2015年の皐月賞、ダービーを制したドゥラメンテが8月31日に急性大腸炎のため9歳でこの世を去りました。
私にとっても本当に思い出深い馬でした。
そこで今回はドゥラメンテがどういう馬だったのか振り返っていきます。
馬名の由来通りの荒々しい馬
私がドゥラメンテの虜になったレースは皐月賞です。レース映像を見てもらえればそのすごさが分かると思います。
上位2頭は後にドバイG1を制するリアルスティールとG1を7勝するキタサンブラック!
このレースはリアルスティールから買っていましたんですが、直線では外から爆伸びしてくるドゥラメンテを二度見しました。
競馬のレースを見て鳥肌がたったのは、この皐月賞とアーモンドアイのシンザン記念だけですから、本当に衝撃でした・・。
ダービー勝利からのまさかの・・・
その後はもちろん日本ダービーに挑戦。単勝1.9倍の断然の支持を受けてのレースでしたが、前走の皐月賞とは違い中団くらいで折り合うと直線ではみるみる加速。
粘るライバルを振り切って完勝しました。
みんなが秋の3冠馬の誕生に胸を躍らせた・・
そんな矢先ドゥラメンテに試練が訪れます。
牧場で調整中にまさかの骨折が判明。
年内の休養を余儀なくされました。
復帰から海外挑戦、そして引退へ
復帰戦となった4歳春の中山記念では+18kでの休み明けもなんのそのしっかり勝ちきり。
勢いそのままドバイに。
このドバイでもパドックで調教師の堀さんの眼鏡を吹き飛ばしたりなど、荒々しさは健在でした。
これ面白いんで是非みてみてください。
結果こそ2着でしたが、秋は凱旋門賞への期待も高まるレースでした。
ようやく勢いに乗ってきたところでしたが、ドゥラメンテの競争馬生活は突然終わりを迎えます。
それが最後のレースになった宝塚記念でのアクシデントでした。
キタサンブラックが前で粘る所にマリアライト、そしてドゥラメンテが迫ってくる見ごたえのあるレースでした。
マリアライトに一歩出られ、2着になってしまったドゥラメンテでしたが。
レース後すぐに鞍上のミルコ騎手が下馬・・・
レース中の故障だと、みんなが悟った瞬間でした。
そのままドゥラメンテは馬運車に運ばれて競馬場をあとにしましたが、後日競争馬としては致命的なケガをしていると判明し、引退を余儀なくされました。
本当にかっこよくて、素晴らしい馬でした。
種牡馬としての活躍も期待される中での、今回の訃報でしたので、正直驚きました。
最後まで走り抜けたドゥラメンテに最大限の敬意を示して、感謝もしたいと思います。
ありがとうございました。
本当に好きな馬でしたので、ひとりでも多くの人にドゥラメンテを知ってほしいと思って今回記事にしました。
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