「そんなに言うんなら…」
そんなこじらせ演出を
長年繰り返してきた自分がいます
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私がオンラインで受講したり講座開催したり
その他もろもろ作業するときには
普段
夫が使っている仕事部屋を使わせてもらいます
ところがその日は
夫もその部屋を使おうと思っていたらしく
私も直前で予定を伝えたために
どちらかが譲らなければいけない事態に見舞われました
私「1時間の予定だから終わったらすぐに立ち去るね」
夫「…おぉ」
↑夫のこの返事は機嫌が悪いわけではなく
通常モードです
私「やっぱりリビングででやろうか?できなくはないし」
夫「…うーん…でも雑音が気になるやろ」
私「それはそうだけど、そっちの部屋を継続して使いたいでしょ?」
夫「…まぁそれはそうやけど」
私「…(ほぅ)」
夫「でもいいよ、そっち使ってOKやし」
私「うーん…じゃあそうするけど」
夫「おぉ」
今回の場合に限らず
似たようなシチュエーションのときには
上記と同じようなやり取りが
繰り広げられます
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実はここには
私の面倒くさいこじらせ演出が仕込まれています
それは
「そんなに言うんなら」演出
私は
ほとんどの場合
夫がゴリ押しすることなく
こちらに譲ってくれることを知っています
(よっぽどの場合を除く)
そして
わざと
「いやいや、じゃあ私が譲ろうか?」
一度譲るそぶりを見せておいて
夫が譲ってくれたのを見計らって
「そう?そんなに言うんなら譲ってもらいますけど」
みたいな
ちょっと横柄な態度を取ってしまうのです
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これって
私が小さい頃
身近にいた
ある人の行動パターンにそっくりです
子どもながらに
(この人素直じゃないな)
(素直に受け取ればいいのに)
そんな風に感じたことを
最近になって思い出しました
何がどうして
そうなっていたのかはわかりませんが
今まさに自分が
その時のあの人と
同じような行動を取っていたのだなと気づいて
ガッカリして
こんな自分は好きじゃないなと思いました
(そこに若干のイライラも漂っています)
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ありがたいことに
夫は
私のような妙な演出をする要素を
全く持ち合わせていない人です
それゆえに
こちらの
「汲み取って欲しいあまのじゃく行動」は
全く通じなかったりもするのですが
相手の言葉を「それが答えやね」というスタンスで
額面通り受け取り続けます
(変化球は通じない)
わかって欲しいことは言葉で伝える
素直になった方が得
この辺に
私自身の課題と
そこに真っ向から取り組む意味があるような気がしています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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