【いじめ】学校に行きたくない【不登校】 

2022-09-10

学校に行きたくない

「明日から学校に来たくない」もし僕がそう言ったら、お父さん・お母さんはどうする? 

「理由にもよるけど、いじめられていて行きたくないのであれば行く必要はないよ」 

子供から唐突な質問を受けました。 

こんにちは、凛(りん)です。 

一瞬ドキッとしましたが、幸い「いじめ」とかではなさそうです。 

感受性豊かな年ごろなので、クラスでの会話やテレビからの情報で何か感じたのでしょう。 

楽しく学校生活はおくれているようです。 

子供からの一言にちょっとドキッとしたり、考えさせられることが多くありますよね。 

学校は行かなくても良い? 

我が家は夫婦ともに共通している考えは、学校は行きたくなければ行かなくて良い!という考えです。 

もちろん、学校での学びが不要であるという考えではありません。 

冒頭に記載したように「理由による」と言うのが頭につきますが、どんな状況でも根性出して行ってこい!と言うスタンスではありません。 

次に記載しますが、人生は長いです。 

「いじめ(嫌なことが多い)」が理由で、学校に行きたくなくて親に言い出せず自らの人生に幕を下ろしてしまうのであれば、そんな場所に行く必要はありません! 

もちろん個人差はあると思いますが・・・。 

学校で得られること

さて、子供たちの世界の90%以上を占める「学校」ですが、どんなことが得られるでしょうか。 

学校は、教え育むと書いて「教育」を行う場所です。 

そのため、多くのことを学びます。 

学習、一般常識、道徳、社会性、自分以外との関係、目上の人との関係、教師との関係・・・。 

集団行動・集団生活をする場所を共有するだけでも、とても多くのことを学びます。 

社会に出るための人としての基礎を形成する場所としては、もちろん重要な場所であることは誰しもが共通認識で持っている情報だと思います。 

もちろん考え方に個人差はあると思うので、わたくし個人の考えということにはなりますが。 

カリキュラムはどうするのか

学校に行かない場合、親として気になることは学習能力の遅れではないでしょうか。 

もし学校に行かなかった場合、授業のカリキュラムに沿った学習要項を家庭内で動やったら良いのでしょうか? 

安心してください! 

教科書にもそれぞれ「出版社」があるのですが、この出版社ごとに「ぴったりドリル」といったように、カリキュラムに合わせたドリルが提供されています。 

もちろん、日々の授業復習にも使えますが、しっかりとカリキュラムに合わせた学習要項を網羅したドリルが提供されています。 

内容を見た限り、教科書としっかりとシンクロしているため、授業カリキュラムを網羅できる内容となっています。

挽回可能

さて、小学生時代の貴重な経験をどう挽回するか?考えてみます? 

今、思い返してみて小学校の頃の経験が生活の糧になっている方ってどれくらいいますでしょうか? 

私に限っていうのであれば・・・ですが。 

子供の頃の記憶はとても断片的で、実際のところ今の生活に1ミリも影響を受けていません。 

つまり、挽回可能というよりは挽回不要なのではないかと考えています。 

そうです。学年や年齢によって取り巻く世界は目まぐるしく変わっていき、過去のつながりは希薄になるって行くのが世の常ではないでしょうか。 

もちろん、小学生時代を大切にすることに異論はないですが、そこにしがみつくほど人生に大きな影響を与える時代ではないということです。 

人生の割合

一生を割合で考えてみましょう。 

乳児期・幼児期・小学生・中学生・高校生・大学生・社会人・定年後と個々人を取り巻く世界は移り変わっていきます。 

どの時代も一緒で、小学生であれば小学生である世界がその時はすべてです。 

中学生も高校生もほぼ同じでしょう。 

大学生以降になると、少し過去の世界を引きずりながらも生活するといった世界観が多いのではないでしょうか。 

日本人の平均寿命を見てみると、女性は87.26歳・男性は81.09歳なのでおおよその平均寿命を85歳と仮定して考えてみましょう。 

85歳を100%と考えると、各々の世界の割合は次のとおりです。 

乳児期:1% 
幼児期:6% 
小学生:7% 
中学生:4% 
高校生:4% 
大学生:5% 
社会人:45% 
定年後:29% 

となります。 

小学生・中学生・高校生

小学生・中学生・高校生を合わせると人生全体の割合としては、たかだか15%となります。 

そして、いじめの実に8割がこの3つの世界の小学生の時期に発生しています。 

人生全体で考えるとほんのわずか7%の世界ですが、子供にとってはその7%が全て(全世界)なのです。 

そう考えると、たった7%の世界でいじめが嫌で抜け出せず人生に幕を下ろしてしまうのであれば、とても勿体ないですし悲しいことですよね。 

そういったことを考えると、はじめに書いたように・・・ 

— 

「明日から学校に来たくない」もし僕がそう言ったら、お父さん・お母さんはどうする? 

「理由にもよるけど、いじめられていて行きたくないのであれば行く必要はないよ」 

— 

という答えも親としては持ち合わせておいても良いかなぁって思いました。 

小学生時代を軽んじているわけではありませんが、これからの子供の未来にあるであろう笑顔を考えると小学生という時期は道端の石ころと同じくらいの存在価値と行っても過言ではないのではないでしょうか。 

大学生・社会人・定年後

社会に出てから人生を謳歌し、定年後に第二の人生を歩む。 

人生の75%がここの時期にあたります。 

皆さん思い返してみてください。 

小学生の頃の友人って今身の回りに何人いますか? 

私は、転校等もあったため見渡す限りゼロ人です。 

いる人でも、大半の今いる友だちが小学生の頃の友人である人はとても少ないのではないでしょうか。 

今交流のある人達は、おそらく大学もしくは社会に出てからできた関係性からの人たちではないでしょうか。 

友人関係という観点から考えても大学生の時期を含めるとおよそ人生全体の80%になります。 

つまり、この人生の大半を楽しく幸せに思い通りに過ごせることが重要だと感じます。 

そのための選択肢として、小学校生活を捨てる選択肢もあるでしょうし、中学受験をする選択肢もあると思います。 

選択に正解も間違いもないかもしれません。 

でも、勇気を持って言葉にした子供からのSOSを拾ってあげられるのは親だけです。 

大切にしたい時間

もちろん時間は有限です。 

1時間という時間の流れは、どんな人にも平等です。 

つまり小学生時代の52,560時間は今いる大人たちも等しく過ごしてきた時間です。 

今あなたの子さんは何年生ですか? 

1年生であれば、小学生時代の残り時間は52,560時間です。 
2年生であれば、小学生自体の残り時間は43,800時間です。 
3年生であれば、小学生自体の残り時間は35,040時間です。 
4年生であれば、小学生自体の残り時間は26,280時間です。 
5年生であれば、小学生自体の残り時間は17,520時間です。 
6年生であれば、小学生自体の残り時間は8,760時間です。 

子供にとっては世界のすべてであり、嫌なことがあれば永遠に続くように思える時間ですが終わりはあります。 

大切にしたい時間は、今ですか?未来ですか? 

嫌なことをすべて避けて通るのは難しいでしょう。 

それでも、相対的に幸せである時間を多く過ごしてもらえるように導いていきたいと親として思います。 

皆さんはいかがでしょうか? 

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