主張することもなく抵抗することもなく、ただそこにたたずみ、そして海に還っていきました。長生きしてくれ。

自分勝手な人間よりもよほど崇高な生き物…。とセンチなことを言うつもりはありません。しかし惹きつけられる魅力がありました。

ちょっと疲れてるのかな?うん。外出自粛も疲れましたね。

来年のGWは『ひとが全くいない岩がゴツゴツした浜辺』ではなく『人気のテーマパーク』にでも行けるよう祈念します。

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